月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

微笑洗車

2011年04月04日 19時30分32秒 | 仏々相念(住職日記)

住職、大丈夫?・・・

 

悲しみはすべて、俺に預けて・・・今は預けて・・・

って、矢沢永吉は「MARIA]の中で歌ってくれます。

大好きな曲の一つでライブで聴くと涙が溢れ出てきます。

「ありがとう~永ちゃ~ん」ってな感じで・・・

いい曲です、是非聴いてみてください!

 

今日も快晴の気持ちいい一日でした。

無常の風も吹かず暖かく咲く桜の花を見せていただいたことです。

去年は、強風が吹き直ぐに散ってしまったような・・・

坊守が娘のところから乗って帰った車を洗うことに・・・

この車、「オレが聴いてやるから、安心して泣いていいよ!オレに任せろ・・・」

って、共にあの日、淡路を優しく走ってくれた相棒です。

 

「ありがとう・・・随分楽になったよ・・・」って撫でるように汚れを落としていました。

すると「ピッピッ」って車のホーンが鳴ります。

手を振るアネサンです、行きかけたのですが止まられウインドウが下がります・・・「ヒエ~・・・(って冗談)」

「まだ泣きよるの~、心配しとるんで~・・・」って喝を入れてくれます(冗談)。

その顔の優しい微笑み・・・

住職、よう分かるよ!しんどかったね~って伝わってきます。

アネサンにも2人の立派な子どもさんがおられ一生懸命に育て上げられました。

だからこそ、あの微笑みなのでしょうね・・・

「母も心配しとるよ!」

「ありがとうございま~す。もう大丈夫です!よろしくお伝えくださ~い。」

 

いろんなおはたらきをいただいて歩ませていただいています。

まかせてくれよ!のおはたらき・・・

本当に頭が下がる住職です。