呼吸で癒そう

ゆっくり呼吸するだけでカラダは安心して落ち着き
内側からゆるんでいきます
ゆるんで笑ってぷくぷく参りましょうぞ

伝える

2009年07月14日 | 呼吸統合セラピー
部屋の整理をしていたら
小学生の頃に自分で作ったアルバムが出てきた。

写真の一枚一枚にコメントが書かれてあり、
その時の楽しい、嬉しい、悲しい気持を
ダイレクトに伝えていて、かなり面白い。

子供による子供の為の感想文大会があり、
私は最高賞の‘悪田川賞’(笑える!)を
もらった。

’心がよく伝わってきます’
というようなお褒めの言葉を
子供審査員にもらったのを覚えている。

そうなんだよな~。
伝えること。

私達は自分を表現する生き物で、
自分を伝えて、伝えられて
愛し、愛されて生きている。

伝えたいのに受け止めてもらえなかったり、
伝えたいことがそのまま伝わらなかったり、
そんなこんながストレスになって、悲しみになって
時に怒りとなって苦しんでしまう。
自分を、人を傷つけてしまう。

そんな時、さんざん苦しんだあとに
笑ってしまうのはどうだろう。
声を高らかにただ笑う。

日本人は非常に生真面目すぎる人種である、と
フィリピン人の友達がよく言っていた。

日本は豊かなのに、笑ってない。
それどころか、自分を殺してしまう。

フィリピンは豊かじゃない。
けど、みんな笑ってるよ、と。

呼吸統合セラピーのステップ2で大笑いするところがある。
どんな自分も、全部自分だって。
あーっはっはっはーって笑う。

まず自分に伝えて、それをありのままを受け止めて。
そんな自分じゃいけない、とかゴチャゴチャ考えずに。
そんな風に自分をだめだ、っていう自分もそのまま受け止める。
そのままの感情を、怒りを、悲しみをただ受け止める。

そして、笑う。
悲しいところ、苦しいところに手を当てて
ゆるやかに、’聞いてるよ~’って息を送る。

まず自分に伝えましょ、ありのままの自分を。
そしてすべてを受け入れて、笑う。

笑う角に福来たる!


PS 本当に苦しい時に笑えないことは私自身体験している。
   無理やり声を出して笑えと言われ、笑いにならず嘘笑いをした。
   嘘でもいいから大きな声で~と言われて、
   そのうちそんなことをしていることが馬鹿馬鹿しくなり、
   無理強いする友達がうっとおしくなり、
   私の気持ちも知らないでと腹立たしくなり、怒りに近い感情が出てきた。
   けど私の罵倒にもめげずに続けている彼女が
   おかしくなり腹から笑っていた。
   その笑顔の先には彼女がシャンペン
   開ける音があった。  

   そこにはありのままを表現し、ありのままを受け止めたあとの
   爽快感があった。
   
   
   笑う角には福来たる~