お参りが・・・
滋賀県のご門徒さまからお電話をいただきました。
「お元気でおられましたか~!」
久しぶりのお声を聞きパッと出た言葉でした。
「それがね・・・」
やっても~た~・・・
口の回らん住職の一生懸命の挨拶でしたが、出た言葉は戻りません。
電話って難しいです、私の嫌いなモノの一つ・・・
団参で本山にお参りさせていただくのが14日なのですが、滋賀のご門徒さんもその日にお参りさせていただくことになっていました。
「沢山の人でしょうから多分会えないと思うのですが、せめてご住職さんがお参りされている日に私たちも・・・」
「そうですね、同じ空間でひと時座らせていただくことを喜ばせていただきましょう」
そんな約束をしていました。
奥様からの電話だったのですが、体調が優れないとのこと・・・
「私はお参りできなくなりましたが、主人が一人でお参りさせていただくと言っております」
ご主人様もしんどいお身体なのですが、でも参ってくれるのです。
親鸞聖人をご縁としてお会いさせていただけます。
ひと目でも・・・
お会いできるそのひと時を大切にしたい・・・
例えご本山でお会いできなくとも、私が会いに行けばいい!
そうだ!娘のところに行った時にお参りさせていただこう。