銀河のサンマ

何でもあり

雀始巣

2021-03-22 | 詩っぽい(春)

 

 

 

 

あの子が恋に落ちた。

一張羅の着物に着かえ

美しく映える紅をさし

嫌われてるかもと不安で泣き

会えるかもという期待で火照り

あの子の恋は迸る

淡い柔らかな春というより

真っ赤にのぼる陽の如く

熱情的な恋をする

乙女の恋の話を頷き聞き入り

腫らした赤い目においそれと

すっかり初老は感情移入

12℃の寒さ忘れ初老も時めく雀始巣の午後

 

 

 

 

 

 

 

 


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