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詩の朗読とテルミン
せまーくて、きれいとはお世辞にも言えないJAZZ喫茶に座りきれない人もいっぱい。普段はお店の人しか入らないカウンターの中まで立見客。まさに大盛況であった。
最初、私は詩の意味を聞き取ろう、理解しようとして、ちんぷんかんぷんだったが、途中からテルミン中心の聞き方に変えて、落ち着いてきた。テルミンにからむ朗読の声を心地よく感じる瞬間が何度もあった。
終演直前の紀ノ川さんの解説で、「そんな聞き方でもいいんだ」という事がわかり、安心。
リパッティーさんによるまともなレビュー(慶夢庵)はこちら
ようこさん、本当にお久しぶりでした。イーサウェーブ・プロの音色が心地よかった。
やっぱり、このような場にはプロの後姿は無粋だ。さすがに(期待どおり)飾っておられた。
マトリョミンは姿カタチがミスマッチだったかな?。
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「てるみ、おまえ、今どこにいるんだ。」
「・・・てるみ、俺が悪かった。連絡だけでもくれないか。俺は今でも毎日、お前を探し続けているんだぜ。」
「八方手を尽くして探しちゃみたが、どうしてもお前の行方がわからない。」
「酒も博打もきっぱりやめた。もともと他の女にゃ目もくれていなかったことは、おまえもよーくわかっているはずじゃないか。」
「なあ、てるみ、どうして突然いなくなっちまったんだ。」
「・・・戻ってきてくれ。」
「本当に心の底からお前のことを愛しているんだ。俺にはお前が必要なんだ。お前しかいないんだ。お前なしでは生きて行けない・・・てるみーっ!、、、、、、、、、」
「何?。テルミンか。・・・・・・・・
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こればっかしはやめられねえ。」「(お前が出て行ったのはそのせいなのか。)」
(こちろうは当分一人ぼっちが続くようだ・・・・・「次号へ続かない」)
(検索ワード「てるみ」からこのブログを訪れる方がいらっしゃる。今でもときどきあるので、こんなことを想像してみました。このままやくざなテルミン男と一緒にいては、「かえってあの人がダメになっていまう」と、姿を消したてるみは今どこに。・・・試しにグーグルで「てるみ」を検索しても、このブログはちっとも出てきませんが、ヤフーだとテルミンが出てきます。試してみましょう。そして、俺の「てるみ」を見つけたら教えてください。)
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(2017.10.20更新)
テルミン・マトリョミン演奏家/同演奏法講師
相田康一郎 (AIDA Koichiro) ・・・ハンドルネーム「こちろう」
●テルミン講座「テルミン・マトリョミンを弾こう!」講師
●マトリョミン講座「みんなのマトリョミン・アンサンブルクラス」講師
両講座とも東急セミナーBE自由が丘校
●マトリョミン講座「マミンカ マトリョミン教室(だあしゑんか)」講師
・ 2001年10月より半年間 テルミン奏者「やの雪」氏に師事
・ 2003年7月より テルミン演奏家・同研究家「竹内正実」氏に師事
○演奏動画
Ave Maria(Schubert)
Piano:Mayuu Fudo
Recording,Editing:Masami Takeuchi
2015.4 YOKOHAMA
○テルミン演奏の今後の活動予定はこちら
(当ブログの左メニューバーより「ライブ告知」をご覧ください)
主な演奏歴は「コチラ」をクリック
主な指導歴
上記ライブ演奏時の演奏体験コーナーでの指導(★)のほか
・ 2005年4月9日 渋谷・「東急セミナーBE・渋谷校」
「竹内正実マトリョミンミニコンサート付き一日体験講座」での個別指導・マトリョミン初心者10名に個人指導
・ 2005年4月17日 杉並区高円寺・「ライブハウス円盤」
フレンズオブテルミン東京サロンにおけるマトリョミン初心者体験講座 講師=マトリョミン初心者2名に個人指導
・ 2005年7月より 渋谷・「東急セミナーBE・渋谷校」
「マトリョミンを弾こう!」(本講座・ほぼ隔週3回完結)で講師。
通算14クラス、約80名の方にマトリョミンの演奏法を指導した。現在はエキスパート向けである
マトリョミンアンサンブルクラス(下記)のみ担当。
・ 2006年1月より 渋谷・「東急セミナーBE・渋谷校」
「みんなのマトリョミン」(本講座・3ヶ月全6回、継続受講制度あり)で講師継続中。
マトリョミン演奏経験者向けのアンサンブル演奏クラス。アンサンブルの教室は全国初の試み。
・ 2007年4月より 西麻布・「食とギャラリー・コライユ」
「コライユ・マトリョミン教室」(月1~2回不定期)で講師継続中。
・ 2007年4月より 渋谷・「東急セミナーBE・渋谷校」
「テルミンを弾こう!」(本講座・3ヶ月全6回、継続受講制度あり)で講師継続中。
主なメディア登場歴
・ 2005年1月16日 松戸駅前「プラーレ松戸・6階パティオ」☆★
ソロコンサート(30分2セット・全13曲)・・・地元CATV局(コアラテレビ)のニュース番組でとりあげられた。
・ 2005年6月7日放送 NHKテレビロシア語講座のコーナー
「もっとロシア気分 ~“マトリョミン”を弾こう!~」※
竹内正実氏ほか計4名のマトリョミン・アンサンブル演奏に参加
・ 2006年2月4日放送 TBSラジオ「永六輔の土曜ワイド」
~ラッキィ池田の東京粗雑な疑問~
※自宅のあるマンションから生出演。ラッキィ池田さんにマトリョミン
演奏指導を行い、ニチェボー!メンバー3人で生演奏を行った。
・ 2006年7月4日深夜24:12からの放送 テレビ東京「スカ☆J」
関ジャニの前でマトリョミンを説明して実演した。
・ 2006年9月24日18:00からの放送 フジテレビ「FNNスーパーニュースWEEKEND」
東急セミナーBE渋谷の「みんなのマトリョミン(マトリョミンアンサンブルクラス)」
の練習や演奏風景が放送された他、私が番組に出演して
マトリョミンを生演奏した。
・ 2007年1月24日深夜放送 TBSラジオ「バツラジ」
スタジオでキャスターにマトリョミンを説明して、生演奏。
・ 2007年4月17日18:00からの放送 NHK千葉放送局 --
FMラジオ「まるごと千葉60分」
番組名は「魅惑の電子楽器「テルミン」 ~テルミン奏者相田康一郎さん~」
スタジオでキャスターの多田さんにテルミンを説明しながら、演奏。
詳細はコチラ
・ 2007年10月8日7:40ころから テレビ朝日「やじうまワイド」
キャスターさんにマトリョミン演奏指導しているところや
マトリョミンアンサンブル・ニチェボー!の練習風景が
放送された。
・ 2007年10月17日18:05からの放送 NHK総合テレビ「首都圏ネットワーク」
テルミンと箏との練習の様子や私の職場での様子、
自宅マンションでの練習風景、そして10/15のライブの
光景などがとりあげられた。(関東ローカル)
詳細はコチラやコチラ
・ 2017年10月8日11:00からの放送 TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」
マトリョミンの歴史や検定試験などの紹介、
ウクレレ伴奏によるマトリョミン生演奏2曲
アナウンサーのマトリョミン体験などの番組内容であった
詳細はコチラ

レパートリー(一部)
・ 北の国から、少年時代、いい日旅立ち など
・ 白鳥(サン・サーンス)、夢のあとに(フォーレ)、ラルゴ(=オンブラマイフ・ヘンデル) など
その他プロフィール・連絡先など
・ 東京都中央区月島在住、1961年6月生まれ、佐賀県出身
・ 佐賀県立佐賀西高等学校→横浜国立大学経済学部経済法学科卒業
・ 別のお仕事=ベンチャーキャピタリスト
(生保系VCにて未公開企業への投資業務を行う)
・ E-mail aida at v003.vaio.ne.jp (vの後は数字のゼロ二つ、atは@で前後スペースなし)
・携帯電話 080-6508-5330
以上
(2017.10.20更新)
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PROFILE補足
主な演奏歴
(※印はマトリョミン演奏、☆印はテルミンとマトリョミン演奏、無印はテルミンのみの演奏、★印はテルミンやマトリョミンの演奏体験コーナーも実施)
・ 2004年10月1日 モスクワ・「チャイコフスキー記念モスクワ音楽院ホワイトホール」
竹内正実氏の生徒と現地演奏者との交流コンサート
・ 2004年10月2日 モスクワ・「工業技術博物館大講堂」※
「リディア・カヴィナ、竹内正実、マトリョミンアンサンブルコンサート」で、マトリョミン・アンサンブル「マーブル」の一員として演奏
・ 2004年12月19日 東京丸の内・「倶楽部21」☆★
映画「テルミン」上映会にてデモ演奏(テルミンで2曲、マトリョミンで1曲)
・ 2005年1月16日 松戸駅前「プラーレ松戸・6階パティオ」☆★
ソロコンサート(30分2セット・全13曲)・・・地元CATV局(コアラテレビ)の取材を受ける
・ 2005年2月6日 杉並区高円寺・ライブハウス「円盤」※
マトリョミンのデュエット演奏(フレンズオブテルミンの東京サロン)
・ 2005年3月12日 六本木 「ミンスクの台所」(ベラルーシ家庭料理店)☆★
第106回食を楽しむ会「ベラルーシ料理とテルミン」で演奏
・ 2005年3月27日 そごう柏店1階 「ミレニアムコート」☆
テルミンミニコンサート(テルミンソロ、デュエット、「ニチェボー!」)
・ 2005年7月31日 名古屋 「愛・地球博 ロシア館」※
竹内正実 テルミン・マトリョミンコンサートに「マーブル」の一員として参加。
・ 2005年9月14日 品川区中延のライブスポット 「ボナペティ」☆
第86回チェロリン村コンサート「テルミンとマトリョミンによる映画音楽の夕べ」」
(ピアノ伴奏によるテルミンソロ、マトリョミンアンサンブル「ニチェボー!」など)
・ 2005年10月28日 国立音大 「芸術祭」※
竹内正実氏が”ロシア音楽研究会”のイベントでテルミン・レクチャーコンサートを行った。
その際のマトリョミンアンサンブル「マーブル」のメンバーとして参加。
・ 2005年11月20日 恵比寿ガーデンプレイス 「恵比寿麦酒記念館・銅釜ホール」
「Theremin and Piano at 恵比寿麦酒記念館」
(ピアノソロとピアノ伴奏によるテルミン演奏)
・ 2005年12月24日 西新宿 「TABLE FOR ONE」
レストランのクリスマスディナーでテルミン演奏
・ 2006年1月14日 渋谷 「O-nest」※
3日連続ライブハウス貸しきってののイベント「円盤ジャンボリー」に
マトリョミンアンサンブル・ニチェボー!で参加。
・ 2006年2月12日 西麻布 「食とギャラリー コライユ」☆★
イベント「テルミン・マトリョミンの世界」(手作りケーキセット付SWEET LIVE)
をてるみん村とコライユさんとで共同企画。テルミン、マトリョミン演奏。
マトリョミンアンサンブル・ニチェボー!も参加。
・2006年5月3日から ドイツBielefeldとイギリスLondon
「竹内正実氏のテルミンおよびマトリョミンアンサンブル・マーブルでの欧州ツアー」に参加
・ 2006年5月14日 代官山 「奈良県代官山iスタジオ」☆
イベント「nara cafe」でテルミン、マトリョミン演奏。
・ 2006年7月7日 北海道知内町 「知内町中央公民館講堂」☆★
ミュージアムコンサート「テルミン音楽の夕べ」でテルミン、マトリョミン演奏。
・ 2006年10月29日 新潟県立万代島美術館☆
ロビーコンサート「「ロマノフ王朝と近代日本」展記念ミュージアムコンサート③テルミンとマトリョミン ~ロシアで生まれた世界最古の電子楽器を聴く~
」でテルミン、マトリョミン演奏。。
・ 2006年12月23日 大宮・ゼフィール※
上原光子・金子千枝 二人展 クリスマスライブで、ニチェボー!によるマトリョミンコンサート
・ 2006年12月24日 水天宮・SAN-AI GALLERY ※
マトリョーシカとグリーティングカード展 クリスマス・マトリョミンコンサートで、ニチェボー!によるマトリョミンコンサート
・ 2007年1月20日 東京都・児童会館 ※
不思議な楽器パーティーで、マトリョミンアンサブル・ニチェボー!がライアー、ハンドベルと共演
・ 2007年2月24日 静岡アートギャラリー ☆
「ロマノフ王朝と近代日本展」で、テルミン、マトリョミンを演奏
・ 2007年3月18日 赤坂・カーサクラシカ☆
「♪テルミン・カンタービレ♪~歌うテルミン、マトリョミン~」で、テルミン、マトリョミンを演奏
・ 2007年9月22日 西田美術館(富山県)☆
「ロシアイコンと20世紀の作家たち展」開会式で、テルミン、マトリョミンを演奏
・ 2007年9月30日 東急セミナーBE渋谷☆
「TELL ME テルミン・マトリョミン!レクチャーコンサート」で、テルミン、マトリョミンを演奏し、レクチャーを行う
・ 2007年10月15日 AOYAMA 月見ル君想フ☆
で、テルミン、マトリョミンを演奏(箏と初共演、NHKのカメラ入る)
・ 2007年11月23日 お台場のTOKYO CULTURE CULTURE☆
で、テルミン、マトリョミンを演奏
・ 2008年4月12日 中延のLIVEレストラン「ボナペティ」※
で、春のマトリョミンフェスティバルを開催
・ 2008年3月16日 新宿文化センター※
「ファンタスティックアフタヌーンコンサート」で、ニチェボー!が演奏
このあと演奏活動のページ更新をさぼっていたので3-4年飛ばして、、、
・2012年10月20日 お台場 東京カルチャーカルチャー
(学研)大人の科学マガジン10周年記念感謝祭り でテルミン演奏
・2013年4月21日 小平 ルネ小平
ロビーコンサート マトリョミンアンサンブル・はふだんがくだん
・2013年11月17日 四谷 絵本塾ホール
演奏活動10周年コンサート「哀愁」 テルミン、マトリョミンソロ、マトリョミンアンサンブル・ニチェボー!
・2013年12月21日 水天宮前 サンアイギャラリー マトリョーシカ展
マトリョミンアンサンブル・ニチェボー! クリスマスライブ
・2014年2月15日 幕張新都市 イオンモール
マトリョミンアンサンブル・ニチェボー!(初のロシア民族衣装風コスチュームでの演奏)
・2014年10月13日 自由が丘 フレルウィズ自由が丘 オータムスペシャルライブ
テルミンほかマトリョミンアンサンブル・はふだんがくだん
・2014年12月20日 四谷三丁目 だあしゑんか(チェコ料理店)でクリスマスライブ
マトリョミンアンサンブル・ニチェボー!
・2014年12月23日 茗荷谷 アプリカーサ(パンケーキとワインの店)でクリスマスライブ
マトリョミンアンサンブル・ニチェボー!
・2015年1月18日 吉祥寺 イルカッフェ タケイチユリさんのマトリョーシカ個展
マトリョミンアンサンブル・ニチェボー!
今後の予定
・2015.8.9 小平 ルネ小平 ロビーコンサート (マトリョミンアンサンブル・はふだんがくだん)
・2015.8.22 千葉 青葉の森公園 芸術文化ホール ロビーコンサート
(テルミンとマトリョミンアンサンブル・ニチェボー!)
・2015.9.13 吉祥寺 全日本テルミンフェス でテルミン演奏
(※印はマトリョミン演奏、☆印はテルミンとマトリョミン演奏、無印はテルミンのみの演奏、★印はテルミンやマトリョミンの演奏体験コーナーも実施)
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クララ・ロックモアのビブラートのことを考えながら、CD棚のヴォーカルのところに目をやっていて久しぶりに彼(Jimmy Scott/ジミー・スコット)のことを思い出し、寝ながら聞いたのはひと月ほど前になる。
そして、たまたま、「なぜテルミンを始めたのか」をあらためて考える機会(※)があり、もしかしたら、彼のヴォーカルが大好きになったことは私がその後テルミンのことを好きになる伏線のような効果があったのではないかということに思い至った。(「一絃の琴」についての記事もご参照願いたい)
ジミー・スコットはテルミンを知る少し前から聞いていた。その女性の声に聞こえる声質や、ほとんどのレパートリーがスローバラードであり、ビブラート過多なところがあるところが彼の特徴である。そのビブラートはある種の演奏者によるテルミンのビブラートにも似ているし、素直といってもよい歌声に含まれる哀愁はテルミンに相通ずるものがあると感じている。
「おじいさんであること」とか不遇の時代が長かったことなどはイメージとして、テルミン博士との共通性も思い起こさせる。この数年は日本でのブームなど輝かしい時代を過ごしているので、そこはテルミン博士とはちょっと違うかもしれない。
もしかすると、ジミー・スコット(とその歌)が好きだったことが、私がテルミンと出会ったときに深くのめりこむ伏線となっているかもしれないと考えたのは以上の理由による。
一時期、彼のことが日本でも相当なブームとなり(きっかけはテレビのドキュメンタリー番組か・・・ここにもテルミンとの共通性が。)、旧盤、新盤がどんどん出て、毎年来日してライブを精力的にこなしていた。今数えてみると私のCD棚には彼のCDが15枚ほどあった。幻の名盤もCDで再発となるに至って(上掲のCD)、一時はコンプリートコレクションに挑戦しようかとも考えたほど。ホールコンサート(新宿の厚生年金会館)や都内のJAZZクラブでのライブにも数回出かけた。
ジミー・スコットにしびれたのはその歌そのものに、であるが、長かった不遇時代や高齢であることなど、私が楽器テルミンやテルミン博士に惹かれた感覚と似ているかもしれない。そういう特殊性みたいなところにも魅力がある。
上掲CDはジミー・スコットの信奉者の一人でもあったレイ・チャールズがプロデュースし、一部ピアノ伴奏も手がけているといわれるアルバムで、契約の関係で発売後すぐ回収され、長らく世に出なかった作品である。
どれか1枚ならば、録音のよい近作が良いだろうし、内容的には古い作品にもこれ以外に良いものがたくさんあるが、2枚目、3枚目には是非これを、という私のお勧め盤である。昔のJAZZのバックのストリングスアレンジはどうしようもなく情けないものが多いが、これはマーティーペイチの筆による編曲ほかで、さほど古さを感じさせない。
(今日の記事はまさに「テルミンとJAZZ」であった。タイトルどおりの記事が書けてよかった。)
※・・・竹内テルミン研究院の月刊院報「テルミニク」の前号に私のインタビュー記事が掲載されたが、そこでの質問に「なぜテルミンを始めたか」というものがあった。
1年9ヶ月ぶりの来日!
上でリンクしたサイトにもあったが、4月29日からジミー・スコットが今度はなんと日本最高(チャージが?)のJAZZクラブであるブルーノート(大阪、東京、福岡、名古屋)を行脚するという。
CD聞いて感動した方は是非足を運んでいただきたい。
以前はもっと気軽なクラブへの出演で彼の足元2mくらいの近さで聞けたこともあった。チャージもブルーノートに比べればずーっと気楽だったのに、嬉しいような悲しいような気持ちである。
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テルミン大学のサイト(の一部?)がブログソフトによる更新になっているのにお気づきだろうか。
と思っていたら、なになに、「テルミン1日体験講座」の企画が。こういうのがないと、テルミン人口が増えないので、大変貴重と思う。
「テルミンに興味があるけど、自分にできそうなものなのかどうか、ちょっと試してみたい」という方が対象なのかどうかわからないけど、そういう方も申し込まれてはいかがか。(無責任発言)
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三毛子さんからライブの案内をいただいた。「行こーっと。」
三毛子さんとお知り合いになったのはいつだろう。フレンズオブテルミンの練習会か忘年会かテルミン博士の誕生日の会か。いずれにしても2年近く前になるのかな。その頃から私は徐々に「孤独なテルミン生活」から抜け出て、お仲間が少しづつ増えていくのであった。
三毛子さんは椅子に座って演奏される。それは事情があってのことで、詳しくはご本人のホームページ(三毛子の空中庭園)を是非ご覧いただきたい。
このホームページは私がときわかねなりさんのブログを知った(リンクで)きっかけともなっている。
とても珍しく感じていた椅子に座ってのテルミン演奏は、ロシアのコヴァルスキー派(っていうような名前だったか?)ではあたりまえ。しかもコヴァなんとか派は、テルミンを載せたテーブルにヒジまで置いてひじから先だけ動かして演奏する。それから、この3月初の佐藤絢子さんのお教室の生徒さんにも椅子に座って(というより椅子を安定器のように使って)演奏される方がいらっしゃった。
(以下三毛子さんからの案内を転載)
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「三毛子とテルミンのやさしい時間」
とき:5月22日(日)
開場 PM1:30 開演 PM2:00
ところ:ライブハウス La Rue(ラリュ)
目黒区自由が丘2‐9‐20 河津ビルB1
電話 03‐3717‐8363
(東急東横線または大井町線自由が丘駅正面口より徒歩5分)
出演:三毛子(テルミン)
Jun Yamamoto(ピアノ)
料金:1,500円(1ドリンク付)
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詳しくはご本人のブログ(三毛子の詰め合わせ)をご覧いただきたい。
ときわさんのブログやテルオとマトコさんのブログにも当ライブの案内や情報が掲載されている。
「おっ、Tさんも行くのかー。さてはそのまま大学だな。そうだ、そのままTさんの陰に隠れて大学に潜入してみようかな?。Tさんの陰になら私でも十分に隠れられるはず。」
三毛子さんはご自身のブログでも「正統派ではないから・・・」とか謙遜されているが、いわゆるテルミン式(あるいは竹内メソッドによる)奏法はお体の都合でできないわけで、それではテルミンが弾けないかというと、そんなことはないということが聞いて見てわかる。私にはあの奏法で三毛子さんのような正確なピッチは出せない。ものすごい練習が必要なのだと思う。
また、練習会のときのお遊びなどで三毛子さんが主旋律にその場で合わせて副旋律をすぐにテルミンで弾かれたりすることに驚いている。音楽的才能(および知識・訓練)と耳の良さを物語っている。
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もう申し込んじゃったもんね。
最初、ストリングラフィって何???。だったが、ホームページを見て興味津々。
いったいどんな音がするんだろう。
今回のライブにテルミン演奏で参加される濱田さんのお話によると、ストリングラフィは音階も奏でられるそうで、オリジナルの曲でテルミンと共演されるそうだ。
濱田さんは、前回のソプラノ歌手との合奏やら今回やら、ユニークな企画を練ったり参加されたり。知ったとたんに行きたくなる。
音を早く聞いてみたいし演奏の姿も早く見てみたい。(ココにも濱田さんが。・・・「濱田さんが美しい美しいと聞いてテレビを見ても(3/31のNHK)、どれが濱田さんだかわからなかったあなた、ついに実物に会える日が来ました。」)
以下、竹内正実氏のメールニュース「マンダリン速報」から抜粋。
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☆ストリングラフィとテルミン
オリジナル楽器”ストリングラフィー”のスタジオライブに、濱田佳奈子氏がテルミン演奏でゲスト出演する。テルミンのためのオリジナル曲の発表も予定されている。詳細は以下のとおり。
とき:4/23(土)18:30開場、19:00開演
ところ:スタジオ・イヴ(Studio Eve)
世田谷区松原1-4-13(京王線代田橋駅徒歩5分)
tel,fax:03-5376-3633 Email:midori-y@tka.att.ne.jp
料金:1,500円(ドリンク付)、子供(小・中学生)1000円
お申し込み方法:FaxまたはEmailにて希望日時、人数、お名前、ご住所、電話番号を明記のうえ上記あて先までお送り下さい。担当:八重樫
締め切り:4月20日(水) 定員:各ライブ50名
『ストリングラフィ』とは:
1992年、作曲家の水嶋一江によって考案されたオリジナル楽器とその演奏スタイルの総称です。この楽器は糸電話の原理を応用しており、絹糸の両端に紙コップを取りつけた非常にシンプルなもので、演奏者が手で擦ったり弾いたりして音を出し演奏します。
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昨夜は面白い集まりに参加させていただき、マトリョミン演奏を楽しんできた。
場所は民謡の店「おばこ」。千代田線千駄木駅からほど近いところにある。カウンターと奥にお座敷(定員8~10名くらいか)があり、尺八や三味線を弾くご主人と数々のコンクールで入賞歴のある奥様のお2人で切り盛りしておられるアットホームなお店である。オリジナルのお酒類も面白い(今度また呑みに行かなきゃ)。
お座敷の壁にはいろいろな調子の尺八や三味線などがたてかけられている。なぜかボンゴ(のようなもの?)まで。尺八は水道管製などもあるし、フルートが出てくると思ったら、オカリナも出てくるし、クラリネットもしまってあるそうな。もっともっといろいろあるらしい。楽器玉手箱。
お誘いいただいたのは「食を楽しむ会」会長の秋元佐保さん。
7時からの小宴だったが、私は遅れて8時近くになって到着した。参加された方々は秋元さんご夫妻、田島さんという「食を楽しむ会」関係者の他に、チェロリン村村長の土谷氏はじめ、筝の先生お二方、尺八奏者お一方、さらには途中には芸大出身の尺八奏者である渡辺峨山さんも来られて、談論風発大変賑やかな楽しい時間であった。
しばらく歓談のあと、マトリョミンを取り出し、とりあえず無伴奏で「ともしび」そして「ムーンリバー」でお披露目。ムーンリバーを弾いた直後に土谷さんがフルートでムーンリバーを吹かれ、私もついていって一緒に演奏。そこからは少しお酒も入っていたこともあり、混沌状態であったが、お店のご主人の尺八や田島さんのケーナといっしょに「さくらさくら」、「こきりこ節」、ご主人と2人では「荒城の月」、「五木の子守唄」などを合奏した。
前後してマトリョミン体験コーナー。筝の先生はさすがに耳がよく、音階はすぐに出すことができる。秋元会長にも今回はいままでよりもきちんとチューニングをとってから試してもらえたので、より感覚がわかってこられたのではないだろうか(「いっしょにやれるように、早く注文してください(笑)」)。・・・「会長っ」とか呼ばせていただいていると恰幅のいい年配の紳士とかを思い浮かべてしまうが、やさしくかつ聡明そうなきゃしゃな奥様である。ご主人は尻にしかれているとおどけておられるが、素敵なご夫婦である。
松戸在住の方が多く、いい気分で千代田線に乗って帰宅する。今日は嬉しいリクエストもいただき、また面白いことに発展しそうで楽しみ。
そうそう、田島さんのブログ(tajimak 登場)を読んで、肝心のことを書き忘れていたことに気付いた。なんか物足りないな、と思ってた。(当記事の写真も田島さんからご提供いただいたもの)
初めてナマで間近で聞いた「民謡」である。迫力満点、それでいてどこかなつかしく心落ち着く調べ。ご主人の尺八や太棹に合わせ、ときにはご自身で太鼓をたたきながらの奥様の発声はさすがに素晴らしく、うっとり聞きほれる。また聞きに行きたい。
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