夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

aikoの彼女

2006-08-25 | music
 23日にaikoのニューアルバム「彼女」がリリースされました。いやぁ、待ちました。去年の3月以来ですから。もちろん23日に買って聴いてるんですが、やっぱりいいなって思いました。2回ほどポータブル・プレイヤーで聴いた印象としては、前作の「夢の中のまっすぐな道」以前のaikoのイメージに近いように思いました。

 aikoのファンならわかると思うんですが、って言うかファンでなければどーでもいいような話ですが、彼女の歌のタイトルって歌詞との関係がダイレクトじゃない場合が多いんですね。例えばシングルで出てた「スター」って歌詞カードを見てても、なぜそういうタイトルなのかちょっとわからないです。想像はできますが、こうだって断定はできないです。……そんなの本人に訊けばいいじゃんって思うかもしれませんが、そういう問題じゃありません。別にむずかしいことを言うつもりはありませんけど、本人がホントのことを言う義務はありませんし、言いたくないのかもしれないですから。一般的な話として、歌詞にしても音楽にしても本人のコメントを万能視することはないだろうって思います。

 それはともかく彼女のタイトルのつけ方はかなり凝っています。1例を挙げると名曲「アンドロメダ」なんて冒頭の「何億光年向こうの星も」からだけつけたように見えますが、恋人の心を見失ってしまうという曲全体のテーマと見事にイメージが重なっていて納得させられます。ただそれだけにカラオケであの曲のタイトルなんだっけ?ってことになりやすいんですがw。

 今度のアルバムで言うとさっき挙げた「スター」と「17の月」、「あられ」がわかりにくいですね。さすがにここまで来ると(と言ってもアルバム買ってない人はわかりませんね。……買ってくださいw)歌詞とタイトルとの必然性はないんじゃないかって思います。他方、「深海冷蔵庫」はわりと手がかりが多い(と言っても……以下同じですw)んですが、イメージの豊かさ、かわいらしさでこのアルバム随一の歌詞でしょう。彼女の場合、タイトルも歌詞の一部であり、メッセージとなっていると考えるのがいいように思います。こうしたことは言葉について感覚が繊細なのとも関係しているんでしょう。

 アルバムのタイトルにも同じようなことが言えて、曲のタイトルをアルバムタイトルにそのまま使ったことはありません。3枚目のアルバムの「夏服」は同じタイトルの曲が初回限定版のボーナストラックとして入っていたんでやや微妙ですが、シンプルな曲の作りでアルバムを聴いた人へのアンコール曲のような感じです。今回の「彼女」というタイトルについても短いだけにいろんな想像ができそうです。

 さて、昨日「ツインテール」という詩を書きましたが、あれはaikoのホームページでPVを見て、かわいいなって思ったからだったんですねw。



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5 コメント

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いちごさん、はいw (夢のもつれ)
2006-08-28 23:15:08
テレビにaikoが出るとそわそわしちゃいますね。。かなりあやしいなって自分でも思います。。



ぜひ聞いてみてください
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孤独のコメンテーターさんw (夢のもつれ)
2006-08-28 23:13:09
まあ、不人気&不義理なブログなんでコメが少ないのは仕方ないですね。。



タイトルですが、自分でも上手じゃないなって思います。。これもブログと同じような理由かなと。。

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わあ、いちごさん! (ぽけっと)
2006-08-27 00:25:08
お久しぶりです。

しばらく孤高のコメンテーターをやっていたので、うれしくて夢さんより先に熱烈歓迎してしまいました。
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最近 (いちご)
2006-08-26 19:26:52
aikoをよくテレビで見ますね。嬉しい瞬間なのではないでしょうか。私はあまり女子の歌は聴きませんが、なんだか興味がわきました。今度レンタルしてみようかと思います~。
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タイトルは難しいです (ぽけっと)
2006-08-25 23:43:57
子供の名前をつけるのに凝ったのにするか、シンプルなのにするか、て迷うのに似た感じがありますね。

子供の場合はどんな風な作品になるかまだわからないからもっと難しいかな、でも願いは込めたいし…

曲などのタイトルにしても完成したと思ってもタイトルによってやっぱり中味変えよう、てのもあるし、中味がないのにタイトル負け、ていうのもあるし…

ぶつぶつ…
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