極東軍事情勢がきな臭い!
北朝鮮のミサイルといい、
南シナ海領有権争いは、
熾烈な国際情勢を睨んだ
駆け引きの所産である!
東シナ海の尖閣諸島が、小康状態になったと思ったら、南シナ海の西沙諸島できな臭くなった。航空識別圏の一方的宣言が行われたと思ったら、日中軍機のニアミス問題が勃発した。
日朝交渉の矢先、北朝鮮はミサイルをぶっ放す。それも500キロメートル圏内と測ったように、配慮をにじませる。
折から、国内では集団自衛権問題でテンヤワンヤである。
余りにも、出来過ぎとは見えないか? 絵に描いたように、事態が展開していく。それにはシナリオライターが存在でもするようである。そのライターの存在は、一言では言い表せないが、単なる軍産複合体だけとも言えないようである。
昨今の状況は、複雑怪奇である。
中国の状況も複雑怪奇であるならば、北朝鮮も複雑だ。韓国に至っては、尚、複雑怪奇である。中国と韓国は、まるで軌を一にしているように、反日統一戦線を構成して様相を見せるかと思えば、北朝鮮は、寧ろ、必死に日本に擦り寄る。
この現象を、的確に説明出来る者は、居ない。
日本はと言うと、予てから、予期したように『空母』は造るは、ステルス戦闘機の試作はするは、軍備拡充に余念がない。これはここ数年に企図したことではない。出来るはずもない。
一体どうなっているのか?
上手く説明出来る者があれば、是非、伺いたいものである。中国のステルス戦闘機『殲-20』は、実は、日本のF。F-111をモデルにしたとの憶測を米国防省筋は否定している。F-2戦闘機の次期F-Xを真似たものとする説があるが、確認までは至っていない。
まるっきり形が違う。F-35とも違っており、寧ろ、次期F-X似だろう。まあ、ステルス追求なら、似てくるのは当然であるが、スパイするなら日本の次期F-Xの方がやりやすいだろう。姿形は似ているが、ステルス性能は今一つのとの説もある。
中丸薫2014 4 知っておくべき世界の今
大胆に憶測すれば、水面下で軍産複合体と違った動きが台頭してきていると観られなくもない。次期F-Xはステルス性能を持つ言わば、F-35Bに対応する国産機であるが、今は試験段階に過ぎない。
これを米国軍産複合体が許すはずがないと、これまでは考えられてきた。どうも雲行きが違っているようである。製造可能とする観測もある。
すると、今の中国の仮想敵は日本となる。
もっぱら、日本の様子を窺っているのは、そのためかも知れない。尖閣で窺い、昨今は南シナ海に舞台を移して、米国の出方を窺う。そして、航空識別圏輻輳空域では、航空自衛隊の出方を窺う。
そう言う感じである。
北朝鮮は北朝鮮で、中国の重しを払うかのように日本に擦り寄る。反対に、パククネ大統領は、中国に擦り寄る。まるで、これまでの極東の力学が混乱状態にある。
まさかあり得ないと思うが、北朝鮮を軸に朝鮮半島が統一される摩訶不思議がないとは言えない状況である。そうなると、極東情勢は大勢が変わるであろう。
中共の民主化が一気に実現する気配がする。当然、北朝鮮がこのままで良いはずがなく、一気呵成に変わらなければ、その存在そのものが消滅するはずである。
まことに奇想天外な動きが起こっている・・・。
中国軍戦闘機が自衛隊機に異常接近 2014年5月25日
スホーイ Su-27 フランカー 戦闘機【異常接近】
中国国防省が動画公開、接近飛行する自衛隊機 Japan and China in blame game over mid-air near miss
<script type="text/javascript"> // </script>