やらなければならないことが目白押しで、泳ぎに行くかどうか迷っていた・・
ギリギリ出なければならない時間が迫る。
あきらめてしまおうか、と何度も思うのだが、きっと後から後悔するだろう、
と言う予感が頭から離れない。
結局車に乗ってジムへと向かった。
それでも、向かいながらも、次の信号で戻ろうか、と考えている・・
思ったよりも道が空いていて、あっさりジムまで着いてしまった。
仕方なく・・・泳いだ。
泳ぎながら、いろんなことが頭をよぎる。
今日、スタジオを片付けていて、偶然、父から教えられたある詩人の詩が掲載された
小誌を見つけたこと。
僕の父は詩人だった、糊口を凌ぐため、いろんなことをやっていた、
ハイヤーの運転手を務めたり、ビジネス出版に勤め、経営の雑誌を作ったりしていた。
そんな父が、小さいながらも自分の出版社を持ち、初めて自分のやりたいこと、
出したい本を出版し始めた頃、ある大手企業のPR誌を作り、そこに糸屋鎌吉という詩人の
詩を一編紹介した。
その詩がまさに「羽衣」だった。
「お前ら
長い生涯のうちに
必ず 羽衣を拾うべし
天女は羽衣を 落としているものだ
さらにだ 」・・・・
父がこの小誌を作ったのは20数年前、
その時には伝わってこなかったものが、今は痛烈に感じることが出来る。
僕は羽衣を拾ったのだろうか・・・
そして、天女に羽衣は返したのだろうか・・・
チェリストのAyakoがブログを始めた。
とっても彼女らしい空間に満ちたブログだ。
是非訪れてみてください。
なぜに「モンローのほくろ」なのか、いずれ彼女の口から語られる・・・かな?