「ハヤブサ消防団」見てます!
九月も中旬なりましたが、まだまだ暑い日が続いておりますね。早く涼しくならないかと、じりじりしながら秋の訪れをまっております。ただテレビに関しては「夏ドラマ」が今週あたりで最終回を迎えて、一足早く秋の訪れを感じさせてくれます。
朝が早いせいもあるのでしょうが、年を取ったせいでもあります。この頃は夕食を食べるとすぐに眠くなってしまいます。しかし食後すぐに寝るのはよくないので頑張って起きていますが、それでも八時半には寝てしまいます。
おかげで九時から始まるドラマも自然と見なくなっていましたが、近頃また見るようになってしまいました。もちろん今期の夏のドラマが面白いというのもありますが、ビデオの設定を「おまかせ録画」にしたからです。
この設定にするとひと通りのドラマを録画するので、録画のし忘れが無くてすみます。ただ夜の九時から深夜にかけては、多くのドラマが放送されているのには驚かされました。
大半の録画は見もしないで消去してしまうのですが、中には面白くて毎週楽しみ見るようになった番組もあります。その中の一つが「ハヤブサ消防団」です。
池井戸潤氏の同名小説をドラマ化。中村倫也演じるミステリー小説家三間太郎が、山あいの集落「ハヤブサ地区」に移住するところから始まる、ホラー・ミステリードラマです。
ドラマの詳しい内容は省かせていただきますが、「ハヤブサ消防団」という消防団が登場するのがいいですね。私の生家のある地区にも消防団があます。そしてどこもそうでしょうが担い手不足で、やはり団員に方々はドラマと同じ中高年の方々です。
そして広域の消防署が遠くにあるため、地区にある消防団が初期消火には重要な役割をはたしているのも、このドラマと同じです。
年に数回はおこる火災時には、火災現場にある消防団だけではなく、近隣の地区の消防団も出動します。カンカンと鐘を鳴らしながら火災現場にいの一番に駆けつける、消防団の小さな消防車。頼もしい限りです。
そしてもう一つ興味をひかれるのは、団員の皆様が乗っている軽トラです。軽トラは田舎の農家なら、必ず一家に一台はあります。その他にもお父さんが乗る普通乗用車、お母さんが乗る軽乗用車もあります。
そして大概のお父さんたちは普通乗用車を車庫にしまい、いつもは軽トラに乗っています。だから田舎の道はお父さんが乗る軽トラと、お母さんがのる軽乗用車がたくさん走っています。主人公の太郎君が移住を機に自動車を軽乗用車に替えたところともそうですが、田舎の車事情がよく描かれていますね。
まったく田舎には、軽トラや軽乗用車がよく似合いますね。ただ残念なのはドラマの中に登場する軽トラが四輪駆動ではないことです。最初に太郎クンが出会ったお爺ちゃんの軽トラには、4WDのマークがついていましたが、消防団のお父さんたちの乗る軽トラにはついていませでした。
でこぼこ、どろんこ、山道、あぜ道、ぬかるみ道、やっぱり四輪駆動でなければ進めません。田舎の車事情にあそこまで拘ったのですからもう一押し、軽トラの荷台の右後ろに4WDのマークつけてほしかったものです……。
それはさて置き「ハヤブサ消防団」もいよいよ最終回ですね。すべての謎は解き明かされるでしょうか?また元のような長閑なハヤブサに戻れるのでしょうか?楽しみですね。