飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

ふ~ん、放射線量と人工地震は大いに相関関係がある!

2016-04-19 19:03:08 | 人工地震・津波

核爆弾が使用されなくてもそうなるだろう!?
地殻で核融合が生ずれば、
当然のことながら、
トリチウムが増加し、
線量が増加するだろう・・・?!

 

人工地震は、いろいろな方法論がある。

一つは、地下核爆発だ。

言わずと知れた、核実験探査はこの人工地震を探知する・・・。

もう一つは、

HAARP電磁波で直接地下水を高温爆発させる方法・・・?!

いずれも核融合の可能性が否定できない。

 

従って、

放射線量が爆心地(震源地)で高くなる。

この事は、

これまでの情報で十分に推理される。

局地放射線量の増加は何が原因か?

詳細な理由が求められる。

 

 

何が原因か特定できない以上、

断定は出来ないが、

人工地震の観点からは興味が尽きない。

 

あ、それから地震波形であるが、

防災科学研究所のホームページから誰でも入手可能である。

専門家ではないので、

一市民からの見解とご認識頂きたい。

さらに詳しい見解は、下記ホームへ。

参考URL:http://www.kyoshin.bosai.go.jp/kyoshin/

http://www.kyoshin.bosai.go.jp/kyoshin/quake/

 

初期微動P波とS波の相関関係は、

震源地に近いほどその差は縮まる・・・。

当然の事である。

震源が浅ければ尚の事である。

一応、

踏まえてはいるが、説明責任は負わない。

一つの情報である・・・。



<健やかな時の熊本城の勇姿>

 

【転載開始】

やっぱり、震源地で放射線量が10-30倍に増えているようですね。

 

画像



やっぱり、震源地で放射線量が10-30倍に増えているようですね。

核兵器使用をさらに追及すべきです。

M野君、さらなる情報分析を!

有志が計測してくれた熊本の放射線量、
ほとんどの地域では0.05~0.2μSvです。
4月16日の熊本の放射線量データ貼っておきます。
最大でも0.06μSvくらいですので、震源付近はその、
10倍~30倍の値となってます。
発震当時(4月16日)の阿蘇地方の風向は北よりの風でほぼ無風。
その後、低気圧の接近により全方位に風向は変化して、
風速も2m以上となっていましたので、
震源から放射能が拡散したとしたら、九州各地万遍なく、
計測値は上昇しているはずです。
確認は、コメント欄のリンクからどうぞ。

測定してくれた有志に心から感謝します!

(北緯)  (東経)  (放射線量)
32.765803 130.851197 0.60μSv
32.783923 130.831091 1.60μSv
32.772971 130.834445 1.60μSv
32.788196 130.826040 1.00μSv
32.804665 130.853981 1.00μSv
32.786312 130.825558 0.80μSv
32.812827 130.855834 0.62μSv
32.759356 130.811507 2.06μSv
32.832441 130.852856 1.17μSv
32.806186 130.705834 0.86μSv
32.744917 130.861189 0.49μSv

32.779532 130.765334  熊本駐屯地
32.790855 130.762902  健軍駐屯地
32.749223 130.946603  大矢野原演習場
32.865224 130.754393  黒石原演習場

【転載終了】


【転載開始】

証拠1:P波が来てS波が来る自然地震が、P波が来てない
証拠2:不自然な3回の波形 証拠3:福島原発の爆発がなぜ3回!? 
証拠4:海に汚染水を流したのを「米政府の要請で」と発言した政府関係者がいる。次の日撤回。
証拠5:船艦「ロナルド・レーガン」がトモダチ作戦で被爆を訴える不自然さ
証拠6:陸前高田の薪からセシウム検出 証拠7:震災後すぐ、海底から放射線物質が出る
証拠8:津波にが20分置きと規則正しい
証拠9:すべてが46分に行われている
*1.17阪神大震災5時46分、
3.11東日本大震災14時46分、
4.1チリ大地震20時46分、
9.11NY同時多発テロ8時46分
【転載終了】



熊本、阿蘇、大分…3つ別々の地震が同時に発生

2016-04-18 22:11:09 | 人工地震・津波

熊本大地震も3連発か・・・?!
最近、3連発地震が目立つ・・・!
東日本大震災も3連発であった。
そして、連発地震には共通項がある・・・。
いずれもP波のない「爆発型」地震波形である。

 

この事を気象庁は詳しく説明する必要があるだろう・・・。

まさに、

北朝鮮核実験の時、核実験波形と自然地震波形は「このように違う・・・」

と、懇切丁寧に説明された様に・・・。

それを切にお願いしたい。


 

【4月14日震度7を記録した初発地震】


いやはや、

予想通りである。

誘発地震が、悉く、緊急地震速報に捉えられて、

上記地震が速報に記憶がないのが納得した。

これでは、緊急地震速報の発令が仕様がない。

 

いずれにしても、

大分の地震を含めて、3連発地震である可能性がある。

誘発されたか、

「人工地震」とかは話は別にして、

3連発であることは間違いがないだろう。


 

どうしてこのようなことが起こるのか?

それはさすがに知る術がないが、

地震がプレート乃至は活断層のズレから生じることが、

事実であろうとしても、

その端緒が何かと言う事を解明されているとは言えないからだ。

何か爆発的な事象が、

地底で生じていることは明らかで、

その原因が追究されない現状がある。


 

核実験探査ではよく追及されるが、

その逆はない。

追及すると不都合なことでもあるのだろうか?

 

【転載開始】

<熊本地震>熊本、阿蘇、大分…3つ別々の地震が同時に発生

毎日新聞 4月16日(土)11時0分配信

 
倒壊した家屋から救出される女性=熊本県益城町で
2016年4月16日午前8時52分、宮武祐希撮影

 ◇気象庁課長「16日未明の本震が影響」

 熊本県熊本地方、阿蘇地方、大分県で規模の大きな地震が相次いでいることについて、気象庁の青木元・地震津波監視課長は16日午前の記者会見で、三つの 地域で別々の地震が同時多発的に発生しているとの見解を示した。16日午前1時25分に発生したマグニチュード(M)7.3の地震(本震)が影響している と考えられるという。

【写真特集】こんな土砂崩れ見たことがない

  M7.3の本震は、14日発生した熊本地震の原因の「日奈久(ひなぐ)断層帯」とその北側の「布田川(ふたがわ)断層帯」が交わる場所のやや北で発生し た。その後、北東側で地震活動の高まりがみられ、午前3時55分には熊本県阿蘇地方でM5.8(最大震度6強)、午前7時11分には大分県中部で M5.3(最大震度5弱)の地震が相次いで発生した。

 気象庁はこれらの余震域が離れていることから、それぞれ別の地震と判断。青木課長は「広域的に続けて地震が発生したケースは近代観測が始まって以降は思い浮かばない」と話した。【飯田和樹】

【転載終了】

 

おまけ!


【転載開始】

九州が2014年に世界地図から消されていた事実

2016-04-16 13:48:54



皆さんこんにちは。九州では、熊本県益城町で発生した震度7の人工地震から、中央構造線に沿うようにして大分県でも強い地震が発生しています。肥後国一の宮の阿蘇神社の楼門も崩落し、より被害が拡大しています。

そしてなんと車で阿蘇に行く時に必ずといっていいほど通る「阿蘇大橋」(熊本市から行くと右折側)まで崩落してしまっています。

中央構造線の断層帯の深さは約20kmですので、大分での地震の震源の深さと一致しています。ぶら松は原発破壊戦略から、この大断層帯を利用して日本を分断する攻撃に切り替えたようです。

そこで思い出したのは、2014年の7月にウィスコンシン州立大学のCIMSS(Cooperative Institute for Meteorological Satellite Studies)の衛星画像の下に描かれている日本地図から、九州が全部消されていた事実です。
https://plus.google.com/110783017519913600743/posts/MNQNSbFJbSK

私は頭に来てすぐにCIMSSに猛抗議のメールを送り、担当のアンディ・ハイディンガー博士から、下記のように修正しましたとの丁寧な返答をいただきました。

Mr Yokoishi,

I believe the problem is now resolved as of yesterday. We have switched to a higher resolution data-base. Thank you for your viewing of our products.

Andy Heidinger, Phd
NOAA/NESDIS

↓現在は修正されている
http://cimss.ssec.wisc.edu/clavrx/google_earth/coms_kml/coms.html

東日本大震災の時は、米国・イーライリリー社の世界地図から本州が消されていました。これは同大震災の暗示だったわけです。

ウィスコンシン州立大学としては、いわば学術的に九州地図を復活させてくれた。しかし、ぶら松はこの「九州を津波または人工地震で破壊する」という戦略を諦めてはいなかったということです。

【転載終了】


熊本大地震は人工地震か? 北緯32.7度、東経130.8度

2016-04-16 14:04:57 | 人工地震・津波

平成28年熊本大地震は流動的だ・・・!
未明、本震が襲った。
別の新たな地震(湯布院)が誘発された・・・。
余震も引きも切らない。

 

人工地震であるか否かは、

真偽を計り切ることは出来ないが、

ケムトレイルの激散布と、

HAARP激照射があったことは事実である。


 

そして、

言うまでもなく初発の地震波形である。

P波(初期微動)の存在しない典型的な突発地震である。

これは言うまでもなく、

核実験に見られる地震波形であって、

気象庁も先般(北朝鮮核実験)認めたところである。

今回は、説明がない。


また可笑しなことに、

余震以降、度重なる緊急地震警報は発令されるが、

肝腎の初発にはなかったことである。

スイッチの切り忘れか、

意図的かは知らないが不自然である。

まあ、P波がなければ余地も何もあったものではない。

 

初発は、なかった。

本震とされた4月16日1:25未明の地震も、

緊急地震警報はなかったと記憶している。

又、余震については、

うるさいほどの緊急地震警報である。

これはどういう事か?

 

初発と本震は、人工地震の疑いが濃い。


 

人工地震は、

何も爆薬(核)だけではないのであって、

HAARP仕込みで可能である。

この事について詳細は割愛するが、

元から、テスラの電磁波はそれが可能であった。

それは単なる電磁波と考えているが、

磁気波も含まれているからである。

 

電磁波と磁気波の複合で重力波が形成される可能性があるし、

電磁波の過熱効果も実証済みである。

つまり、

常に10キロメートル地震ということは、

そこに照準があると考えれば、

符合する訳である。



<ケムトレイル:阿蘇を望む・・・?!>

 

断層帯のある局所を定めて、

過熱を試みれば、

地下水脈の局所を加熱できる。

地下水は、加熱され水蒸気分解をし、

ひいては再結合で素蒸気爆発に至る可能性がある。

その次は、

分離した水素の核融合も誘発されるかもしれない。

そうすれば、

十二分の地下核実験と同じ構造だ・・・。


 

そういう事は、既に実証されていることだと踏んで間違いない。

結論付ければ、

初発の地震、そして、本震となった、

4月16日1:25未明の地震も人工地震の疑いが拭えない。

HAARPの激照射も観測されている。

ケムトレイルもこの数日間激散布である。

多分、現地でもそうなのかなと勘繰って居る。

 



 いずれにしても、

この様な人工地震は現代では容易であって、

自由自在にコントロール出来る者であるとの認識が必要だ。

只それに因る、

地震規模のコントロールは、

諸条件の適合があって、

期待以下や期待以上の可能性は否定できない。

 

大分県の地震は誘発地震か、

人工地震か、

緊急地震警報の有無で、

参考判断することが可能であろうと思うのだが、

さらに未明であったことから、

確認出来ていない。


注意せよ!

今南海トラフに「ちきゅう」が遊弋中!


 

【転載開始】

NEW!2016-04-15 14:28:54
テーマ:




熊本地震が起きる前日の夕方、日本列島全体を襲う巨大電磁波がMIMICSのマイクロ波衛星画像に捉えられています。明らかに日本をターゲットにしたもので、14日の地震の事前準備ですね。

いわゆるHAARP方式により地層を「柔らかく」する目的での照射であって、その後、地下核爆発により起爆して断層がズレるようにすれば、容易に人工地震を起こせるわけです。

東日本大震災以来、5年間にわたってこのレベルの大地震は起きていませんでしたから、日本が人工地震によって攻撃されている事実と、その裏側にある黒い意図に、眠れる日本国民が気付く良い機会になって欲しいと思います。【転載終了】

平成28年熊本大地震 一夜明けた益城町、熊本市内など

2016-04-15 15:03:28 | 人工地震・津波

熊本大地震は、
危惧された大災害になった・・・。
9人の死亡、
重軽傷者は886人、
約4万4千人が避難の惨状だ!
名城熊本城も哀れな姿になった・・・!

 

まだ増えるかもしれないが、

地震の激烈さに対して、死者数が少なかったのは、

対応が迅速であったからであろう・・・。

 

 

 

何処での地震計かは分からないので、

何とも言えないが、初期微動のない地震グラフが目立つ・・・。

早期復興を願って、

先ずは被害状況を探ってみた・・・。

 

空撮 熊本地震 一夜明けた益城町、熊本市内など

 

 


人工津波爆弾計画・・・プロジェクト”SEAL”

2015-07-09 10:57:19 | 人工地震・津波

古い話であるが、
今に新しい・・・!
3.11にはその成果が遺憾なく発揮された・・・?!
人工地震に人口津波・・・
米公文書には現存するのである!

 

これがその名前ある。

ネイビーシールズというのは、米海軍特殊部隊ということであるから、

その部署の実験プロジェクトであろう。

 

そのことについては、

転載記事に詳しいから、詳細は割愛することとして、

人工地震にしろ、人工津波にしろ兵器として研究され、

且つ、

実験されていたことは紛れもない事実である。

 

その成果は、一定以上のものがあるから、

莫大な費用が投ぜられたのだ。

それが試みられなかったことはほとんどない。

原爆にしてもそうだ。

どうして、人工地震が、人口津波が試みられなかったと言えるだろうか?

 

GEOINGEGNERIA - BOMBA TSUNAMI - PROJECT SEAL (1944)

 

 


<ハーセイ中将?>

 

果たして成功したのか、否かは関係ないだろう。

軍事機密に属するからだ。

使ったことは、間違いない。

使うとすれば、

人工津波は、人工地震とセットである。

 

内陸部では、人工地震しか考えられないが、

海洋地震にはセットが標準仕様だろう。

それは大東亜戦争(太平洋戦争)末期に、早速、実用化されていた?!

”アリエール”だろう・・・。

 

実際に、本土爆撃に地震をお見舞いするとの広告ビラが、

広く撒かれている。

そして、実際、

1944/12/07,昭和19/12/07
南東海地方が大地震・津波に襲われる。マグニチュード7.9、死者998人、行方不明者225人、住家全半壊5万4119、流失3129。(東海大地震)。

1945/01/13,昭和20/01/13
三河地震。東海地方にマグニチュード6.8の地震。死者行方不明者2306、住家全半壊2万3776、非住家全壊9187。

発生しているのである。

 

【転載開始】

「秘密の宝庫:国立文書館に眠る資料が語るニュージーランドの知られざる歴史」レイ・ワル (ランダムハウス)からの抜粋

--------------- 以下、本文  ---------------

2003年のインド洋における壊滅的な津波、そしてまた2011年の日本の沿岸で数千の命を奪った殺人津波の発生以来、津波の破壊的な威力を兵器として利用するという発想は誇大妄想もしくは馬鹿げた科学ファンタジーとして片づけられていたかもしれない。

しかし1944年のニュージーランドにおいて科学者たちが実現しようとしていたのはまさにそうした津波兵器であった。場所は、オークランドはハウラキ湾のワンガパラオア岬の沖であった。

これはニュージーランドで最もよく隠蔽されてきた軍事機密で、その内容は原爆に匹敵する大量破壊兵器であった。その名は「プロジェクト・シール」で、津波爆弾を作る最高機密計画であった。

今日、オークランドの北のシェークスピア湾はウィンドサーファーやパドルボーダーで週末はにぎわって、名物の孔雀を見にくる人々もそれに加わる。しかし、去る第二次世界大戦中、ここの静かな海は4,000回の爆破実験でかき乱されていたのである。




「プロジェクト・シール」は、巨大な津波を人工的に起こして沿岸の防御や都市を破壊することができるかどうかを試験する最高機密に属するプロジェクトであった。

その構想自体はアメリカ海軍中佐、E.A.ギブソンによるものである。彼は太平洋の島々の周囲の水没したサンゴ礁を撤去するための爆破作業によって時々思いがけないほどの大きな波が生じることを観察していた。

ギブソン中佐は、ニュージーランド軍のエドワード・パティック参謀総長と連絡を取り、自らの構想を述べた。エドワード・パティック参謀総長はそれを当時のニュージーランド戦時内閣で提案した。



ノウメア沖実験

同戦時内閣において、アメリカとニュージーランド双方からなる合同チームがニューカレドニアにおいて予備実験を実施することで同意が得られた。

その合同チームの一人にオークランド大学の科学開発部長のT.D.リーチ教授がいた。同教授は、のちにこの研究を仕切ることになるニュージーランドでは高名な科学者であった。

この最初の予備実験の報告書は非常に前途有望な内容であったため、アメリカ海軍太平洋艦隊ハーセイ中将はニュージーランド政府にニュージーランド海域におけるさらなる調査の遂行を求めた。

軍事用語で表現されてはいるが、ハーセイ中将がニュージーランド軍の参謀長に送った、敵の居住施設を巨大な人口津波によって水浸しにできる可能性についての電信中の言及は弾んでいる。

「わたしの意見として、今回の実験結果は、陸海戦における洪水攻撃は攻撃兵器として確実に長期的展望を持つものと思われます。

攻撃的戦争における実用的方法及び手順として確立するためにさらなる開発がなされることが望ましいと考えます。

この開発がニュージーランド側によって完成の域にまで継続されるならば、この上なくありがたく存じます。今回のこのプロジェクトに必要となる物的及び人的なあらゆる実際上の援助はすべて米国側で提供いたします。」

1944年5月5日にニュージーランド戦時内閣は、米軍のハーセイ中将の要請を受けて、リーチ教授率いる研究チームを編成し、この有望な新型爆弾の最高機密レベルの試験を実施することにした。

同チームには150名ほどが割り当てられ、彼らはオークランドから車ですぐのワンガパラオア岬の要塞に詰めることとなった。

このプロジェクトの大半はニュージーランドの技術者によってなされたが、爆薬、爆発物に関しては米国海軍が提供した。



特殊な装置

このプロジェクト・シールには大量の特殊な装置が開発される必要があった。波の状態を記録する遠隔的な装置や電波による起爆装置や海中に使用する特殊な爆薬などである。

「プロジェクト・シール」は1944年6月6日に始まり、翌1945年1月8日に終了するまで継続された。その間、3,700回の実験的爆破が実施された が、その規模は数グラムから300kgの爆薬にわたった。TNT火薬が標準的に用いられたが、ニトロ化澱粉、旧式のゼリグナイトも時折使用された。

当初、研究チームは誤った前提で実験を重ねていた。イギリスの研究によれば、爆薬は非常に深海であるほうが、海中爆発によるガス気泡が攻撃的な洪水をひき起こす上においていちばん効果があるということであった。

しかし、この前提は誤っていることが証明された。それは、「プロジェクト・シール」の試験によって水面下の水面に近いところで起爆したときが最も効果的な波が発生することが明らかになったからである。

「プロジェクト・シール」の実験によって、単一の爆破によっては十分に大きな波を生じず、いわんや敵国の沿岸守備を水攻めにして破壊することはできないということを証明した。



一斉爆破

十分に破壊的な威力を伴った効果的な波の発生には、かなりの数の爆薬が一斉に起爆されなければならなかった。

ハウラキ湾にいた科学者連中の結論としては、総量200万kgにおよぶ膨大な爆薬を10等分くらいにして海岸から8km沖合に一列に設置して爆破すると、高さ10~12mの波が生じるということであった。

この実験プログラムによって明らかになった一つの問題は、爆薬の設置の水面からの深さが決定的であるという点であった。最適な水深からわずかなズレによって波のエネルギーは奪われてしまい、怒涛の津波になるはずのものがさざ波に終わってしまうのであった。

当初、津波爆弾は原爆に匹敵する兵器としての能力を秘めていると見られていた。当時、原爆はアメリカにおいてまだ秘密裏に開発中であった。

しかしながら、1945年初頭に連合軍が太平洋戦争において勝利を収める兆しが出てきて、「プロジェクト・シール」の実戦的な優先順位は低下した。

1945年初頭に「プロジェクト・シール」が廃止されたとき、実験プログラムは未完成の状態で、兵器としての軍事的能力の全貌もまだつかめていなかった。

しかし、実験は大きな成功とみなされて、1947年にリーチ教授は米海軍次官補によって招聘され、ビキニ環礁でのアメリカによる核実験のデータ解析に協力した。

1950年代になってもまだオークランド大学の工学部の大学院生が1940年代の「プロジェクト・シール」の総括の作業に取り組んでいた。

その作業が完了すると、「波システムの発生」と題された報告書は「プロジェクト・シール」の統計的、科学的データを図表化し分析したものとなった。そしてこの報告書は今日でも、波を起こす方法についての興味深い手引書となっている。


著者略歴:レイ・ワル氏は30年以上にわたってニュージーランドのテレビ・ラジオ業界の仕事に携わってきた。1977年にTVNZ(テレビ・ニュージーラ ンド)に入社し、「フェアゴー」「カントリー・カレンダー」といった人気番組を手掛けてきた。本書は同氏の初めての著作である。



出典: nbr.co.nz/article/best-kept-secret-world-war-two-%E2%80%94-project-seal-tsunami-bomb-ck-134614

【転載終了】