痛いのです・・・
痛いところがあるとしんどいですね。
ジッとしとられんし、
かといって、動かすと痛いし、
つらいものです。
コイツの腰を案じてくださる人生の先輩。
大好きなご門徒一人です。
ご自身も病んでおられるのです、
だから、コイツのことも気にして下さるのでしょう。
一緒にご縁に会わせていただいたのですがしんどそう・・・
椅子に座っておられるものの痛さが伝わるようです。
視界に入る姿は・・・
ジ~っとされていたかと思うとゆっくり前方に身体を傾ける。
そしてまたしばらくしてジ~っと背もたれに身体を預ける。
「おじさん、楽にして下さい。横になられても結構ですから・・・」
「大丈夫」爽やかに微笑まれ話の伽をして下さる。
御往生なされた大切な人を思う時、
ず~っと支えてくれたおはたらきと気付く。
崩れるオレのために支え共に歩んでくれたおはたらきを思うと
これぐらいの痛み・・・
せめてご縁が勤まるひと時くらいは・・・
って思われるのでしょうか。
有難い姿です。
今も尚、ず~っと支えてくださるお前・・・
大切に生かさせて頂こう、
そんな思いにして下さる。
阿弥陀さまの優しさを思えば
この身ある限り大切にお聴聞させていただきましょう。