今日は子供らが、街にあふれている。
最近のお子様は、休みが多くてゆとりがあるので、特別めずらしさも感じなくなっている。
小生の幼き頃は、創立記念日やら県民の日やら、暦にでないイレギュラーな休日は、街に出るのも気を遣った。
近所の駄菓子やで、ショッピングやらゲーム機を独り占めしていると、店の人が「学校はどうしたんだい!!ズル休みしてるのかい!!」と尋問されたものだ。
「け、県民の日で休みなのです」などといったら、「貴様は非区民か!!なぜ千葉県民の日に休んでいるか!!」と言われ、憲兵にしょっ引かれたものです。
熱心な読者なら今、疑問に感じている事があるやも知れぬ。
なぜ創立記念日や県民の日なのかと・・・。
創立記念日なら堂々と大手を振って駄菓子屋に行けば同じ仲間がいるし、江戸川生まれヒップホップ育ちを公言している筆者がなぜ「県民の日」が休みなのかと。
答えは小生が皆とは違う学校へ行ってたからだ。
先にも書いたが、千葉県と緊張状態にある江戸川区の葛西という県境に暮らしていた私は、ひょんなことから学校は千葉県は市川市にある昭和学院小学校という所に通っていた。市川市は小岩から市川橋を渡るとすぐである。比較的江戸川区とは良好な関係にあるようで、江戸川区に会社はあるが、住まいは市川という人も多い。
例えるなら、友好国へ留学をするようなものと思っていただけたら光栄です。そんな留学生であったので、千葉県民の日は行きたくても休まなければならない。当然創立記念日もそういうことになる。
話はまどろこしくなりましたが、要するに今の子は休みが多くて、周りも何で休みなのか聞くのも億劫だということなのです。