「光る君へ」最終回「物語の先に」
大河にしろ朝ドラにしろ、長い間みていると終わりの方がつまらなくなったりはしませんか?しかし今回の「光る君へ」は最後まで面白かったですね。この一年間、日曜の夜がすごく待ち遠しかったです。
九つの時逃げた小鳥を追いかけていき、鴨川のほとりで道長(三郎)に出会ったまひろ。それからの二人の長い長い愛の物語でしたね。最後はみんな笑顔で終わりましたね。
倫子にはばれちゃったけど、最後は誰にはばかることなく二人だけの時間を過ごすことができましたね。道長の枕もとでまひろが語っていたのは、二人の恋の物語でしたね。道長亡き後、再び旅に出たまひろ。旅をしながら物語の続を書いているのでしょうか。
こんな大河ドラマの終わりかたもあるのかと感心しました。私たちの心の中にまひろはまだ生きていて、旅をしているのですね。乙丸を従えて。最後にまひろのことを「お方さま」ではなく「姫さま」と呼んだ乙丸がよかったですね。乙丸は誰よりもまひろのことを見てきたのですね。
さて秘めたる愛の物話といえば、「光る君へ」にはもう一つの秘めたる恋の物話も存在しましたね。ドラマに中ではたびたび「行成は道長一筋」とか「道長は気づいていないが」等との匂わせがありましたが、本当のところどうなんでしょうか?
行成君。最後には道長と同じ日に亡くってしまいましたね。NHKさん「裏光る君へ」も見たいんですが、お願いできないでしょうか?