時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

サッカー日本代表、W杯1番乗り

2009年06月07日 07時05分00秒 | スポーツ
.岡田ジャパン、W杯1番乗り!4大会連続出場決める。

世界最初の出場決定だそうで……。
ほんの4ヶ月前の「オーストラリアに負けたら岡田解任」なんて騒ぎが嘘のようです。
結局、サッカーに限らず何でも「勝つのが一番」なんですね(笑)。
岡田監督の目標は「W杯ベスト4」だそうで、絶対に無理とは言わないけど非常に難しい目標ですね。ていうか日韓共催の前々回を除けば一次リーグで全く勝てずに決勝トーナメントに進めないでいるのですから、まずは一次リーグを突破してもらいたいですね。
これは組み合わせのクジ運ひとつにかかっていると感じます。
ブラジルみたいな強豪がひとつ入って、あとは勝てる可能性があるチームが入って2位通過ってのが理想的なパターンでしょうか?(前回はそれに近かったのに勝てなかったがww)
ともあれW杯に出られるってのは楽しみができて何より喜ばしいことです。
なんか「出られるのは当たり前」みたいな風潮も出てきましたが、決してそんなに楽観視できるほどの状況じゃないと思ってましたから。あと心配なのは怪我かな? 野球のWBCに出た選手の多数が、その後の公式戦で故障したことを見ても国際大会の負担ってのは相当な物だと思うので。Jリーグでは無理しないでって言うと手抜き奨励みたいになってしまいますが、難しい問題ですね。

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ロッテが大揉めのようだが

2009年04月27日 10時59分00秒 | スポーツ
ロッテ重光代行移転&ボビー途中解任否定

バレンタイン監督の今季限りでの退任発表、球団重役の退社、不釣合いに見える電撃トレードから、ついには本拠地移転話まで飛び出すほど、パ・リーグのロッテが大揉めだ。

ネーミングライツ否定からオリックスとの合併、楽天の新規参入と大いに揉めた近鉄問題から5年が経過した。今年のプロ野球開幕戦はWBC優勝の効果もあってか各球団とも好調な観客動員を記録した。しかし球団経営の実情は5年前とほとんど変わっていない。多くの球団が独立採算では収支が合わず、親会社から宣伝広告費として支援を受けて遣り繰りしている。

折りしも戦後最悪といわれる不景気の真っ最中だ。アマチュアスポーツでは、陸上、アイスホッケー、アマチュア野球などで長年親しまれた名門企業が相次いで休部、廃部を発表している。プロ野球とて決して安閑としていられない状況だ。
今後、揉めるのはロッテだけに限らない予感がする。

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一流アスリートは東京五輪の夢を見るのか?

2009年04月21日 01時12分00秒 | スポーツ
2016年オリンピック開催立候補地の視察が行われている。
当方はかねてから東京オリンピック反対を表明しているので、どうでも良いのだが(笑)。ただ東京のジオラマ模型だけには興味をひかれた。一度、現物を見てみたい。
2016年はリオデジャネイロで開催されれば良いと思う。
五輪開催は4年に一度、1世紀で25回だ。ならば開催国はできるだけ分散するのば良い。
東京は1964年にやってるから除外。マドリードも1992年に同じスペインのバルセロナでやっている。アメリカは84年ロサンゼルス、96年アトランタと開催しすぎ。あと100年はアメリカでやらなくていい。
今回の視察で、ひとつ好感が持てたのは、視察のすぐ脇で反対運動が行われたこと。ここらへんは中国とは全く違うな。良い国だと思う。
ところで視察団の接待には多数のアスリートも駆り出されたようだ。
「オリンピック招致に反対のアスリートは一人もいないのかいな?」と言ったら、「そんな人間いるはずがない」と言われた。

公共事業の増加に反対するゼネコン関係者も恐らく居ないんだろうな。
「この公共事業は無駄だから辞めた方がいい」と言うゼネコン関係者がいたら尊敬する。む
同じく「東京でオリンピックなど開催する必要はない」と言うアスリートがいたら、やっぱり尊敬する。

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金本アニキ、アラフォー三冠王や!

2009年04月10日 22時42分00秒 | スポーツ
阪神タイガースの「アニキ」、金本知憲がとてつもない活躍をしている。
今季、巨人との緒戦となった10日の試合でも3打席連続本塁打を放ち、開幕7試合めにして3打席連続ホームラン2度という驚異的爆発。ホームラン7本は毎試合1本の計算になる。もちろん打率、打点もトップで現在、三冠を独占中(笑)。
止まらない!阪神・金本、今季2度目の1試合3発

金本といえば前世紀の1999年から連続フルイニング出場という空前絶後の記録を更新中の鉄人だが、打者タイトルにはあまり縁がなかった。2004年に打点王を獲得しただけだ(2005年にはMVPに輝いたがタイトルは無冠)。
打率も残せ、長打も打てる好打者だが、そのためにどの部門でもナンバー2という感じが多かった。
しかし打率も長打も期待できるならば、もちろん三冠王を狙える位置にいる。
今年41歳。アラフォー世代の期待を乗せて、金本には三冠王を狙って欲しい。
そういえば史上最年長の三冠王・あぶさんは今季限りで引退らしい(笑)。あぶさんの分まで金本に爆発してほしいものだ。

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サムライジャパンV2達成!

2009年03月24日 15時53分00秒 | スポーツ
第2回ワールド・ベースボール・クラシック決勝戦は、日本が延長戦の末に韓国を5-3で下して堂々たる同大会の2連覇を達成した。
まずはたくさんの感動を与えてくれた全ての選手に祝福と感謝の言葉を贈りたい。
おめでとう!!&ありがとう!!

決勝戦にふさわしい好ゲームだったと思う。
日本も韓国の選手も素晴らしいプレーを随所に見せてくれた。
日本に不利な微妙な判定が1.2あったが、際どいプレーが多くなるのも両軍選手の技術が高いからだろう。あえて判定に対する不服は書くまい(←もし負けてたら書いたくせに)。
日本では先発の岩隈が好投した。リードを追い付かれたが、決して相手にリードさせなかった投球が素晴らしかった。こういう内容の試合ではリードするのとされるのでは全く戦術が変わってくる。一度も相手にリードさせない粘投は、さすがにいつも援護が少ない楽天で21勝も挙げたエースだと感心する。
試合の流れを大きく変えたのは、5回裏、秋信守の本塁打で同点とされたあとの高永民のレフト戦への当たりをショートバウンドで好捕し、すかさず二塁へ送球して刺した内川のプレーだろう。慎重な外野手ならば絶対にあんな捕り方はしない。もちろんプロだから、捕れる確率はかなり高い。五分五分みたいなギャンブルプレーではない。しかし、万が一にも後ろへ逸らした時に長打になってしまうことを警戒して安全策を取るものだ。しかし本塁打で同点とされて韓国に流れが傾きつつある場面で、さらに走者が出るのとアウトになるのとは全く変わる。あの勇気あるプレーが韓国に傾きかけた流れを引き戻した。
原采配には疑問が残る。ダルビッシュの救援起用は規定路線のようだが、ダルビッシュが救援向きとは思えない。打たれて同点にされたから言うのではない。確かにこういう短期決戦で先発投手を救援に使うことは珍しくない。またダルビッシュが一番頼れる投手なのも事実だろう。
しかし先発した前の韓国戦で2回以降をピシャリと無得点に抑えながらも初回に3点取られたように、ダルビッシュの唯一、最大の不安は立ち上がりと言って良い。立ち上がりが不安な投手はリリーフ向きではない。そんなに藤川の状態が悪かったのだろうか? 藤川が普通の状態で、それでもダルビッシュのほうが頼れるから使っていたというのなら采配ミスと言えそうだ。
さらにも増して疑問なのは、延長10回の二死一・三塁の場面で一塁走者の岩村に二盗させたことだ。
打者はイチローだ。二死二・三塁になれば敬遠されるに決まっている。あそこは走らせてはいけない場面だろう。
しかし、そんな原采配にも増して疑問なのが、イチローと勝負した韓国の作戦だ。
確かにWBCのイチローは絶好調とは言い難かった。韓国との4戦でも打ったのはコールド勝ちした最初の1試合だけで、あとはあまり打てていなかった。
しかし、あの場面で勝負はないだろう。絶対に敬遠だ。たとえばイチローの場合、当たりそこねの内野ゴロでも内野安打になってしまうことだった考えられる打者である。
韓国が「イチローを打ち取ってカッコよく優勝したい」と考えていたなら『ナメスギ』だ。あるいは「敬遠などせず、正々堂々と勝負したい」と考えたなら『ご自由に』だ。試合は勝つことを目的にするべきだと考えているがこのエントリーで筆者やD.D.さんと激しく議論した方々が多数いらしたように、そうでない考え方も人も多いようだ。「勝つことよりも、勝敗に拘らず潔く勝負すること」を選んだのならば、それはそれで構わない。ただ、もし全日本の監督がそれをやっていたら、「彼は監督に相応しくない」と交代を主張するブログを書くけどサwww

【ダミーに入れといた前書き】
WBCもいよいよ韓国との最終決戦である。
振り返れば長々と、異色の日韓戦を続けていたような大会だった。
そして韓国との対決に敗れて心が折れそうになった時にキューバが気持ちの良い試合をさせてくれた感じ。

最近のゲームは自分でデータなどをカスタマイズできる物が結構ある。自分がやりやすいように内容を変えられる。
ところが、やり易いはずと思ってカスタマイズして始めてみると、実はデフォルトの方がやり易かったりする。

真実は解らないが、今回の変則的な試合日程は米国が一番有利に進むように考えられたという噂がある。もしそうならば、完全に米国のカスタマイズ・ミスかwww

いずれにしても日本と韓国というアジアの二雄を中心にWBCが繰り広げられていたのだから、こんなに愉快な事はない。

野球で負けて一番悔しい相手は韓国という人が結構いる。
その心情には「追い付かれた悔しさ」が隠されているように思える。
20世紀の時代には、韓国は日本の敵ではなかった。明らかにレベルが違っていた。韓国に負けるとは思わなかった。
それが真剣勝負で韓国に敗れ、メダルを取られたり、マウンドに国旗を立てられてしまう時代となった。
それが悔しいのだろう。

しかし「追い付かれた悔しさ」を日本の数倍、数十倍も味わっているのは、実は米国だろう……。

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JAPAN 9-4 USA WBC,Semifinal

2009年03月23日 12時44分00秒 | スポーツ
決勝進出を賭けたWBC Semifinal、対米国戦はサムライジャパンが9-4と大勝した。
いよいよ決勝の相手は、、、あちこちで突っ込みまくられてるだろうから、あえてスルーww

USA 101 000 020 ┃ 4
JPN 010 500 03X ┃ 9

「松坂、この回のアメリカの攻撃を1点に抑えました」――。
イニング終わりに実況アナが良く口にする言葉だ。
(1点取られたんだから「抑えた」って言わないじゃん)
そんな事を思った方は結構いそうだ。
確かにご意見ごもっともなのだが……。

サッカーの得点シーンをイメージして頂きたい。
シュートが相手のゴールに突き刺さり、1点!
このあと、どうなるか?
ボールを中央に戻して、点を取られたチームがボールを蹴って試合再開となる。
では野球はどうか?
無視一・二塁で打者がカーン!とセンター前ヒット。
二塁ランナーがホームインして1点入った。
このあと、どうなるか?
また無視一・二塁で次の打者が打席に入る。
つまりサッカーとは正反対に、攻撃側が圧倒的に有利な状況で試合再開される。

1-0という試合結果はサッカーでも野球でもあるが、10-0や15-0という試合結果は野球ではあるがサッカーではほとんど無いのはこういう理由だ。
野球で1点を取るのは難しいが、守備側が1点だけに食い止めるのもやはり難しい。
「1点に抑えた」は、実は的を射た表現といえる。

今日の松坂は彼の本来の実力から見れば決して「絶好調」とはいえない状態だったと感じる。
しかし松坂は点を取られながらも「1点に抑えた」。
いっぽうアメリカは、日本の4回の攻撃を抑え切れずに5点を奪われた。
さらに8回に2点を取って追い上げムードを作った矢先に3点を奪われて逆に突き放された。
ピンチを最少失点で切り抜けられた日本と、切り抜けられなかった米国。
勝敗は両チームの「踏ん張り」の差だったように思う。

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JAPAN 1-4 KOREA, WBC.2nd.Round

2009年03月18日 15時56分00秒 | スポーツ
準決勝進出を賭けたWBC 2nd.Round、対韓国戦は惜しくも1-4で日本が敗れた。
JPN 000 100 000┃1
KOR 300 000 01X┃4

バラエティー番組では、既存のスポーツやゲームに新ルールが追加されることが良くある。
例えばボウリング。白いピンの中に赤いピンが混ざっていて、それを倒せばボーナス10点プラスとか。
或いは麻雀。リーチ・一発で和了すれば役満になるとか。
製作スタッフは面白くなるだろうと思っているのかもしれないが、必ずといって良いほどつまらなくなる(笑)。普通のボウリングや麻雀を見ているほうがおもしろい。

今日の試合。8回裏の韓国の攻撃。二死走者二・三塁の場面で日本は投手を涌井から岩田に交代した。
韓国の打者は七番の左打者。放送席はこの交代が疑問だった様子(笑)。
結局、岩田は四球を出して致命的な追加点を奪われた。
このケースで考えられるのは、涌井を続投させ、七番の左打者を敬遠して二死満塁にして八番の右打者で勝負だ。結果は解らないが、涌井が打ち取って無失点に抑えた可能性が高いように思う。
しかし、ここまでの涌井の投球数が22球。次の打者を敬遠すると4球プラスされて26球となる。
そして勝負となる八番打者に4球投げてしまうと合計が30球を越えてしまう。
二死満塁で追加点を許せない大事な場面で3球勝負というのは有り得ない。

涌井はロングリリーフも先発も任せられる貴重な投手だ。今日の敗色濃厚な試合で30球以上を投げさせて、次の試合に使えないのは無駄な駒損だ。
あの場面の涌井交代は、WBC独特の球数制限のせいと考えざるを得ない。
試合の組み合わせも何度も韓国と対戦したり、やっぱり変なルールだし……(笑)。
「普通の野球」(普通のbaseballでも良いが)を見たほうが、まだ面白い。

城島の退場はイカンわな。メジャー経験の捕手だろ? もっと冷静になれよ。
逆に冷静過ぎて不満なのが慎之助くん。北京五輪でも同じような土壇場で簡単に外野フライ打ち上げてなかったか?デジャヴかな?
クラブチームではコンスタントに力を出す名選手かもしれないが、ナショナルチーム向きとは感じられない。いつもマイペースでプレーしてるようで。もうちょっと球に食らい付いてく、がむしゃらな感じが欲しいよなあ、あの場面は……。


【追記】3.19. AM8:50
今朝の『とくダネ!』で、日韓戦に熱狂する人たちの姿を日本と韓国で取材して放送していた。
日本のオフィス街。「WBC中継中」と貼り紙された飲食店が満員御礼。店内では昼食中のサラリーマンがテレビに釘付け。
「今日の昼食求刑は?」と聞くレポーターに「3時間」(笑)。
いっぽうの韓国。コンビニで大量の弁当を買い込むサラリーマン。
この弁当は何か?」とレポーターに聞かれると「会社の人たちの分。みんなで弁当を食べながらテレビを見る」と答える。

両国とも野球に熱中しているようだが大きく異なる。
日本じゃ会社の外で「こっそりサボって」野球観戦。韓国じゃ社内で堂々とテレビ観戦。
仕事中に野球を見るのに「罪悪感」を抱く日本と、代表チーム声援が「立派なこと」の韓国。
もちろん、この対比はほんの一例で、すべての国民のサンプリングとはいえないだろう。
しかし両国の姿勢の違いが端的に現れたレポートだったように感じる。
国の温度がこれだけ差があれば、両チームの勢いにも差があって仕方ないかもしれない。

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JAPAN 6-0 CUBA, WBC.2nd.Round

2009年03月16日 08時48分00秒 | スポーツ
サムライジャパンが世界最強のアマチュアチーム・キューバに快勝した。
JPN 003 110 001┃6
CUB 000 000 000┃0

戦前にワイドショーがピッチングマシンで剛速球を再現するなど、前評判が高かったキューバの豪腕投手チャップマンだが、今日は明らかに不調だった。コントロールが悪く四球を連発する1、2回。3回には制球を意識して球を真ん中に揃えたところを連打された。
このWBCには特別ルールがあって投球数によって登板間隔を空けなければならない。しかし、それにしても先発投手がまだ1点も取られていない段階での交代は少し早すぎるように思う。リリーフ陣に良い投手がいれば別だが、事前の予想でもキューバのリリーフ投手は先発陣に比較すると力が落ちるので先発を崩すのが鍵といわれていた。案の定、キューバの救援投手はピンチを抑えられずに大量失点に繋がった。

優勝候補の一角であるキューバに快勝したことで、また日本のWBC熱が再燃しそうだ。
しかし以前にも書いた(※末尾に再掲)ように、野球というのは試合毎に勝負が大きく変わるスポーツだ。
1st roundでも韓国にコールド勝ちしたあと、次の試合は完封負けしている。キューバに限らず、韓国もメキシコも「勝てる可能性が十分にあるが、負けてしまうことも十分に考えられるチーム」である。

もちろん全試合を勝って優勝して欲しいと願っているが、最終的にはつまらないミスをして後悔するような後味が悪いゲームをせず、悔いが無いような試合をして欲しいと思う。


【再掲】『野球の試合はゲームという』
あるゲーム製作者から「ゲームには運や偶然性の要素が不可欠」と聞いたことがある。
将棋や囲碁には偶然性要素がない。実力で勝負が決まる。もしも筆者と羽生善治が将棋を指せば100戦100勝で羽生が圧勝する(笑)。ゲームも同じく実力のみで勝敗が決まれば売れない。実力+運(偶然性)で下手な人間でも上手い人間に勝てることがあるから何度もプレイする。
たとえばモノポリー。うまい戦略は確かに存在する。しかしダイスの目という偶然性の要素によって勝負が大きく左右される。

さて昨今、巷で話題の「野球」である。もちろん野球に「ダイスの目」みたいな運の要素は入っていない。だが、そもそも「野球」という競技自体が「偶然性」の上に成り立っているといってもよい。
一流打者といわれる選手――たとえばイチローや松井。彼らは打率3割。どんな大打者でも打率5割なんて選手はいない。高校野球や草野球は実力に大きな開きがあるので除外。あくまでも一流プレイヤー同士の対決でのことだ。つまり一流選手でも半分以上の確率で失敗(凡打)するように野球のフィールドや選手配置が決められている。
女子レスリングの吉田沙保里選手は119連勝した。しかし野球で119連勝なんてことはできない。それどころか大相撲で全勝(15連勝)優勝なんてたまにあるが野球で15連勝などは前代未聞の快挙だ。
陸上や水泳のレースを何度か行えば、2位だった選手が1位の選手を逆転して勝つことは起こり得る。しかし8位の選手が1位になることはまず有り得ない。しかし野球では最下位のチームが首位のチームに勝つことなど日常茶飯事。たとえば今季のセ・リーグは阪神・中日・巨人が3強、ヤクルト・広島・横浜が3弱といわれる(ヤ広横ファン申し訳ない)。だが横浜だって阪神に3連勝したりする。だから下位チームのファンでもシーズン中に何度も美味しい酒が飲める。

このように野球というスポーツは他の競技に比べて「紛れ」が大きい。そもそも、そのように設定されているスポーツだからだ。ロンドン五輪から野球・ソフトボールが種目除外になる。競技人口や実施国数の問題らしいが、野球の本質を考えれば外れても構わないと考える。野球の国際大会はWBCあたりで決めればいい。もちろん前述のような理由で野球は紛れが大きいスポーツなんだから、「絶対に日本が勝て」なんて期待を込めて見るのは禁物。「今回はどこが勝つんだろう?」と楽しみに見るのが正しい見方だ(笑)。
前回のWBCでは日本が優勝したが、予選リーグでは韓国に負けた。韓国ではWBCに不満が爆発したという。だがそれも野球。そして北京五輪では韓国が金メダルだったが、次のWBCでも韓国が勝てる保証は全くない。それも野球。
野球の試合を英語では「ゲーム」という。

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十両力士の若麒麟、大麻所持で現行犯逮捕

2009年01月30日 17時44分27秒 | スポーツ
十両力士の若麒麟、大麻所持で現行犯逮捕。

若ノ鵬事件からまだ1年も経ってないでしょ?
一体、何をやってんだろうと思う。
厳しく指導してたんじゃ無かったのか?
なんでこんなバカ力士が出てくるわけ?
角界のたがが緩んでるとしか思えない。
朝青龍のガッツポーズをあーだこーだ言う前に、もっともっと正さなければならない大問題ありすぎ。
でなきゃ国技なんて返上しちまいな。

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朝青龍初場所出場

2009年01月09日 13時16分31秒 | スポーツ
渦中の横綱・朝青龍が初場所出場を決めた。相撲評論家などの意見は「無謀だ。勝てっこない」が大半を占めている。筆者は相撲素人なんで力士の身体を見ても調子など全く解らない。パドックでウマを見て「ひ腹のあたりがだらしなく全く張りが無いから今回は駄目だろう」なんて方がまだ解る(笑)。そんな相撲素人の筆者でさえも「稽古総見で1勝6敗」なんて聞けば、とても本場所で12・3勝するのは無理だろうと感じる。今回の場合12勝3敗以上ならばセーフ、11勝4敗なら激しい議論、10勝5敗以下ならアウトだろうと思う。
そんな状態でなぜ朝青龍は出るのだろう?
ひとつだけ気になるのは相撲協会と講談社の八百長裁判だ。北の湖や貴乃花、藤田憲子さんに若ノ鵬など様々な人物が登場して賑やかになったこの裁判だが、元々は「横綱朝青龍が八百長をした」が争点だ。世間が何に関心を持とうが勝手だが、裁判の争点は朝青龍が八百長をしたかどうかだけである。
仮にこの初場所で朝青龍が初日から3連敗、4連敗して引退してしまったとする。横綱にとってこんな無様な引退はない。せめて3勝3敗、4勝4敗くらいの五分の星で引退しなければ体裁が悪い。
誰かが言い出す。
「朝青龍、少しホシを買えば良かったのに」
別の誰かが答える。
「やっぱりホシなんか買えないんじゃないか」
朝青龍にホシを買う力などなかった。そんな考えが定着すれば八百長裁判は相撲協会が断然有利になる。
ビジネスに忙しくてもう稽古なんかやってられない朝青龍と八百長裁判に是が非でも勝ちたい相撲協会。この両者の思惑が一致すればこんなシナリオも成り立つのではないか。もちろん朝青龍には多額の功労金が支払われる……。
こんな筆者の妄想が妄想に過ぎないのかどうか。日曜日から始まる初場所が非常に注目される。

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不倫二岡やっぱりトレード、日ハムへ

2008年11月11日 05時41分00秒 | スポーツ
不倫二岡やっぱりトレード、日ハムへ

二岡智宏内野手(32)、林昌範投手(25)と、日本ハムのマイケル中村投手(32)、工藤隆人外野手(27)の2対2の交換トレードが合意に達したことが10日、明らかになった。

坂本の成長、今季の不振などもあろうが、最大の理由はやっぱり山本モナとの不倫騒動だろう。
あの時のエントリーでも「二岡には今オフにトレードという噂も出ていたが、これで現実味を帯びてきた感じ。ていうか成績が残せず、トレード話なんか出てきたから自棄酒を飲んでモナを誘ったのかな?だとしたら余りにも情け無い話だが……」と書いたが現実になった。
自業自得だから仕方ない。
一時期ほどの威光は消え失せたが、それでも巨人の選手は実力以上に注目される。日本ハムに行けば実力だけの勝負になる。このトレードをばねに一念発起して汚名返上に努力してほしい。

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埼玉西武ライオンズ逆転日本一~原采配に疑問も

2008年11月09日 21時57分00秒 | スポーツ
プロ野球日本シリーズ第7戦は3-2の逆転で西武が巨人を下して日本一に輝いた。

8回表、西部平尾に巨人越智が逆転タイムリーを喫したときにテレビ解説の堀内・掛布が「ここでストライクを投げちゃいけません」と越智を責めるようなことを言っていたが、これは筋違い。投手は自分の好きな球を投げている訳ではない(笑)。捕手のリードで投球しているのだ。
かといって捕手の鶴岡を責めるのも酷だろう。シーズン中にほとんどマスクを被っていない選手だ。完璧なリードを求めるのは無理だろう。巨人にとっては阿部の負傷欠場が最後の最後の大一番で響いた。

最終回の豊田続投は疑問。この試合がラストだ。あそこはクルーン投入しか考えられない。クルーン温存の理由はただひとつ。延長戦に備えてである。だが延長にするためには巨人が9回裏に得点しなければならない。だがもしも9回表に西武が追加点を取っていれば巨人はさらに得点しなければなくなる。自軍が得点することと失点しないことの重要性を考えれば、最優先するべきは西武に追加点を与えないことだ。さらに言えばもしも9回表を無得点に抑えれば、巨人が2点取って逆転サヨナラの可能性だってある。あの場面では1点取るのも2点取るのも難しさはそれほど変わらない。

全般的におもしろい日本シリーズだったと思う。幸運だったのは西武と巨人というリーグ覇者の対戦カードになったことだろう。これがもしも日本ハム―中日なんてカードならば「日本一です」といわれても釈然としなかっただろう。
クライマックスシリーズは確かにリーグ優勝争いだけでなく、3位・4位争いなどシーズン終盤におもしろさが増えるシステムとは思うが両刃の剣という気がする。

日本シリーズだけでなく、今年はシーズンもおもしろかった。五輪で水を差されたが、セでは阪神の快走から巨人のメイクレジェンド、パでも弱小と見られていたオリックスや楽天の意外な奮闘で盛り上がった。
成功のひとつの要因は、ようやくプロ野球にもフランチャイズ制度が定着してきたこともあるだろう。
来年もこのような勝負をしてくれれば野球ファンはまた楽しめるだろう。その前にWBCで水を差されないか不安だが。あまりWBCには入れ込まないほうがいい……。

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西武・巨人3勝3敗のタイに~日本シリーズ第6戦

2008年11月08日 21時54分00秒 | スポーツ
プロ野球・日本シリーズ第6戦は西武が4対1で巨人を下して対戦成績を3勝3敗のタイにした。

なんといっても西武・岸の好投に尽きる試合だった。
大昔は鉄腕稲尾の4連投なんて「神話」もあるが、現代の野球では投手の分業が確立している。2日前に完封した先発投手を中2日でロングリリーフに送るのは極めて異例。しかも試合終了までまた0点に抑えてしまうのだから凄い。
もしも明日、西武が勝って日本一になったら、明日どんな活躍した選手が出ても、MVPは岸で決まりだろう。

9回裏は「このまま西武が逃げ切れ」と祈りながらテレビを見ていた。別に西武ファンではない。金満虚塵は大キレーだがwww
それは渡辺采配に「喝!」を入れたかったから。もしも巨人が逆転していたら、みんな一斉に批判しそうだからさ(エゴイストブログwww)。
9回裏は絶対にグラマンです。
結果論で言っているのではない(←だから西武に勝って欲しかった)。
最終回を抑えるためにストッパーという投手は存在しているのです。あの場面で使わないならストッパーの存在価値などない。岸よりグラマンが信頼できなければ即刻、解雇してしまうべき。

思えば昨年の日本シリーズ。8回まで完全試合に抑えていた中日・山井投手に代えて、落合監督はストッパー岩瀬をマウンドに上げた。賛否両論あったが、筆者は落合采配を支持した。
最終回を託せなければストッパーの役目はないし、監督の構想が誤りである。最終回、どの投手よりも一番信頼できる投手をストッパーにするべきなのだから。

今日の岸のピッチングは大絶賛するが、渡辺監督の采配は大喝!である。
結果論ではない。

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またミスジャッジ~日本シリーズ第3戦

2008年11月04日 21時49分00秒 | スポーツ
西武―巨人の日本シリーズ第3戦でまたミスジャッジが起きた。
9回裏2点を追う西武の攻撃は一死無走者で打者は佐藤。ボールカウント2―3から巨人ストッパー・クルーンの投じた6球めが佐藤の振ったバットの下に当たる。後ろに飛んだ打球はワンバウンドのあとで巨人捕手・鶴岡のミットに当たり、前に跳ね返る。もちろんファールだ。
しかし主審は前に飛んだと判定して捕手ゴロでアウトとした。
西武・渡辺監督が抗議したが認められなかった。
抗議中、中継していたテレビ朝日は2角度からのスロー映像を3回再生したが、どの角度で見ても明らかにミットに当たっていた。

かねてから微妙なプレーにはビデオを参考にするべきだと主張してきた。しかし未だに実現していない。
ビデオ判定に否定的な人は「抗議の度にビデオを確認していたら試合の流れが止まる」という。
しかしミスジャッジによって試合の流れが変わるほうが大問題である。

プロ野球離れが言われているが、こういうシラけた判定もプロ野球離れに拍車をかけると感じる。
努力なくして観客増など望めない。

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若ノ鵬爆弾の威力は?

2008年10月01日 19時01分00秒 | スポーツ
若ノ鵬の大相撲八百長告発に対する見方は冷ややかだ。
「解雇された私怨」との見方が強い。

でも協会はそんなに悠然と構えていて平気かと心配だ。
確かに、組織的・恒常的に大相撲で八百長が行われていたと証明するのは並大抵のことではない。たかだか入幕五場所の20歳の若造にそんなことはできないだろう。

だが、たとえばプロ野球、あるいはJリーグに置き換えてみれば良い。年間数百試合行われている全試合で八百長が行われたのではなく、その中のたった1試合でも八百長が行われれば大問題だ。
同じように大相撲だって年間数百の取組の中で、たった一番でも八百長が行われたとしたら大問題である。

もしも若ノ鵬が「○○年の○○場所、対××戦で自分が八百長をした」と言い、それが事実と認められたらそれだけで十分な大問題だ。

大相撲に八百長があるかどうかは定かでない。しかし不可解な勝負があるのは事実だ。例えば7勝7敗力士の千秋楽の勝率は異常に高い。
この疑問をある相撲通にぶつけたところ、
「勝ち越し、負け越しが懸かった力士は必死に頑張るから強い」と答えられた。
納得させるような回答だが、逆読みすれば「相手力士は必死に頑張らない」とも受け取れる(笑)。

ともかく若ノ鵬の今回の告発は大相撲にとってかなり危険な感じがするのだが、どうなのだろうか?

コメント
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