今朝の『とくダネ!』で、小倉智昭キャスターが
「外交・軍事問題で、『どんなに挑発されても、軍事力による武力行使は決して認められない』と言ってる人までが、『ジダンの頭突き? あれはしょうがないんじゃない』と言ってることが理解できない」
と発言していた。
スポーツの試合と戦争を同次元に置く飛躍はともかく、意図することは理解できる。
畠山鈴香容疑者は学生時代、過酷ないじめに遭っていた。その後も、周囲からは浮いた存在で村八分のような状況だった。だからといって彼女の犯行は、決して容認できない。
奈良で放火した高校生は、キムタクも知らないほど、遊びや娯楽を禁止されていてICUと名づけられた部屋で、ひたすら勉強ばかりさせられていた。だからと言って、家に火を付けて良い訳ではない。
今は亡き祖父が、生前、太平洋戦争について語っていた話を思い出した。
「あの頃、日本は石油の輸入を止められて、物資は乏しく、国民の生活は困窮を極めていた。国が滅びないためには、戦争するしかなかった」
誰もが、してはならないことを理解している。しかし、時として「あれはしょうがない」、「今回だけは特別な事情がある」などと理由付けをして行ってしまう。しかししてはならないことは、どんな状況であってもしてはならないことなのだ。
スポーツライターの二宮清純氏が、今回の問題に対して、こう発言している。
「ジダンの行為はスポーツマンとして絶対に認められない。しかしジダンがその行動を取った背景にあるもの(差別や人種問題など)については、別の場で深く考えなければならない問題だ」
まさしく、正論だと感じる。
「外交・軍事問題で、『どんなに挑発されても、軍事力による武力行使は決して認められない』と言ってる人までが、『ジダンの頭突き? あれはしょうがないんじゃない』と言ってることが理解できない」
と発言していた。
スポーツの試合と戦争を同次元に置く飛躍はともかく、意図することは理解できる。
畠山鈴香容疑者は学生時代、過酷ないじめに遭っていた。その後も、周囲からは浮いた存在で村八分のような状況だった。だからといって彼女の犯行は、決して容認できない。
奈良で放火した高校生は、キムタクも知らないほど、遊びや娯楽を禁止されていてICUと名づけられた部屋で、ひたすら勉強ばかりさせられていた。だからと言って、家に火を付けて良い訳ではない。
今は亡き祖父が、生前、太平洋戦争について語っていた話を思い出した。
「あの頃、日本は石油の輸入を止められて、物資は乏しく、国民の生活は困窮を極めていた。国が滅びないためには、戦争するしかなかった」
誰もが、してはならないことを理解している。しかし、時として「あれはしょうがない」、「今回だけは特別な事情がある」などと理由付けをして行ってしまう。しかししてはならないことは、どんな状況であってもしてはならないことなのだ。
スポーツライターの二宮清純氏が、今回の問題に対して、こう発言している。
「ジダンの行為はスポーツマンとして絶対に認められない。しかしジダンがその行動を取った背景にあるもの(差別や人種問題など)については、別の場で深く考えなければならない問題だ」
まさしく、正論だと感じる。