『どこに落ちているゴミだったら拾えますか？』

今月末、私の憧れの一人の方が、役員に就任されます。

私がその方に憧れを抱いたのは、10年ほど前のとある出来事に遡ります。
仕事の協力依頼をするために、その方の職場を訪問し用件を終え、帰りのエレベータホールまで雑談交じりに見送ってもらう最中、その方は足元に落ちていた小さなゴミを拾い上げ、ご自身のズボンのポケットに入れたのです。

あまりにも自然に行動する、その方の姿を目の当たりにした瞬間、体が痺れるような衝撃を受けたことを、今でも鮮明に思い出します。
当時も今も、私が勤務する会社には、たくさんの清掃員の方がおられ、ゴミを放置したところで数時間後には片づけてくれます。それゆえ、私をはじめ、多くの社員はゴミを拾うという行為ができない人が大半でした。

そんな環境の中、小学校の道徳で教えてもらった
『ゴミが落ちていたら拾いましょう！』
を愚直に実践される姿が、とてもカッコよく憧れを抱くに至ったのです。

この行為を目の当たりにしてから、会社の中に落ちているゴミは極力拾うように心がけています。
が、周囲の目線が気になるのか、大勢の社員の前で堂々と拾うことはできないのも実態です。どうも偽善者と思われたくないという気持ちがあるようです。きっと、その方だったら、周囲の目線を気にすることなく、サッと拾い上げるのでしょうが、、、

今年の役員人事を見て、憧れの人の思考/行動に近づけるよう、一つずつ目の前のゴミを拾うことを思い出したので、投稿させていただきました。


今朝の言葉を読んで、あなたの自宅や職場、歩行時などで、落ちているゴミに気づき、拾うかどうかを考えるきっかけになれば幸いです。一つ拾えば、一つキレイになる！と小さなことを積み上げていきたいですね。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝！】


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