今朝は霜が降りるほど冷たい朝でした
「うぅっ、さっむ~」
意を決してウォーキングに出かけます
ゆっくり歩いて坂道のてっぺんから東の空を仰いで深呼吸
すぅ~ はぁ~
白い息をゆっくり吐きます
穏やかに明ける空は春を感じさせてくれます
冬と春の間のひととき
時はとどまらず
いのちはひかりに育つ
今朝は霜が降りるほど冷たい朝でした
「うぅっ、さっむ~」
意を決してウォーキングに出かけます
ゆっくり歩いて坂道のてっぺんから東の空を仰いで深呼吸
すぅ~ はぁ~
白い息をゆっくり吐きます
穏やかに明ける空は春を感じさせてくれます
冬と春の間のひととき
時はとどまらず
いのちはひかりに育つ
こっそり・・・
高年齢化しているご門徒。
聞かせていただく話は切実です。
ご夫妻揃っての一日だとしんどさも違うのでしょうが・・・
独居になりますと身体を用心されます。
これ以上、悪くならないようにって。
「もう、病院に行くのが仕事みたいなものです。」
何件も何件も・・・
足が痛くて整形外科に通っておられます。
「オバちゃん、足痛そうですね。」
「痛いのよ~。病院にも行っているんですけどなかなかよくなりません。
運動したら丸印を書く書面があるのですが、運動してないと怒られるんです。
でもね、こう寒いと出難くてね・・・
散歩に行かなくてもこっそり〇つけるのよ!ははは・・・」
「叱られるのは嫌ですもんね~」
病院の先生でもキツイ先生がおられるようです。
そんな話を聞くたびに、
しんどい身体を引っさげて行っているのに、この上叱られると耐えられないでしょう。
叱咤激励も分かるのですが・・・
お参りさせてただいたご門徒夫婦。
仲のいいご夫婦です。
ご主人も長年守られた仕事を息子さんに任せておられます。
がしかし、2年程前からなのでしょうか身体の具合が芳しくない様子。
よく転んでしまうのだとか・・・
その為に身体のいたるところを擦りむいているとのこと。
「それはいけんですね・・・なんででしょうね・・・」
「ワシは病院が嫌いで行かんから、その原因も分からんのよ。」
「何とかね、行ってくれたらいいんですけどね・・・そしたら治療してもらって良くなるかもしれないのに・・・」
「ま~、ワシの場合、疼かんけんな~・・・痛くないけん行かんのよ。」
心配される奥さんの眼は切実です。
話を聞きながらオジサンの気持ちが分かるような気がするコイツがいます。
自分でもどこかおかしいと思っているのです。
でも、病院に行って医療の眼に大きな病を言い当てられるのが怖いのです。
もしかしたら・・・って・・・
コイツもよく思います。
それよりもここにいてって・・・
どうしよう、どうしよう・・・って何日も考えて過ごすより、
「パッ」っと解決の方向が分かった方がよくない?って坊守に言われます。
その通りとは思うものの・・・
執着するコイツがいます。
きれいに御荘厳された御仏壇の前に座らせていただきます。
どうにもこうにもならないコイツの生き様が見えてきます。
万策尽きたコイツの姿・・・
外面飾って何とか生きる・・・
こっそり〇印を書いて過ごすコイツの人生・・・
でも、コイツのホンマを見抜いて下さる親心は今日も御立ち向かいでありました。
心配で、心配でならんのでしょう・・・
ず~っと支えておって下さいました。
涙を浮かべつつ・・・
切実に寄り添うあなたのように・・・