銀河のサンマ

何でもあり

衿を繕う

2020-01-30 | 手しごと

 

 

 

 

10数年着用したシャツは色褪せ、衿はとうぜん擦り切れてゆく。

衿の擦り切れは致命的。

鋏で切りっぱなしのスタンドカラーにし家のみの着用となる。

外では着用不可で割と早めに役目を終える。

役目を終えても布が気に入ればボタンと布を分けとって置くのだけれど。

 

 

 

 

 

今回は綿麻の布で被せて絎けてみる。

 

 

 

 

下手な長糸の地味な縫いごと

ね?!と独り言で自分を問う。

 

 

 

 

ほら?!また外で着れるわ!

と喜んでいるのは私だけかもしれない。

 

 

 

 

※下手な長糸の反省は採寸はきちんとして置くこと。

 黄色い端切れ:黄色いワンピースの余り布

 

 

 

 

 

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ベデルギウス

2020-01-30 | わたしごと

 

 

 

 

 

 

ベデルギウスが50年で最も暗くなっているという。

変光星なので可笑しなことでないのだが、超新星爆発が近かったりして。

そのエネルギーとやらどんなものなのか?と考え、久々晴れた朝日を浴びている。

薄墨色の雲が晴れ間をグルリと巻き、今日も雨を降らせるかもよ、と体へ問いかけてくる。

ゲシュカルト崩壊しそうだから少し黙ってて。と薄墨色の雲に背を向ける。

舌足らずな私は「ベデルギウス」が言えず先程から繰り返し練習している。

ベデルギウスの発音はベデルギウスを想像するより遥かに難しかった(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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朝の半野良

2020-01-28 | 吾子のおはなし

 

 

 

おぉ、水がたくさん。

母は苦い顔をしていますが元半野良。

私、雨水大好きですの。

 

 

 

 

ん?呼んだ?

え?嫌です。もう少し先まで入水いたします。

 

 

 

本能には勝てない。

日々の綺麗な水も良いが半野良行為はたまらない。

  

 

 

 

 

母が小さく私に言う。シメジの後ろ姿、ヌートリアみたい。カピパラでもいいや。

誰それ?何それ? 

  

 

 

 

あ?!と左を向くと

鳴いてるの鵯(ひよどり)だよ、と母は言う。

私も存じてはおる。

 

 

 

 

 

早く帰って、寒いよっ!と割烹着にマスク姿の母は泣きそう。

 

 

 

 

最近、南西のベランダの小さなバケツに雨水を溜めなくなった母。

ピコピコ姉さんが亡くなって止めたんだけど私も飲むから入れて置いてと頼んでみた。

「半野良の本能は永遠なのよ」と言うと母はすんなり快諾。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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テキトウや犬

2020-01-25 | イラストかたり

 

 

 

 

 

 

 

え?きつね?

え?いぬ?

え?うさぎ?

さて作者にきいてみよ

そーやねぇ

えー何にしよ

適当に描いたもん

目も覚めるダジャレで「テキトウや犬」・・・。

おっと戦慄はしった冬の夜

 

 

 

 

 

 

 

※万年筆

 

 

 

 

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夕星

2020-01-24 | 詩(うた)っぽい

 

 

 

 

悲しみなのか

苦しみなのか

悶々としたカタチ

ギュっと胸におしこめた

何時かそれを迸る情熱に変えるわと

遠くに見える夕星に誓う

 

 

 

 

 

 

※夕星:一番星

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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