あの空元気はどこから来るのか?
北朝鮮の平壌放送を聞いている人々の多くの感想だろう・・・。
まあ、常軌を逸している他はない。
裏返せば、
臆病風の証明だろう・・・!
その裏付ける情報が飛び込んできた。
「金正恩らの中国逃亡計画」が存在する?!
俄かに真偽を確認出来ない話ではあるにしても、
ありそうな話である。
しかし、
中国とは言っても北部戦区(旧瀋陽軍区)までの話だろう。
あり得る。
それほど逼迫感であるから、
自爆攻撃ならぬ自爆論調がまかり通るのである。
「弱い犬程、良く吠える・・・」は
畜生だけの話ではあるまい。
北朝鮮と米国の戦端が開かれれば、
少なくない犠牲者が想定される。
それでも、
確定されるのは金正恩の絶命である。
これは致命的であるはずだ。
誰よりもその事を知っているのである。
それでもこれ以上狂犬をのさばらして措けないというのが、
世の風潮である。
政治であるから、
表現はポリティカルコレクトネスが求められて、
中々本音を吐く政治家はいない。
トランプ大統領ぐらいなものであろう。
勝ち目のない戦いを挑んで見せているのは
北朝鮮の金正恩である。
故に高圧的・大言壮語を吐くのであって、
それは挑発と言うよりブラフ(威嚇)である。
ブラフは機先を制するために行う。
「掛かってこい」と言うのは、
「来るなよ!」と威嚇しているのと同じであって、
ブラフである。
朝鮮・中国はまさにその典型であって、
常に軍略からしても今は昔である。
いざ行くと撤退する。
この繰り返しだ。
「いざ、参ろう」押っ取り刀で繰り出せば、
彼らは逃げる。
必ず逃げる。
そのことの状況証拠が提示された。
100万単位の犠牲者が出るといわれている。
普通に考えるとそうであろう。
が、
この逃げの姿勢を見ると、
案外少ない犠牲者でカタがつくのではなかろうか。
いずれにしても、
このままで放置する事は、
世界治安を悪化させる。
世界の警察国家が不在乃至は没落を惹起せしめることになるからである。
世界の警察国家が不在乃至は没落は、
国際軍事バランスを著しく不安定にする。
それに因る騒乱は億人単位の犠牲者を払う付けとして、
後世に運命課題を残すことになる。
それと比較衡量して、
何れが賢明であるか分かるであろう。
もうそういう時代は終わったのである。
今こそ勇気が試される時はない。
シナ大陸は群雄が割拠して、
中原に覇を争う歴史である・・・。
覇者が中華思想を振りまいて中央集権化する。
それが中国である。
どうってことはない。
押せば引く、
引けば付入るの繰り返しの歴史である。
その真似事が半島で、
自らも中原の覇者を夢見ているのかもしれないが、
その歴史的事実はない。
所詮は事大主義にその渡世術を見出したに過ぎない。
ざっくりであるが、
そう考えていれば腹は立たない。
言うことは大きいが、
常に命を掛けるという事はない。
毅然たる態度で接すれば、
後は引くに決まっているが、
大事なことは、
この毅然たる態度ばかりでなく行動が重要であろう。
英メディアは金正恩(キム・ジョンウン)・朝鮮労働党委員長は米国などの暗殺行動から逃れる、中国逃亡計画を策定したと報じた。写真は新型エンジンのテストを視察する金正恩氏。(STR/AFP/Getty Images)
昨年7月韓国に亡命した元北朝鮮外交官の太永浩(テ・ヨンホ)氏はこのほど、英メディアに対して、金正恩(キム・ジョンウン)・朝鮮労働党委員長は米国などの暗殺行動から逃れるため、すでに中国逃亡計画を策定したと述べた。
英紙・エクスプレス電子版(20日付)は、太永浩・元北朝鮮駐英公使は脱北後に、金正恩の逃亡計画情報を英米情報機関「軍情報部第5課(MI5)」と「中央情報局(CIA)」に提供したと報じた。
同計画では、金正恩が中国に逃亡する際、妻の李雪主(リ・ソルジュ)のほかに、北朝鮮軍の金絡謙(キム・ラクキョム)戦略軍司令官とミサイル開発キーパーソンの一人である金正植(キム・ジョンシク)が同行するという。
太氏によると、李炳哲(リ・ビョンチョル)元空軍司令官の名は同計画に入っていない。理由は不明だという。
また、金正恩らが中朝両国の国境にある鴨緑江の中国側に入った後、引き続き「米軍への戦闘を指揮していく」。
金正恩らが逃亡に備えて、2機のプライベートジェット機を24時間待機させている。金正恩は妻の李雪主と金正植と別々の飛行機に乗り込む計画だ。
同計画に金正恩の娘、ジュエ氏の名前がないと太氏が述べた。
今年初め、太氏は韓国メディアの取材で、金正恩政権に対する北朝鮮国民の不満が高まり、同政権が間もなく崩壊するだろうと発言した。また、金正恩政権が存在する限り、北朝鮮は核・ミサイル開発を続けるため、国際社会が対話だけでは北のミサイル問題を解決できないとの見解を示した。
(翻訳編集・張哲)