椿年(つばきとし)
裏庭の椿の花が満開だ。裏庭だけではなく庭中の椿がたくさんの蕾をつけ、次々に咲き始めた。私が十五、六年前に植えた椿の木も、たくさんの花をつけている。こんなに花をつけたのは初めてだ。咲き終わった花が次々に落ちて、地面はピンクの絨毯を敷き詰めたようだ。
そういえば畑の脇に自生している藪椿の花も、たくさんの蕾をつけていいる。今年は椿年(つばきとし)なのだろうか。と、裏庭の椿を見ながらふと思った。
それにしても大きくなったものだ。母が昔植えたのだろうが、隣接する風呂場の屋根と同じくらいの高さになった。そろそろ切らねば、大木になっては大変だ。
台風の後に栗の大木を切ってから、屋敷周り木々の大きさが気になってしかない。満開の椿を愛でながら、どこをどうやって切ろうかと思案していた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます