もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

小春日和

2012-11-12 03:30:03 | Weblog

 

気温が0度に下がった朝

窓は蒸気で視線が届かない

内と外の気温の落差に

これから侘しい暮らしが始まると思うと

寒々と致します

゛寒い寒い゛と思いつつ

あの遠くのお店迄の道程に自転車を漕ぐ

 

凍えた雲の中に姿を隠していたも陽炎も

正午には太陽がいっぱい

居間の隅々迄も微笑みを返して来る

これが゛小春日和゛というのでしょう

 

花から花へと潜った沿道の秋桜

晩秋のひと日の呟きが

鄙びたさに変わって行く

 

秋桜は凍えた晩秋の空に

思い出を掻き集めるように花物語を連れて来た

 

 

 

秋桜

薄紅の秋桜が

秋の日を。。。。。

何げない日だまりに揺れている

この頃涙もろくなったわね

庭先で一つ咳をする

縁側でアルバムを開いたら

私の幼い日の思い出を

何ん度も同じ話を繰り返す

独り語とみたいな小さ声で

こんな小春日和の穏やかな日には

貴方のやさしさが滲みるて来る

明日嫁ぐ私に

苦労しても笑い話に

季は返えるよ

心配無いと笑って、、、、、

 

 

 

 秋桜