月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

幾度幾度

2013年02月20日 19時28分17秒 | 仏々相念(住職日記)

お前もまた・・・

 

ニコニコでお参りに出掛けるひと時。

最近、ハマっている曲がありず~っとその曲をリピートです。

若かりし頃を思い出させてくれるような切ない泣きのフレーズがたまりません。

曲っていいですよね・・・その時代に帰れます。

 

気持ち良く走る国道56号。

所々で道路工事、配線工事で片側通行になっていました。

ここは、時間も余裕をもって出ているので全然焦ったりしません。

暫し、窓の外に目をやり、下に向けると傷つき汚れたアスファルト。

黄色の車線の上にははみ出し防止の処理がされています。

 

ここに停まらなかったら、この処理を施された車線を見ることもなかったでしょう。

幾度となくここも走り抜けています。

時間に追われて速度違反にならない程度に飛ばしているとき・・・

あ~終わった~って力抜いてマイペースで流すとき・・・

この線も、ポッチも目に入るものの気にも止めることなく過ぎていました。

 

ずっとそこで守ってくれていたのです。

ほんの一瞬のために・・・

 

見れば、

タイヤで踏まれて踏まれて黒くなったもの・・・

外れてなくなっているもの・・・

いろいろです。

 

支えられて支えられて、今日がありましたね。

お陰さまって手を合わせましょう。

 

 

道中には、こんな爽やかな公園もあります。

夏にはキャンプでいっぱいになります。

 

冷たき冬の中に春があります。

苦しき人生の中に御浄土があります。

 

願生りましょう!