きものと洋服でお困りのあなたへ !!

創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

振袖 全体黄変しみ しみ抜き 染色補正

2013年10月31日 | 着物(色掛け・色修正・染色補正・染直し)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

お店のお客様でご自分(お母様)の振袖を成人式の娘さんに着せたいとのご依頼でした。

柄の中が黄変のしみが多数有りました。

 

 振袖 袖 柄の中黄変しみ Before

保管状態が悪く上前の柄の中が黄変多数ありました。

振袖 袖 柄の中黄変しみ しみ抜き後  after

時間は掛かりましたが、黄変をしみ抜きをして補正しました。

振袖 上前黄変しみ Before

振袖 上前黄変しみ しみ抜き後 after

全体的な黄変しみ抜きでしたがきちんと再生して

娘さんの成人式で再び着ていただけました。

時々は着ていただきたいと思います。

振袖の黄変しみ抜きは、

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時

休日 日曜 祝日

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黒留袖 衿袖口ヤケ直し 丸洗い、しみ抜き、ヤケ直し 正絹素材

2013年10月28日 | 着物(丸洗い・しみ抜き)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

このブログを見ていただき、ご連絡をいただき、当店に送っていただいた留袖です。

今回、お子様の結婚式に、30年以上前のは母様が着用した留袖をご自分が着用したいとのご依頼でした。

お客様に寸法の確認をしたところ問題が無かったので掛衿と袖口のヤケがひどく他にもしみとヤケが有りました。

丸洗いとしみ抜きとヤケ直しの作業を行いました。

 

留袖掛け衿のヤケしみ Before

 

掛け衿ヤケ直し色掛け修正後 after

留袖袖口やけ Before

  

留袖袖口のヤケ直し修正後 after

丸洗いした事でバサバサだった生地もふんわりしっとりとしました。

掛衿と袖口のヤケも綺麗に修正出来ました。

(カメラの自動露出の為画像が白っぽく写っていますが、下の画像の様に

 真っ黒の色です。)

  

留袖丸洗い ヤケ直し後 after

プレスをしてたとう紙いれて出来上がりです。 

PS到着後ご連絡いただき綺麗に仕上がったと喜んでいただきました。

着物のしみ抜きは、厚生働大臣認定一級染色補正技能士のいる。

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

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サン京都しみ抜き機購入

2013年10月24日 | 山三 三ツ屋染舗について

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

帰郷してからしみ抜きはスプレーガン2丁とタオルと簡易バキュームモーター機を使用していました。

   

スプレーガン 簡易バキュームしみ抜き機

(これらの機器は現在使用していませんが廃棄せず保管しています。)

しみ抜き作業はタオルの上にしみ抜き汚れやしみの部分を置きスプレーガンを使用して

しみや汚れをタオルに移す作業でした。このバキュームモーターは簡易式なので

汚水用のタンクが無く、主に乾燥用に使用していました。

しみ抜き作業後に汚れたタオルが100枚以上有り、作業後タオルを洗いとタコ足のハンガーに掛けの

作業とタオルをたたむ事が毎日の日課でした。新しく買った洗濯機も大量のタオル洗いに使用する為に

1年で動かなくなった事も有りました。

多賀製のスポッターのしみ抜き機もありましたが、洋服のしみ抜きには良いと思いますが

吸入口が小さい為に、和服にしみ抜きに欠かせない、衿、袖口、裾の部分洗い作業がしづらく、

和服には向かないと判断して導入を見送っていました。

他にも幾つかのメーカーの物も見ましたが、なかなか思った物が有りませんでした。

着物用の機械を探していた所、札幌で行われたクリーニング機械の展示会でサンテック(現サン京都)の

しみ抜き機を見て部分洗いのしやすさやバキュームモーターの強せの良くとても気に入ったんで

平成8年12月に導入しました。

サン京都のしみ抜き機

 

空バキュームモーター

誰かに習ったわけでもない為に初めて使用して中々機械に馴染めず、随分と戸惑いもありましたが、

使用していると段々と機械の良さに気付きとても素晴らしい機械だと改めて思いました。

大阪で自動車免許を取得して、帰郷後に後輪駆動車(FR)を雪道で運転して、尻振りしたり、

わだちから抜け出す為に180度回転した経験を持っている物が四輪駆動車(4WD)を乗り

とても安定していた事と同じ感動を味わいました。

考えてみればスプレーガンで噴射した液をバキュームモーターで吸い取る

まさしく相互作用でしみを抜く、使用した薬品をすすぎ出す事が出来薬品のすすぎ出し不足による

経時変化による黄変化を防ぐ事がより良く出来る様になった事を本当に喜ばしい事です。

しかし機械の性能を過信してゆすぎ不足にならない様に心を引き締めております。

タオル洗いからも解放され、しみ抜きの技術もかなり進歩しました。

この当時師匠の所でもこの機会はまだ導入していませんでした。

師匠とも機械の素晴らしさの話をしましたが、まだ「タオルも良いところがある」と言っていました。

私自身は新しい技術や機械を導入時には今までの技術ややり方を一度分解して新しく組み換えて

行く事にはとても抵抗がありますが、その為の向上心を奮い立たせて前に進みました。

そして今までのしみ抜きはなんだったんだと噛み締めます。

しみ抜き機の代金は私に取っては非常に高額でしたが、その後の職人人生を大きく変革した

機械でした。

 

着物のしみ抜きは、厚生働大臣認定一級染色補正技能士のいる。

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白地小紋 黄変しみ しみ抜き 正絹素材

2013年10月21日 | 着物(しみ抜き)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

きものを着用後に点検してしみがある場合はすぐにしみ抜き等のお手入れをいて頂ければ

良いのですが、そのまま保管され次に着用しようとしたら、しみが

浮きでていたご経験はありませんか?

店のお客様のご依頼の小紋で胸の汗ジミの他に上前にも古い黄変のしみが有りました。

白地小紋胸汗黄変しみ Before

これは胸の汗を、汗抜きをせずそのまま保管した為に黄変しみになった物です。

白地小紋胸汗黄変しみ しみ抜き後 after

しみ抜きして、黄変抜きをしました。 

白地小紋上前黄変しみ  Before

さらに上前衽にも食べこぼしのしみをつけそのまま保管して浮き出た黄変しみもあった為にしみ抜きを行いました。

白地小紋上前黄変しみ  after

きれいにしみが抜けた為にもう一度着用する事が出来ました。

着用後の掛衿の汚れ(ファンデーション、皮脂や特に汗)やとくに胸の汗しみ等は

処理せずそのまましておくとその時はわかりませんが、一ヶ月を過ぎると黄変化しますのでお気を付け下さい。

しみ抜きに費用も数倍になりますので、衿元と汗をかいた時は保管前に一度ご相談いただけると幸いです。

黄変等の古いしみも柄を傷めずにしみ抜き出来ますのでお気軽ご相談下さい。

 

着物の黄変しみは、ご自分で処理せず

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仕立て部門新設

2013年10月17日 | 着物(仕立て)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

しみ抜きの仕事に携わって30年以上経ちますが、時々緊急の仕事が入ります。

仕立て屋さんが納期があるので急いで血液やミシン油のしみ抜きやヘラ跡を消す、

すじ消しや柄の修正や金加工があります。

 

 

オーダースーツ仕立て中のミシン油のしみ抜き 

 

家内との出会いも仕立て屋としみ抜き屋として出会いました。

当時家内は、独立して加工屋を通じて大手チェーンの呉服店の仕立てをしていました。

仕立て中にしみを見つけて、あるしみ抜き店に持ち込みしみ抜きをしてもらいました。

持ち帰りしみの確認するとしみが残っていたそうです、困り果てたタウンページで自宅近くの

当店と取引のあった紋屋に持ち込み、しみ抜きを行ってもらい事無きを得たそうです。

その後引越しをして紋屋よりも自宅に近い当店にやって来ました。

その後何度か仕立て中しみ抜きを行いました。

当時家内は仕立ての仕事の他に病院の皿洗いもしていました。

その後縁あって結婚する事になりました。

結婚後に、仕立て全般を学びとても為になりました。

寸法の取り方や標準寸法について学びました。その後に取引先の紋屋さんからの

寸法の取り方の問い合わせも来るようになりました。

家内は、最初にとても厳しい男の先生に弟子入り後先生の都合で

帰郷した先生に代わり別の男先生に師事してその後独立しました。

資格は二級和裁技能士の資格を有しています。

  

袖幅が多い方なので生地を足しました。

打裂き仕立ての羽織

お客様のご要望で刀を指すとき様の打裂き羽織も仕立てました。

しみ抜きの工程で解いて作業する事は、現在でも数年に一度ありますが、

以前は母親や近所の仕立て屋さんに縫ってもらっていましたが、

現在は家内に縫ってもらえますので一安心です。

まさに鬼に金棒です。

お客様のご要望にお応えすべき仕立て部門を平成7年7月7日に新設致しました。

 

着物のお仕立ては、

厚生働大臣認定一級染色補正技能士と二級和裁技能士のいる

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