時差ボケです

ようやく引越しが終わりました。でも、３日も経ったというのにまだ片付けは終わってなくて、段ボール箱があちこちにころがっています。段ボールって精神に悪影響を及ぼす代物だと前から思ってたんですが、手指だけじゃなく心も荒らすところがあります。仕事嫌いの私がオフィスに来るとかえってほっとするんだから困ったものです。

土曜日に一気に荷造りをしようと４時に起きた（でもそうしないと引越業者のトラックに間に合わなかったのも事実です）のがよくなかったのか、その後も朝まだ暗い時間に目が覚めてしまいます。今朝もそうだったので「あ、これって時差ボケと同じだ」と思い当たりました。私は時差ボケがひどくて、１週間の海外出張でも帰国の日まで夜中の２時にガバと目が覚めて、ひたすらスーツケースの整理をしていました。慣れない場所に行って、いろいろ緊張を強いられる状況に遭遇する。時間の差だけじゃなく、そういうのも時差ボケの大きな原因だろうと思います。

比喩的に言えば自分の臭いのついていないベッドだと寝つけないんですね。それって巣が変わると落ち着かない動物と同じで、私にとってはとても自然なんですが、そうでもない人も多いようでうらやましい限りです。新しい住まいにも少しずつ自分の臭いをつけて体と心になじませることが必要なんでしょう。

臭いと言いましたが、「日常」と言った方がわかりやすいかもしれません。旅は非日常の連続ですし、だからこそロード・ムーヴィなんてものがあるんでしょう。引越もまた片道だけの旅のようなものですから、出て行くまでの人との別れがよくドラマや歌になります。長く続けるつもりだった「史織物語」も新居に着いたら終わってしまいました。……そこまで言うと牽強付会ですがｗ。

今回の引越は近距離なんで別れはないようですが、それなりにあります。例えば３年間通ったフィットネス・クラブは新居の駅前に別のクラブがあるので退会します。それまで長年運動もせず、体のことも考えなかった私が誰もが見違えるほどになったのはこのクラブのお蔭です。たぶんスタッフにお礼を言うこともできないのが私の困った性格ですが、商売だからとか、500回ほども通い続けたのは自分だからとか、そんなことを超えて深く感謝しています。

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なんかいろんなものがあるサイトです。

なんかいろいろしゃべります。

結局今まで住んだ。
だろうと
に寝るのがれも新しい環境に触れる。そういうのが