マザーグースの音楽録音、そして納品は終わったのだが、チャンツが残っている・・
このチャンツとは、僕も全然分かっていなかったのだが、グレゴリアンチャント、のチャントと一緒なのだった!
チャントとは、正式に調べると、「一定のリズムと節を持った、祈りを捧げる様式」であり日本で言うと詠唱、唱和、ということらしい。
色々調べて行くと、まさに世界各国の読経こそチャンツなのかな、と言う気がして来る。
今回のマザーグースで言えば、
チャンツとは日常的な場面での話し言葉をリズムに乗せて表現したもので、「メロディーのない歌」「言葉あそび」ということらしい。
これが以外と大変だったのです・・・
今回のレコーディングでは、チャンツに使われる言葉遊び、あるいは早口言葉を14録音したのだけれど、
最初にハンナさんやグレッグさんに、どのくらいのテンポで読むものか、実際に読んでもらい、そのテンポをはかり、メトロノームを録音し、
次に、そのメトロノームに合わせて読んでもらい録音する。
最後に・・その読んでもらったチャンツに合わせて、音楽を作って当てはめる・・・・
面白くもあったのだけれど、大変だった・・・・・
結果は!
ただ単に読んでもらっていた時と違った世界感が出て、とても楽しかった。
やっぱりラップ調になるので、とても今風・・
でも、今の子供達は、こういう世界に慣れているし、求めてもいるんじゃないかと・・
まあ、勝手に思って作ってみたのです。
まだクライアントからの返事は無い・・ 気に入ってもらえなかったか・・・・・
というチャンツの録音、TDの合間に、10日に、国立近代美術館内にあるラー・エ・ミクニでのパーティーの、ゲスト演奏のリハをやる。
今回は久しぶりにツルノリヒロトリオ。
最近パーカッションを含めての、ツルノリヒログループでの演奏が多かったから・・新鮮?・・不安?・・・
永島さんが持って来てくれた焼酎・・「百年の孤独」ならぬ「千年の眠り」と、Ayakoがおやつで持って来た裂けるチーズを持って・・
リハじゃなくて宴会じゃないの?
と言う突っ込みが聞こえるような気がします・・・