銀河のサンマ

何でもあり

噂話

2019-06-24 | わたしごと


人の噂も七十五日と言うが、女の噂は尾鰭はひれ付いて何日よ

くっだらない暇人は 何時まで経っても噂話に花を咲かせる時間を惜しまない
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大海原

2019-06-23 | ものかたり


大海原にもまれのまれそうに生きてきた

痛んだ船体がその証

大時化は活躍せぬも

大量旗あげた事もあったのさ

荒波が静まるのを待つも仕事

吾の主も年季の深皺はいった男だで

錆びた男に錆びた吾

ゆくところまで共に働くさ

大海原にもまれのまれそうに生きてきた

それが主の一生の誇り 

それが吾の一生の役目


※再投稿
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淋雨

2019-06-15 | 詩っぽい(夏)



傘をさし足早に歩く

携帯の着信なし

それでも確認してしまう

何を期待しているのか

何も期待することないくせに

雨音は周りの煩わしさを消すが

夜の暗さは淋しさを生みだす



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瓢箪兎

2019-06-13 | 詩(うた)っぽい


瓢箪兎コーロコロ

瓢箪兎プーカプカ

家族合わせて10羽の瓢箪兎

呑気な瓢箪親は知らん顔

呑気な瓢箪子らは

あっちへコロコロ

こっちへプカプカ

瓢箪兎コーロコロ

瓢箪兎プーカプカ

家族みーんな元気で呑気
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ハミング

2019-06-12 | ハルノモモ

 

遥か遠く果てしなく遠く

何処にあるかは知らずとも辿り着きたい所は決まってる

俯かなくていい手を繋いでいるから

前を向いてて歩幅あわせて進むから

怖くなったら隣でハミングするから

泣きたければギュッするから

意地っ張りなのは重々承知してるつもり


ハル

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