きものと洋服でお困りのあなたへ !!

創業106周年きものお手入れと洋服のメンテナンス店一級染色技能士の仕事事例と日常生活

北海道神宮例大祭衣装裃一式 全体雨しみ 丸洗い 正絹・ポリエステル素材

2024年10月10日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

北海道神宮例大祭(札幌まつり)で着用した衣装(裃一式)のクリーニングの依頼です。

男物紋付色無地単衣

塩瀬羽二重の男物五つ紋色無地単衣です。

今年のお祭りは雨天だったので全体的に濡れた為にかなりのしわになっています。

男物紋付色無地単衣胸 汗黄変しみ

両胸が汗で黄変しみが出ています。

紋が付いている為に少し躊躇しましたが、仕立て上がった状態で

水洗いを行い雨しみと汗を落としました。

男物紋付色無地単衣両袖付け解れ

着用時に無理をしたのか両袖付けが解れています。

裃 肩衣

裃の素材はポリエステルの為に移染等もありませんでした。

裃馬乗袴

袴はマチが付いている馬乗袴でした。

裃は丸洗い(ドライクリーニング)で処理しました。

男物紋付色無地単衣両袖付け 補修縫い

家庭で裁縫が出来る方もいなくなったので当店で補修縫いを行いました。

男物紋付色無地単衣 仕上げ後

しわが酷かったですが、水洗いをして糊付けをしたので生地に張りが出て

綺麗に仕上がりました。

裃 仕上げ後

袴もひだが取れていましたが、仕上げ(プレス)で綺麗に仕上がりました。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる 

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

g〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

営業時間 9:00~18:00

休日 日曜・祝日

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

ブログランキングに参加しています!

皆様の応援がとても励みになりますよろしくお願いいたします。

こちらをポチッポチッと押して下さい。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鯉口シャツと股引 移染・機械油 水洗い・全体漂白・しみ抜き 綿素材

2024年07月04日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

今年は北海道神宮例大祭で交通指導員として豊平第八祭典区の山車の警備に参加しましたが

御神輿の後を連合山車として、札幌市内を練り歩きましたが、あいにくの天気の雨模様で

私自身も朝の国営放送の天気予報を確認して、夕方に小雨模様と確認して雨具を持たずに

参加しましたと所、午前中から雨に当たりました。皆さん雨に当たりながらの行進でした。

雨の中鯉口シャツの股引の上にお祭りのハッピを着ていた役員さんがハッピが濡れて

シャツと股引に移染して酷い事になっていました。

鯉口シャツ 移染

股引 移染

ハッピと股引が雨で濡れて色止めが不十分だったので染料が溶け出して鯉口シャツと

股引に移って紫色に染まっています。

鯉口シャツと股引 移染・機械油

股引の膝の部分に機械油が付いて黒ずんでいます。

股引 移染・泥はね

股引の裾には泥はねが付いていました。

まずは泥はねと機械油を油性しみ抜きで落としてから、移染除去剤を使用して

染料を除去後に全体漂白で更に汚れて染料を除去しました。

鯉口シャツ 仕上げ後

股引 仕上げ後

股引膝 仕上げ後

股引裾 仕上げ後

鯉口シャツ 股引 仕上げ後

綺麗に仕上がりました。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる 

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

g〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

営業時間 9:00~18:00

休日 日曜・祝日

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

ブログランキングに参加しています!

皆様の応援がとても励みになりますよろしくお願いいたします。

こちらをポチッポチッと押して下さい。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お祭り半纏一式 色褪せ クリーニング・深色加工 綿素材

2022年07月16日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

7/14午前7時14分からWindowsupdateが始まり終了したのが

7/15午後9時40分に終了後に正常にインストールしたかを確認すると

再度のアップデートの要求だったのでもう一度アップデートを

行ったので昨日の記事を出せませんでした。

7/15は地域の氏神の豊平神社の例大祭で御神輿の練り歩きが3年ぶりに

行われました。お祭り衣装を出して見ると泥はねやしみが付いていたり

半纏はかなり白茶けていたので、洗って欲しいとのご依頼です。

半纏て

家庭洗濯をしていた為に全体的に白茶けていました。

半纏 衿ヤケ

汗で衿もやけて変色しています。

鯉口シャツ

腹掛け

股引

股引 汚れ

股引は膝と裾が汚れています。

なかなか家庭用の洗濯では落ちずらいと思います。


半纏 仕上げ後

水洗いをして糊付けしてから色素復活剤を使用して白茶けた状態を

直しました、衿ヤケも色掛けをして分からないようにしました。

結構収縮していたのでプレスでしっかり伸ばしました。

半纏 仕上がり後

鯉口シャツ 仕上がり

股引 仕上がり

お祭り半纏一式

綺麗に仕上がりました

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる 

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

営業時間 9:00~18:00

休日 日曜・祝日

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

ブログランキングに参加しています!

皆様の応援がとても励みになりますよろしくお願いいたします。

こちらをポチッポチッと押して下さい。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道神宮例大祭衣装(敬神講社旗手・白張) 丸洗い 正絹・綿素材

2017年07月15日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

北海道神宮例大祭(札幌まつり)で着用した衣装(敬神講社旗手・白張)のクリーニングの依頼です。

この衣装(敬神講社旗手・白張)のお手入れする事は初めてです。

敬神講社旗手陣羽織

錦地の表に裏地は赤の別珍生地を使った絢爛豪華な物です。

敬神講社旗手陣羽織

後ろは打裂きになっています。

リボン徽章 

衣装の中にリボン徽章が入っていたために衣装の役名が入っていたので

敬神講社旗手と分かりましたが中々詳しく調べるのは時間が掛かります。

以前お神輿の隊列に加わった時に大きな錦の御旗を持っていた事を

思い出しました。

敬神講社旗手 袴 

長年の風雨にさらされてている為に錦地から出た染料等で移染が起きています。

敬神講社旗手 脚絆

敬神講社旗手 単衣着物 

こちらの着物は袖巾が広くなっています。

敬神講社旗手 手甲

手甲とは汚れ、外傷、寒さ、日射などから肌や体を守るために、

上腕から手首や手の甲までを覆うようにして装着する、革や布で出来た装身具のこと。

時代劇等で旅支度でも付けています。

白張 

 白張(はくちょう)とは、主に平安時代の下級官人によって着用された衣装の1つ。

白丁」とも表記し、「しらはり/しらばり」とも読んだ。

上着は古代日本の衣装である襖(あお)の系統で、盤首・身一幅の単仕立ての狩衣と類似した構造である。

裾をすぼめるために括り袴を併せて着用する。

白麻もしくは白絹に糊を強くつけて張りを持たせた布地を材料とするためにその名の由来とする。

 主に宮中の小舎人、公家や武家の供人、神事の道具を運ぶ仕丁が着用し、

後にこれを着用している人々のことを白張もしくは白丁と呼ぶようになった。

これは官人登用の規定においては、これら下級役人の子弟は一般の良民男子である白丁と

同等の扱いを受けていたことも関係している。

白張袴 

この素材は綿でした。

敬神講社旗手陣羽織 仕上がり 

敬神講社旗手陣羽織 仕上がり  

 敬神講社旗手袴・脚絆 仕上がり 

紐は白の木綿地でしたが移染があちこちに有りました。

 敬神講社旗手 単衣着物 仕上がり 

 敬神講社旗手 単衣着物・手甲 仕上がり

白張(狩衣) 仕上がり 

白張(狩衣) 仕上がり 

白張(袴) 仕上がり 

お祭りの衣装のお手入れ初めての物が多くてとても勉強になりました。

 

着物のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

 札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

 電話011-811-6926 FAX011-811-7126

 メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

 ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキングに参加しています! 

皆様の応援がとても励みになりますよろしくお願いいたします。

 こちらをポチッポチッと押して下さい。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道神宮例大祭衣装(指令・副司令) 丸洗い 正絹素材

2017年07月14日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

北海道神宮例大祭(札幌まつり)で着用した衣装(指令・副司令)のクリーニングの依頼です。

この衣装(指令・副司令)のお手入れする事は初めてです。

指令衣装(打裂き羽織)前

指令衣装(打裂き羽織)後 

腰に刀を差す為に後ろ身頃を割っています。

指令衣装(馬乗り袴)

袴も裾がもたつかない様に紐で絞るようになっています。

指令衣装(脚絆

長距離の行軍の為に脚絆も欠かせません。

 指令衣装(着物

中に着る着物は筒袖になっています。

副指令衣装(打裂き羽織)前 

色違いで副司令の衣装も同じです。

 副指令衣装(打裂き羽織)後

副指令衣装(馬乗り袴

副指令衣装(脚絆)

副指令衣装(着物)

今年のお祭りは暑かったので沢山汗をかいていたので、男性臭ですごかったです。

しっかり洗って男性臭も落としました。風合いも以前に比べるとよくなりました。

指令衣装(打裂き羽織)仕上がり 

指令衣装(馬乗り袴)仕上がり 

指令衣装(脚絆)仕上がり  

副指令衣装(着物)仕上がり  

 

 

副指令衣装(打裂き羽織)仕上がり 

指令衣装(打裂き羽織)仕上がり 

指令衣装(脚絆)仕上がり 

以前のお手入れした業者さん袴のひだも十分に取っていないので

畳むのも大変だったと思います。

指令衣装

副司令衣装

第八祭典区が年番だった平成24年に私も副司令の衣装を着てお神輿の隊列で行進しました。

副司令の衣装を着たのは二度目です。わらじを履きましたが中々大変でした。

 

着物のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

 札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

 電話011-811-6926 FAX011-811-7126

 メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

 ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログランキングに参加しています! 

皆様の応援がとても励みになりますよろしくお願いいたします。

 こちらをポチッポチッと押して下さい。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする