梅雨の晴れ間の暑い暑い日が続くから散歩は夕方にフラっとしてみる。
洞海湾に、あの青鷺が。
釣り人の魚をいただく蒼鷺さん。
スマホを持つ私が近づいても興味を示さず、私の頭をふわりと舞って釣り人が小さめの魚をあげてゴクっとのみこむ。
青鷺の喉を通るくらいの首ら辺、ビチビチ魚が暴れて、青鷺がじっとしてる。
釣れそうな人の隣にそっと佇んでみたり、皆の釣れ具合を少し高い場所から眺めて釣れたらすかさず釣り人の元へ飛んでいく。
ほっこりした関係に、ぼーーーーっと見てたいけど17時はとっくに過ぎてる。
女の子は早めに帰宅しなくては…ねっ。
帰宅後、クリップハンドを3回連続チャレンジ V＾＾V
都島の緑が夏虫色へ変わって灯台の白さが引き立つ。
※6月20日
緊急事態宣言により商店街は早々とシャッターを閉め忽ち人が居なくなる頃、あのクロが商店街を堂々と横ぎろうとするが、燕の親たちが警戒声でビーチクビーチクとクロのうえを旋回しクロは怱怱に走り去っていった
燕の世界の緊急事態宣言をはじめてみて、おぉっと私は小さく声をあげたものの商店街にひとり残る私に燕の緊急事態宣言発令は容赦無くくだり、私の頭のうえは警戒声とともに旋回は始まり、私は慌てて走って逃げた
※第二なぎさ丸の上に烏に皿倉山
ひんやり風が頬にふれる暁暗
ふたりでじっと待ってみる
夜明けはもうすぐとワクワクする
東雲
朱仄
赤珊瑚
朝朗
ふたりの体が太陽に染まってゆく
ふたりは感動に溢れる
東雲
朱仄
赤珊瑚
朝朗
世界もふたりと同じ色に太陽が染めていった
ずっとずっと高い橋のうえ水平線から昇る太陽の最初の最初のおはようを初めてみた
ボワーっと包まれる身、揺さぶられる心、ふたりは手をギュッとにぎりしめた
