チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

明石焼きの食べ方

2011年08月14日 22時13分17秒 | Weblog
お盆の帰省で、山陽道を東へ。西行きの渋滞車列を右に見ながら約3時間半、多少こちら側も混んではいましたが、渋滞というまでには至らず、なんとか予定通りに走ることができました。

亡母の墓参りを済ませた後向かったのは明石。かつてここで予備校講師として英語を教えた思い出の街、前任校に就職してからも何度となく遊びに来て、魚の棚で新鮮な魚を買ったものです。

明石に来れば決まって行くのが「きむらや」。いわゆる明石焼きですが、明石では玉子焼きと呼びます(広島風お好み焼きを広島では「広島焼き」と言わないのに似ています)。




昔ながらの店構え。お店は港の近くにあります。



お店の前に置かれた待ち行列用の椅子、坐っていた先頭は、玉子焼きよりも熱いカップル。合計10名ほどが行列を作っていましたが、10分ほどで我々の順番が回ってきました。


1人分(1枚)は20個(800円)。注文してからあまり時間がたっていないのに、手際よく我々4人分が出て来ました(すみません、3つ食べてから写真を撮りました)。

明石焼きと言えば、お出汁につけて食べるのがよく知られています。他にソースを軽く塗る食べ方もあります。ソースを塗ってから出汁につけるのが我が妻のお薦めです。しかし、



塩をふって、そのまま食べる方法は初めて知りました。こんな食べ方指南の紙が壁に貼ってあるのも初めて見ました。

指南に従って、テーブルに置かれていた塩をかるく振って食べてみると、これもなかなか美味。あっさりとしていて、生地の味がよくわかります。いくらでも食べられそうな気がする食べ方です。

お店の方もとても親切で愛想良く、気持ちよく満腹になれます。明石に行かれる機会があれば、ぜひどうぞ。