ねこバカ2012

ねこは1歳くらいでオトナになる。だから、3月生まれのうちのねこも年が明ければかなりオトナっぽくなる。



甘えてくることも少なくなってつまらない。これまた哺乳類共通なんだろう。人間の子どもはいつまでも甘えて、いつまでも子どもだ。ひょっとすると文明の発展や寿命の伸長でよけい幼いまま年を重ねているのかもしれないと思う。少子高齢化社会という言葉も飽きたから、幼化社会という切り口でいずれ書いてみようと思っている。



なんだか獲物を狙っている様子だが、ぼくがねこじゃらしを動かしているのに飛びかかろうとしているところだ。身をかがめて準備しているのが狩りをする動物にふさわしい。聞いたところではねこは待ち伏せして獲物を狩るらしい。それで排泄物を隠し、体をなめてにおいを消すわけで、実際体を洗ったことはほとんどないのににおいはしない。この子は洗おうとするとひどく怖がる。



ボールで遊んでいるところをカメラに撮られて戸惑った様子。この子は掃除機の音が大嫌いで、ぼくが掃除機を持っただけで、大急ぎで浴室や冷蔵庫の裏に逃げ込む。



きりっとした感じが好きで、ベストショットの1枚。犬のように媚びたり、べたべたしたりしないのがいい。



カメラのストラップをくわえて引っ張っている。ひもが目の前にあると噛んだり、前脚でかまったりする。やはり獲物に見立てているのだろうが、よくわからない。



この時は眠かったのかやたらあくびをしていた。ホットカーペットが気に入って、よく寝転んでいたが、おかげで毛だらけになる。翌年からはカバーは掛けないことにした。掃除機の中はいつも毛でいっぱいだ。



暗くてよくわからないかもしれないが、自分が映っているフォトフレームの陰にいるのがおもしろくて撮った。



暖かくなると床にじかに寝る。ねこは本当によく寝る。夜行性だから真夜中はわりとうろうろしてるようだ。



LANケーブルにちょっかいを出しているところ。細いからすぐに噛まれて断線してしまい、太いのに替えた。光ケーブルは高いのに歯触りがいいからか、2回も見事に噛みちぎられて泣けてきた。



前回の冷蔵庫の間に入った写真と比べると成長ぶりがわかるだろう。狭いところが好きなのは変わらない。



段ボール箱を置いておくとこうやってしばらく中に入っている。気まずいような、開き直ったような表情がおかしい。