草むしりしながら

読書・料理・野菜つくりなど日々の想いをしたためます

ズッキーニ

2023-09-25 06:23:49 | 草むしりの得意料理

ズッキーニ

 秋に収穫しようと六月の末に種をまいたズッキーニが、大きく育ちました。葉も大きく成長し、蕾も沢山ついて花を毎日咲かせています。

 ただ残念な事に雄花が咲く日は雄花だけ、雌花が咲く日は雌花だけ。と言うように雌雄の花の咲くタイミングがずれるので、ななかな受粉ができずたまにしか実が生りません。

 そんな貴重なズッキーニを使って、昨日のお昼は姉の手作りピザでした。チーズと小麦粉以外はすべて自家製。夏にたくさん採れたトマトで作ったトマトソースに、畑から採ってきたばかりのズッキーニとピーマンのトッピングでした。

 帰省中の末娘一家も大喜びです。昨年生まれた孫娘も大きくなりミルクは卒業し、今は離乳食を手づかみで食べています。小さな手で食べ物をつかみ、口に持っていくようすの可愛いこと、可愛いこと!

 焼きたてのピザに唐辛子をつけこんだオリーブオイルをたらし一口頬張って「ああ、おいしい」ご飯を食べる孫娘を見て「○○ちゃん。カワイイ!」 

 昼食の間中私は「おいしい」と「カワイイ」を連発しておりました。

 それにつけてもズッキーニっておいしいですね。ズッキーニ自体にはあまり味はないのですが、チーズとの相性抜群です。炒め物やオムレツに入れてもおいしです。また我が家では以前「面倒くさいの文化」紹介した「おらんだ」とうい郷土料理をズッキーニでつくります。

 おや、今夜が明けたようです。これから長靴を履いて畑に行ってきます。今日はズッキーニの雄花と雌花が一緒に咲いていますように……。


酔芙蓉

2023-09-21 16:27:03 | 日記

酔芙蓉

 生家に戻って五日目になりますが、昨日は庭の酔芙蓉の花がやっと咲きました。日当たりが悪いせいでしょうか、少し開花の時期が遅い気がします。もしかしたら私の帰りを待っていたのかも知れませんね。

 朝咲いた時は白色で、日が暮れるにしたがって赤みをまし、夜には完全な紅色になる。夜に赤くなった花は翌朝元気なく縮んでおり、その様も酔っ払いのそれを彷彿させる。(庭木図鑑 植木ベディヴィア)より

 花言葉は「心変わり」「しとやかな恋人」「幸せの再来」などがあります。

 今朝はまだ夜が明けきらないうちか咲いていました。早起きさんですね。清々しい朝には、白い花が良く似合いますね。それから少しずつ赤みを増していき、昼間は薄紅色ななります。お花のほろ酔いさんですね。

 でも圧巻は夜の紅色。夕暮れ間近の庭に圧倒的な美しさで咲き誇っています。

 我が家の酔芙蓉は八重咲の大輪で、葉っぱはオクラの葉に似ています。そのせいでしょうか、葉に付く虫もオクラと同じ虫がつきます。あまり農薬など使いたくないのですが、この花ばかりは別です。今年は三度ほど農薬を散布しました。それでも花のすぐ下の葉は虫に食われてありません。

 もう一回散布しようか、それとも今年はこれでやめておこうか?ここが試案のしどころです。ただ同じ虫のつくオクラの方は一度も農薬を使用したことがないので、ほとんど葉がありません。それでも毎日花を咲かせ、実をたくさんつけます。

 ですから酔芙蓉の花も、このままで大丈夫かなとも思っています。

 


芋名月

2023-09-19 02:47:00 | 草むしりの幼年時代

芋名月

 秋は月がきれいですね。中秋の名月と言われる満月は、別命芋名月とも言われるそうですね。ススキや団子と一緒に里芋の新芋を供えるそうです。思い浮かべてください。満月に里芋。絵になりますね。

 しかし教養もないし風流も解さない私などは、芋と聞くとさつま芋の方を思い浮かべてしまいます。名月にさつま芋?クスッと笑ってしまいますね。

 

 今日は芋名月にちなんだ、とっておきの草むしりの幼年時代の話をしましょう。

 

 私の父は子煩悩な人で、寝る前にはよく昔ばなしをしてくれました。この話はある満月の晩に、父が話してくれたことです。

 十五夜お月さんの晩にはね、夜中に海からタコ(蛸)があがってきて、畑のイモを掘っていくんだよ。だからその日はみんな早く寝て、夜中に外に出ていたりしてはいけないんだよ。蛸が芋を掘れなくなるからね。という話でした。

 蛸が芋を掘るなんて。考えただけでも笑ってしまいますね。芋畑に行って蛸が芋を掘るのを見てみたいと思ったのですが、芋畑に行っては決して行ってはいけないと言われて、おとなしく寝たのを覚えています。

 蛸が掘る芋もきっとさつま芋だと、その時私は思いました。満月の晩さつま芋を抱えて海に逃げ込む蛸の姿を、想像しただけで笑ってしまいますね。

 ところがこの話には続きがありました。かれこれ二十数年前に地元の漁師さんから聞いた話です。満月の晩蛸が芋を掘るところまでは一緒でしたが、その後がちがいます。

 その晩夜中に子どもたちだけで、よその畑に芋を盗みに行ったというのです。満月の晩の芋盗人の犯人は蛸なのだから、見つかっても蛸の真似をすれば怒られないのだとか。そんな馬鹿な!

 私ら山の方の子どもがおとなしく寝ているあいだに、海の方の子どもは蛸の真似をして、芋を盗みに行っていたなんて。本当でしょうか。もう大笑ですね。

 

 さて今年の十五夜は九月二十九日ですね。晴れるといいですね。

 


今から楽しみ!

2023-09-13 08:12:51 | 日記

 今から楽しみ!

 この頃,、街路樹の下に植えこまれているサツキの木が枯れているのを、あちらこちらで見かける。一瞬除草剤を疑ったのだが、街路樹自体は元気だしサツキも一部が枯れているだけなので、やはり暑さのせいではなかろうか?

 しかし今まで道路の植え込みなど気にも留めたことがなかったので、この状況が今年だけのことなのか毎年そうなのかも分からない。分かっているのは今年が異常に暑かったことだけだ。

 最近暑さを嘆いてばかりいるブログを書いているが、ひとつだけこの無駄に照りつける太陽に期待していることもある。

 前回生家に帰った時に、米ぬかや牛フン、石灰窒素などを撒いて管理機で鋤きこみ、その上から水をたっぷりとかけて透明なビニールで覆っておいたのだ。つまり太陽熱で害虫や雑草を退治しようという訳だ。

 あれからひと月ほど経ったが、果たして太陽は思う通りの仕事をしてくれただろうか?

 近々生家に戻るのだが、畑に行くのを今からが楽しみにしている!


「ハヤブサ消防団」見てます!

2023-09-11 13:34:01 | 日記

「ハヤブサ消防団」見てます!

 九月も中旬なりましたが、まだまだ暑い日が続いておりますね。早く涼しくならないかと、じりじりしながら秋の訪れをまっております。ただテレビに関しては「夏ドラマ」が今週あたりで最終回を迎えて、一足早く秋の訪れを感じさせてくれます。

 朝が早いせいもあるのでしょうが、年を取ったせいでもあります。この頃は夕食を食べるとすぐに眠くなってしまいます。しかし食後すぐに寝るのはよくないので頑張って起きていますが、それでも八時半には寝てしまいます。

 おかげで九時から始まるドラマも自然と見なくなっていましたが、近頃また見るようになってしまいました。もちろん今期の夏のドラマが面白いというのもありますが、ビデオの設定を「おまかせ録画」にしたからです。

 この設定にするとひと通りのドラマを録画するので、録画のし忘れが無くてすみます。ただ夜の九時から深夜にかけては、多くのドラマが放送されているのには驚かされました。

 大半の録画は見もしないで消去してしまうのですが、中には面白くて毎週楽しみ見るようになった番組もあります。その中の一つが「ハヤブサ消防団」です。

 池井戸潤氏の同名小説をドラマ化。中村倫也演じるミステリー小説家三間太郎が、山あいの集落「ハヤブサ地区」に移住するところから始まる、ホラー・ミステリードラマです。

 ドラマの詳しい内容は省かせていただきますが、「ハヤブサ消防団」という消防団が登場するのがいいですね。私の生家のある地区にも消防団があます。そしてどこもそうでしょうが担い手不足で、やはり団員に方々はドラマと同じ中高年の方々です。

 そして広域の消防署が遠くにあるため、地区にある消防団が初期消火には重要な役割をはたしているのも、このドラマと同じです。  

 年に数回はおこる火災時には、火災現場にある消防団だけではなく、近隣の地区の消防団も出動します。カンカンと鐘を鳴らしながら火災現場にいの一番に駆けつける、消防団の小さな消防車。頼もしい限りです。

 そしてもう一つ興味をひかれるのは、団員の皆様が乗っている軽トラです。軽トラは田舎の農家なら、必ず一家に一台はあります。その他にもお父さんが乗る普通乗用車、お母さんが乗る軽乗用車もあります。

 そして大概のお父さんたちは普通乗用車を車庫にしまい、いつもは軽トラに乗っています。だから田舎の道はお父さんが乗る軽トラと、お母さんがのる軽乗用車がたくさん走っています。主人公の太郎君が移住を機に自動車を軽乗用車に替えたところともそうですが、田舎の車事情がよく描かれていますね。

 まったく田舎には、軽トラや軽乗用車がよく似合いますね。ただ残念なのはドラマの中に登場する軽トラが四輪駆動ではないことです。最初に太郎クンが出会ったお爺ちゃんの軽トラには、4WDのマークがついていましたが、消防団のお父さんたちの乗る軽トラにはついていませでした。

 でこぼこ、どろんこ、山道、あぜ道、ぬかるみ道、やっぱり四輪駆動でなければ進めません。田舎の車事情にあそこまで拘ったのですからもう一押し、軽トラの荷台の右後ろに4WDのマークつけてほしかったものです……。

 それはさて置き「ハヤブサ消防団」もいよいよ最終回ですね。すべての謎は解き明かされるでしょうか?また元のような長閑なハヤブサに戻れるのでしょうか?楽しみですね。