皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
デニムパンツを着用中に何らかの原因で塩素系漂白剤が掛かってしまい
脱色したので、クリーニング店、しみ抜き店に問い合わせをして全て
断られて、ジーンズのリペアと洋服のリフォームのお店アルチズムジャパンで
相談した所、当店なら直せるかもと言われて、来店されました。
デニムパンツ(MASU製)
昨今のファーストファッションは東南アジアの製造ですが、MASAは日本製のメーカーです。
デニムパンツ(MASU製)品質表示
素材 表地・袋布 綿100% パッチ牛革100% となっています。
洗濯表示 液温は40 ℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い処理が出来る、
酸素系漂白剤の使用はできるが塩素系漂白剤は使用禁止、タンブル乾燥禁止、
日陰のつり干しがよい、底面温度150 ℃を限度としてアイロン仕上げができる、
石油系溶剤による弱いドライクリーニングができる、
非常に弱い操作のウエットクリーニングができるとなっています。
デニムバギーパンツ(MASU製)塩素系漂白剤による脱色
後側一面に脱色があります。
塩素系漂白剤か塩素系消毒薬が掛かったと思われます。
まずは薬剤を落とさないと色掛け(色修正・染色補正)を行っても上手く色が
発色してくれないので、ウエットクリーニング(水洗い)をしてからの作業になります。
デニムバギーパンツ(MASU製)ウエットクリーニング(水洗い)・色掛け(色修正・染色補正)後
ネットに入れて弱水量でウエットクリーニング(水洗い)をして見て分かりましたが、
型崩れも無かったですし、原型のままで洗い上がりました。さすがメイドインジャパンです。
綾織りの生地なので斜めの折り目に沿って筆でコツコツと違和感が無いように色掛けを
していきました。
デニムバギーパンツ(MASU製)仕上げ後
違和感無く綺麗に仕上がりました。
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
営業時間 9:00~18:00
休日 日曜・祝日
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
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