もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

11月(霜月)

2012-11-17 05:19:47 | Weblog

今朝の自然はザラメ砂糖をふるいに掛けたように凍え立つ

 

鉛色をした寒国の空を仰ぎながら

北国の家々は

寒風に負けじと佇んでいる

 

22世紀に向かって

世の中も。。。。

自然も。。。。。

色々な問題を抱え込んでしまった日本

 

開放されたメデァから

民衆へ向かって聞こえて来る声は

何時も何時もざわめき立てていたが

これからの良い方向付にと

昨日、衆議院が解散した

 

忙しい忙しいと。。。。。。

雪の来る舗装の目の前

風に揉まれ破れながら

群れから離れ

駆け出してきた栬

 

拾って晩秋の陽に翳して見る

゛いろはにほへと゛

ひと夏過ごして来た道程が

葉形に繋がって来る

 

ディーサービスから帰宅して来る病夫を待ちながら

冬の入口は寒く冷たい

朱赤と篝炎をたいている栬に

 お正月用にと窓辺りで

父が羊毛を紡ぎ母が編んでくれた

幼き頃の私のセーターのひと色

繋がって行く

あぁ。。。。。。あの頃は

歳月の流れを意識

確かあの頃の暮らし、、、、、、、

忍耐忍耐

それでも人々のバックには大きな自然が有った

季節を育み乗り越えて

花も実も木の葉も

そして夫も私も元気だった筈

視線は白妙の山々を潜りながら

里の方にと向きを返えてみると

そこはもう冬になっていた