キセキの星に
ともに生きる植物たちを呼ぶとき
どんな情景を思い浮かべるのか
その想像力が試される
似ていれば何でもいいのではない
そう感じたからといって 命名していいのではない
ヒョウジュンとかで決まってるから
仕方ない
そのままでいいだなんて
どこかの独裁者の国のようで
オソロシイ
たかが野の花のなまえという世界観が
多くのヒトが違和感 嫌悪感を持つ ちいさくておおきな問題を
いつまでも放っておく世界観が
とてもオソロシイ
遠い時代だから許容されたのでしょうか
名付けてしまったヒトのことも
ずっと傷つけているのに
うつくしいなまえ
うつくしいにほんご
植物たちへの感謝をことばにする
できるだけうつくしいことばで
群生し咲く様子を
夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)
この美しい花・実にふさわしい
凛として迷わず
ヒトもそうありたい
(星の瞳)
オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化。
花期は、12月~6月(一般に2~4月)。 花径、1cm前後。
草丈、匍匐して25cmくらいに。
古からの別名には、ホシノヒトミ(星の瞳)、
瑠璃唐草(ルリカラクサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)。
宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。
役に立たないことを犬に例えるセンスのなさが、さらに追い打ちをかけている。
犬も花もヒトのともだち。
オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。
ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。
クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、
兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。
アーカイブ
1月中旬。
1月下旬。
2月上旬。
2月中旬。
3月中旬。
3月下旬。
今日のイノチ
すこしもらって、そばにおいて。
4月中旬。
タチホシノヒトミとホシノヒトミ
6月上旬。
6月下旬。
7月下旬。
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間 アーカイブス
ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)
ヨーロッパ原産。
標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。
花径は、5mmくらい。
ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)
ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、
ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。
標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。
犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。
コレハニホンゴデスカ?
難を逃れた、フラサバソウ
ヨーロッパ原産。
名の由来、19世紀のフランスの植物学者
フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。
コゴメホシノヒトミと。ショカ園。
ホシノヒトミと。ショカ園。
ショカ
(初夏)ヒト科ミンハナホシノヒトミ属