金本アニキ、アラフォー三冠王や！

阪神タイガースの「アニキ」、金本知憲がとてつもない活躍をしている。
今季、巨人との緒戦となった10日の試合でも３打席連続本塁打を放ち、開幕７試合めにして３打席連続ホームラン２度という驚異的爆発。ホームラン７本は毎試合１本の計算になる。もちろん打率、打点もトップで現在、三冠を独占中（笑）。
止まらない！阪神・金本、今季２度目の１試合３発

金本といえば前世紀の1999年から連続フルイニング出場という空前絶後の記録を更新中の鉄人だが、打者タイトルにはあまり縁がなかった。2004年に打点王を獲得しただけだ（2005年にはＭＶＰに輝いたがタイトルは無冠）。
打率も残せ、長打も打てる好打者だが、そのためにどの部門でもナンバー２という感じが多かった。
しかし打率も長打も期待できるならば、もちろん三冠王を狙える位置にいる。
今年41歳。アラフォー世代の期待を乗せて、金本には三冠王を狙って欲しい。
そういえば史上最年長の三冠王・あぶさんは今季限りで引退らしい（笑）。あぶさんの分まで金本に爆発してほしいものだ。

橋下知事ファンが大阪府に１億円寄付

リュックに現金１億円、「橋下知事ファン」が府に寄付

財政難の府には涙が出るほど嬉しい出来事だろう。
ただ、ついつい余計な妄想をしてしまうのが悪い癖で……。

超人気タレントが知事選に立候補する。
公約で「私が知事になったら、全国のファンに寄付を呼びかけます。そして寄付が集まったら、その分を減税します」って公約したらどうなんだろう？
「あいつを当選させたら税金が安くなりそうだ」って投票する輩がどれくらい出るか？
――まあ、そんな馬鹿な公約を堂々とするタレント候補はいないだろうが。
でも、今回のニュースが有権者の心底に残って「タレント知事には、こんなメリットがある」と今後の投票行動に影響する可能性はありそうな……。

オウンゴールでわざと負けろー教頭活動停止

「オウンゴールでわざと負けろ」教頭の指示で大敗…新潟

教育上好ましくない……と、また怒り心頭に発する方々がたくさんいそうだ。
以前にも似たような事件があった。

しかし、こういう事が有る度に思うのだが、なんでこんな下手で見え透いた方法をするんでしょうね。
「試合は、同校が６連続で自らのゴールにシュートを入れる異常な展開となり、審判が注意」ってさあ……σ(^_^;)アセアセ
こんなことしたら問題になるに決まってんじゃん。

出場選手を補欠の（中でも特に下手な）選手にするとか、もっと上手い方法が有りそうな物だと思うが……。
「シュートを外せ」、「パスミスして相手にボールを渡せ」、「相手のシュートはゴールさせろ」くらいで十分に負けるだろうし、協会や審判も選手のミスなら指摘できないだろ？

やった事ではなく、やり方のまずさで、この教頭は指導者失格だな（笑）。


【追記】
トラックバック頂いた『時評親爺』（下欄）さんのエントリー、及びコメント欄を読むと「敗戦を指示」ではなく「大敗を指示」とあるのは得失点差の関係で単に負けるだけでは２位にならなかったのでは？という見解が記されていた。
なるほど。深読みしてますなあ、相変わらず。
となると消極的に勝ちを逃すのでは駄目で、このように積極的に負ける試合運びをするしかなかったのか。
それにしても、同校は目論見通りに２位になったものの、次の決勝トーナメントの最初に敗れてしまい、代表を逃してしまったそうな。
故意の敗戦で選手のモチベーションが下がってしまったのかも。

そう言えば、先のＷＢＣでやたらと日本対韓国戦が有ったのは、米国が決勝戦までキューバと当たらないように細工したという噂を聞く。結局、目論見通り米国はキューバと当たらなかった訳だが……（笑）。
下手な小細工を弄するよりも全力で当たった方が好結果を生むということか。

ところで、こうしたクラブ活動で生徒（選手）は優勝を目指して必死に頑張っているのだと思うが、周囲には違う計算が働いているように思えてならない。
高校野球の特待生問題などの際にも触れたが、甲子園大会などは生徒集めの為のＰＲに利用されている面が否めない。
これから少子化が進めば、こうした生徒集めはますます加熱していきそうな予感がする。
若い汗は純粋かもしれないが、その陰に黒い野望が秘められていることを忘れてはならない。

やはり刑期破壊は問題ですなあ

舞鶴市で女子高校生・小杉美穂さんが殺害された事件で、近所に住む中勝美容疑者（６０歳・無職・別の窃盗容疑で服役中）が逮捕された。
「遅いっ！！」って？
スイマセン。色々と調べていたもので……。

中容疑者の前科公表については、批判がある。
確かに刑期を終えた前科者の過去の犯歴を論うのは問題だ。
しかし本エントリーはむしろ今回の小杉さん殺害よりも、そちらがメインなので、あえて詳しく書く。

中容疑者は今から36年前の1973年9月17日、滋賀県草津市内で交際していた女性との別れ話のもつれから女性とその兄の２人を殺害し、その後、近所の住民を人質にして立て篭もるという事件を起こしている。
かなり凶悪な事件である。
その事件がどのように審理されたのかを調べていたため、本エントリーのアップに時間が掛かったのだが、不本意ながら満足が得られる結果は得られなかった。
中容疑者がこの殺人事件で服役した年数が14年というのは判明したが、求刑がどのような物だったのか、判決がどのような物だったのかはっきりとは判明していない。

服役期間が14年だったが、判決が懲役14年だったとは限らない。
ネットで仮釈放を調べてみると、「有期刑の仮釈放は刑期の２／３が目安です」とハッキリ書かれている（笑）。
カップヌードルの希望小売価格は170円、コカコーラ1.5PETは336円らしい。しかし、その価格でこれらの商品を購入している消費者はほとんど居ないのではなかろうか？
カップヌードルならセールで98円とか、普段でも120円くらい、コーラなら168円なんて価格が相場じゃなかろうか？
商品価格が価格破壊で安くなるのは好ましいすが、犯罪の刑期も実際より短くなるのが常識化してしまっている今日は、いかがなものかと感じる。

余談だが、この中容疑者は14年の服役を終えて出所したわずか４年後に、強姦未遂と傷害事件を起こして、また５年間服役している。もちろん再犯時に過去に遡って「前の刑期が軽すぎた」なんて事を蒸し返せないことは承知しているが、過去の２人殺害で服役14年というのは納得できない。

今回の小杉美穂さん殺害については、色々と中容疑者逮捕を疑問視する向きがある。また冒頭で述べたように、過去の犯歴を引き合いに出すのは適切ではないという意見も聞かれる。
従って，個別に彼を糾弾する気は現時点では無いが、やはり犯行に比べて刑罰が軽過ぎる感が否めない事件が多いのは事実だ。さらに言うと「仮釈放は刑期の２／３」なる刑期破壊の常識がまかり通るのが、余計に犯行と懲罰のバランスを崩しているように感じられてならない。
お手頃になるのはカップヌードルやコカコーラだけで良い。