凄いよな~・・・
104歳の人生ってどんななんでしょうか?
キツかったろうな~・・・
しんどかったろうな~・・・
分からんなりにいろいろと思います。
子どもさんといっても御高齢であります。
でも、とても優しい御家族で一生懸命の介護でした。
お婆ちゃんの様子を伺うたびに涙いっぱいに話しておられました。
私のことも忘れてしまいましたが、いてくれるだけでいいんです・・・
何時だったでしょう・・・
念仏を大事にされていたお婆ちゃん、お念仏も忘れてしまいました。
そこで、「お婆ちゃん、一緒にお念仏申させていただきましょう!ナンマンダ~ブ、ナンマンダ~ブ・・・」
するとお婆ちゃんも手を合わせ「ナンマンダ~ブ、ナンマンダ~ブ・・・」
嬉しくてね!って泣きながらおっしゃっていたことを思い出していました。
それから・・・何年、願生られたのでしょう・・・
忘れてくださらん、親心・・・
例えこちらが忘れようとも、生きるがために掴むことに一生懸命になっている時であろうと、
ず~っと一緒なのです。
今日の喪主様の挨拶、よかったな~。流石だと思いました!
「母は、極楽浄土に往生させていただきました・・・」
そうでした、104歳の生涯をかけて息子さんにそこを伝え聞かされたのですね!
御苦労さまでした、これからもこの力のない住職ず~っと支えてくださるのですね!ありがとうございます。