レクイエム・ノート~トラクトゥス 2005-07-24 | music グラドゥアーレ以上にトラクトゥスは独自に作曲されることが少ないものです。私がこれまで聴いた中では、オケゲム(ca.1490年)、ド・ラ・リュー(1507年)、ラッスス(5声部、1578年)、そして先日ご報告したミフナ(1654年)しかありません。 物語に掲げた歌詞では、罪によって死者が拘束されていて(罪の縄“vinculo delictorum”)、そこから神によって解放されることを祈る内 . . . 本文を読む