お墓参りに御殿場に行く。
遠いから、なかなか行けないのだが、一年空いてしまった・・
富士霊園は桜が見事で、去年は狙って行ったのだが、4月15日では早すぎて、まだ咲いていなかった。
今年はもう少し遅くに、と思っていたのに過ぎてしまい、今度は遅すぎた。
それでもまだ花を残している木があるのには驚いた。
このところ天候が不順で、午後も遅くなると雷や大雨が降ったりする。
今日は御殿場に向かう時から雨で、先が思いやられたのだが、霊園に着き、お参りをする時には晴れて、
日まで差してくれた。
帰り、思い立ち、御殿場のアウトレットモールに寄って見る。
前から、お墓参りに来る度に、寄ってみたいなと思っていて、一度も実現していなかった。
車を駐車場に入れ、足を踏み入れる。
あまりの広さに呆然・・・
これは一日かかるなあ・・・
見てみたかっただけなので、本当に冷やかし。
スタジオに戻ったのが5時頃。
そこから、new2ndアルバムのTDの続きを始める。
「太古の太陽」が、出来上がったものが気に入らず、再々挑戦をする。
元々の構想に近い、ゴリッとしたエスニカルロックに仕上がった様な気がする。
この曲は細坪さんに歌詞を付けてもらい、さらに歌ってもらい、細坪さんのアルバムに収録してもらっている。
元々のアレンジが、乾いた山岳地帯の太古の風景だとしたら、細坪さんバージョンは、透明な潤いのある、
どこまでも広がる空間かな・・
そのアレンジも好きで、「10人のバイオリニスト」のコンピュアルバムでは、その録音にバイオリンを入れて収録している。
2ndのバージョンでは、世界的なウード、タール奏者の、ハムザ・エルディンさんに、
タールとVoiceを入れてもらっているのだが、これがまた良い・・
ハムザさんは亡くなられてしまったが、こうして僕の音楽の中に、足跡を残して行ってくれた事、
とても嬉しいし、感謝してやまない。