草むしりしながら

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夕暮れ

2024-10-25 07:26:41 | 草むしりの子守歌

夕暮れ

 一時期に比べると涼しくなったものの、平年に比べるまだまだ暑いですね。東海から九州にかけては今日も真夏日になるとか。いつになったら本格的な秋になるのでしょうか?ただこんな気まぐれな気温に比べて、お日さまの方は確実に秋を伝えていますね。暑かろうと寒かろうと日を追うごとに、日の出は遅くなり夕暮れは早くなりますね。(当たり前ですが)

 東京都では昨日の日の出は05時57分、日の入りは16時54分でした。「夕焼け小焼」のチャイムが16時15分に鳴っていました。公園で遊ぶ子供たちもすぐに暗くなるので、遊び足りないのではないでしょうか?

 さて昨日は長女の所に行ってきました。お兄ちゃんの方が風邪のため保育園をお休みするので、看病兼留守番を仰せつかりました。成長するに従い体も丈夫になり、長女からSOSが入るのも一年ぶりのことです。イソイソと満員電車に乗って出かけて行きました。

 孫とは三ヶ月ぶりでした。下の前歯が動き出したそうで、舌で歯を動かして見せてくれました。もう歯が抜ける年頃になったなんて、子供の成長は早いですね。幼児から児童になっていくのですね。婆ちゃんとしてはちょっと寂しい気がしますが、いつまでも赤ちゃんという訳にはいけませんね。

 そんな子供の看病と言っても、別にたいしたことはしません。時々熱を測ったり、熱さまシートやアイスノンを取り替えたりするだけです。一緒にテレビを見て、眠ったら一緒にお昼寝です。小さい頃から保育園に通っているので、親の後を追ったりもしません。

 ただ今回は吐き気を伴っていたので、水分補給には気をつかいました。おかげで吐き気のほうはすぐに収まったのですが、熱がなかなか下がりません。おもちゃで遊ぶ気もしないようで、横になってテレビを見ていたのですが、子供にとっては長い一日だったのでしょう。

「ママまだ帰って来ないなぁ」とテレビを見ながらポツリと呟きました。気がつくと窓の外が薄暗くなっていました。慌ててカーテンを締めて手を握りました。また熱が出たようで、握った手がとても熱かったです。きっと心細くなったのでしょうね。

 秋の夕暮れは大人でも心細くなってしまいます。ましてや病気の子供です。どんなに心細かったことでしょう。

「大丈夫祖母ちゃんいるから」と声をかけたのですが、こんな場合には早くにカーテンを閉めてるべきだったと反省しました。

 



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