21世紀美術館から戻り、よみ語りの楽器をセッティング、リハーサルをする。
今回の演目は「ヤマタノオロチ」と「はごろも物語」。
両演目とも、最近は僕一人で演奏できるように作り直してしまっているため、
二人用に戻すのに、また作り直さなければならない部分が出て来てしまい大変だった。
大石君も勝手が違うようで、戸惑いを隠せない。
リハーサルは一部分しかやらなかったので、台本を持ってホテルへと行くことにする。
食事はホテルからさほど遠くない「香林坊」へ。
前回永島さんに連れて行ってもらった（永島さんは全国の旨い店を知っている）五郎八へ行く。
照明の三浦さんや音響の高橋君、現地PAも加わり盛り上がる。
久々に飲んだ「手取川」が旨かった。
現代アートを収集、展示する金沢の21世紀美術館には、一度行ってみたいと思っていた。
前回演奏した「しいのき迎賓館」は、美術館の向かいにあったのに、行き損なっていたから、今回こそは、と密かに期待していたのだ。
歌劇座も美術館の並びにある。
PA、照明のセッティングに、2時間はかかる、と言う事だったので、向かう事にした。
料亭を挟み、歩いて3分！
21世紀美術館に到着。
今は「ソンエリュミエール、そして叡智」と題した様々なアーティストの展覧会を来年の3月までやっている。
ゴヤもあれば草間彌生、村上隆も展示されている。
草間彌生の部屋、と言う展示は、部屋中のありとあらゆるものにカラフルな蛍光水玉が貼られ、ブラックライトのもとソファーに座ったりできて楽しい！
有名なプールを観る。
一見普通のプールだが、
中に人が入れる。
下から見るとこんな感じ。
良く出来ているなあ・・
展示室も個性的で、迷路の様な作りは現代アートの美術館に相応しい。
たっぷり歩き回り、堪能する事が出来た。
金沢の歌劇座で、浅野温子のかたり舞台をやるのだが、機材を送るのも大変なので、みんなで車で行く事にした。
朝5時集合・・寝坊をする・・・3時に寝て、4時に一度起きたのだが、ある程度準備ができていたので、後15分寝よう
と思ったのが敗因・・
ともあれ、5時半過ぎには出発する。
こんなに早いのにどうして、と思うぐらい関越道は混んでいる・・
途中のSAにも人が一杯・・ 何故だ？
上越道に入る頃からやっと空きだす。
上越道を通るのは久しぶりだ・・景色が素晴らしい。
最初は雨模様だったが、しだいに晴れて来る。
トンネルもガラガラ
12時頃金沢到着、約6時間の道のり。
一昨年演奏をした、しいのき迎賓館。
樹齢300年のしいのき！
お腹がすいたので、まずは腹ごしらえを、と思ったのだが、迎賓館のレストランはいっぱい。
歩き回り、おにぎり屋を見つける。
中に入ると年代別の梅干しが・・
おばあちゃんが握ってくれるおにぎりは絶品でした。
新バスシステム・・何が新しいのか見入る大石君。
歌劇座は大きなホールだ。
PA、照明がセッティングする間は暇なので、散策に出る事にする。
