月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

海岸爆走

2013年07月09日 19時40分07秒 | 仏々相念(住職日記)

今、この時も・・・

 

宇和島も結構広いよな~って思いつつ原チャリを走らせました。

海岸の道を気分は大型のバイクにでも跨っているように・・・

気持ち良く、ミ~ンミ~ンって感じで・・・

 

 

息子の学校のイベントでボートレース大会が行われました。

ご縁があったもんですから間に合ったら行こうって思っていました。

お~、ギリギリ間に合うかな~・・・

そう思い愛車ビーノに跨りミ~ンミ~ンと飛ばして行ってみました。

 

お~よかった、間に合ったって思ったところ、

高校生の方が交通整理をされているのです。

止められて、「すいません、駐車するところがないのです」

車は無理と分かっていたのですが・・・

「原チャリも無理ですか?どこか止められませんか?」

困った様子で後ろで休んでいた他の生徒さんに尋ねてくださる。

 

あ~なんか申し訳なかったな~・・・

 

パワハラじゃないけど、

こんなコイツでも年上だと思われ、そう言われたら「どうしよう・・・」って思われたかもしれません。

瞬時に思うのは息子のことで、

息子が同じような思いをすると切ないよな~って思い・・・

「すいません、もういいです・・・どこかその辺に置いてきます」

 

とは言ったものの・・・

近くに置くところなくて、この辺ならって思う時には会場がはるか遠くになってしまい断念しました。

最後でしたので見たかったのですが・・・

 

キツキ太陽のもと、顔しかめて帰ってきました。

 

こんな狭い町でも行ったことのないところがある。

会ったことのない人が沢山いる。

 

この広き世界にはいろんなところがあるのでしょうね。

そして、それぞれの人生を引っさげて今を生きているのでしょう。

辛く悲しくしんどくて・・・

涙されている人。

嬉しくて楽しくて・・・

笑っている人。

 

今、この時を過ごしている。

同じ時を過ごしている。

 

願生りましょう・・・

一緒に、

阿弥陀ほとけの御手の真っただ中で。

 

瑠璃色に輝く海を見ながら走ったひと時、

それはそれで気分転換になってよかったのです。