風流れ
風は舞い
風の色香をはこぶ
風の音をきき
風を纏いて
風の花よ、咲き満つれ
※ 依頼命名「風花」
写真関係なし。
不意に記憶を触られる
青空に浮かんだ雲に絆される脳内
思わず吾子の名を叫ぶ
一瞬で青は灰色に包まれ消えた
変動の早い季節
記憶は触れられ蘇ったまま

たっぷり詰まった故郷(ふるさと)の声が来ると信じ電話をつけた
来ないとわかって星をたくさん探すようになった
「もしもし、こんばんは」今夜も星に声をかける
深い夜空の音を聴き星たちと話す
私の受話器は今きらきら光るたくさんの星と繋がっている
※ アイスクリーム屋さんができていた。
caffeの様なつくり。店内はみえない。