ゴールデンウイークですねえ。
新型インフルエンザの影響で海外旅行は色々と大変そうだが、その反面、高速料金の大幅値引きで国内旅行は例年よりも盛況のようだ。北海道の旭山動物園もゴールデンウイークに合わせて29日から夏季開園が始まり、多くの見物客で賑わっているらしい。なんでもリニューアルの目玉はエゾシカの森という施設だとか。
道民にとってエゾシカは決して珍しい動物ではない。それどころか毎年6万頭から8万頭が駆除されているほど「増え過ぎている」動物らしい。(※参考・「エゾシカ保護管理計画」)北海道に住んでいる友人の話によると、毎年、猟友会の方から鹿肉がお裾分けされるそうだ。また鹿とぶつかる交通事故もよく起きているらしい。本州で言えばニホンザルやイノシシみたいな物かもしれない。
これを展示の目玉として持ってくるところに旭山動物園の大胆さと上手さを感じる。
珍しくもないシカを、例によって様々な角度から見せてくれるらしい。一例として、観客の目の前に水飲み場を作り、水槽をガラス張りにして、水を飲む鹿の舌の動きまで見せるらしい。
「水を飲む舌の動きがオモシロイのか?」と思われそうだが……。
確か『トリビアの泉』で「犬は舌を裏側に曲げて水を飲む」というのを見た記憶がある。それまでずっと舌の表ですくって飲んでいるものとばかり思っていたので、このトリビアは驚きだった。ネコは表で飲むようだが、キツネやタヌキはイヌと同じく裏を使うらしい。シカはどっちなのか、結構、興味が湧く。
1ヶ月ほど前の『噂の東京マガジン』で、コアラのエサ代で悩む動物園を取り上げていた。ユーカリしか食べず、しかも冷凍などにはできないので、契約しているユーカリ栽培農家から毎日エサを取り寄せるため、運送費も含めると年間数千万円ものエサ代となってしまう動物園があるそうだ。かといって園の看板であるコアラをいなくならせることもできず、困惑しているという内容だった。
コアラに比べればエゾシカのエサ代は100分の1にも満たないかもしれない。それでコアラ並みの集客力を発揮すればコストパフォーマンスは計り知れない。
もちろん全国の動物園が旭山動物園のようになってしまい、パンダやコアラなどのコストが高い珍獣が日本から居なくなってしまうと困るが、やっぱり「エゾシカの森」なんて上手い戦略だな~と感心してしまう。
新型インフルエンザの影響で海外旅行は色々と大変そうだが、その反面、高速料金の大幅値引きで国内旅行は例年よりも盛況のようだ。北海道の旭山動物園もゴールデンウイークに合わせて29日から夏季開園が始まり、多くの見物客で賑わっているらしい。なんでもリニューアルの目玉はエゾシカの森という施設だとか。
道民にとってエゾシカは決して珍しい動物ではない。それどころか毎年6万頭から8万頭が駆除されているほど「増え過ぎている」動物らしい。(※参考・「エゾシカ保護管理計画」)北海道に住んでいる友人の話によると、毎年、猟友会の方から鹿肉がお裾分けされるそうだ。また鹿とぶつかる交通事故もよく起きているらしい。本州で言えばニホンザルやイノシシみたいな物かもしれない。
これを展示の目玉として持ってくるところに旭山動物園の大胆さと上手さを感じる。
珍しくもないシカを、例によって様々な角度から見せてくれるらしい。一例として、観客の目の前に水飲み場を作り、水槽をガラス張りにして、水を飲む鹿の舌の動きまで見せるらしい。
「水を飲む舌の動きがオモシロイのか?」と思われそうだが……。
確か『トリビアの泉』で「犬は舌を裏側に曲げて水を飲む」というのを見た記憶がある。それまでずっと舌の表ですくって飲んでいるものとばかり思っていたので、このトリビアは驚きだった。ネコは表で飲むようだが、キツネやタヌキはイヌと同じく裏を使うらしい。シカはどっちなのか、結構、興味が湧く。
1ヶ月ほど前の『噂の東京マガジン』で、コアラのエサ代で悩む動物園を取り上げていた。ユーカリしか食べず、しかも冷凍などにはできないので、契約しているユーカリ栽培農家から毎日エサを取り寄せるため、運送費も含めると年間数千万円ものエサ代となってしまう動物園があるそうだ。かといって園の看板であるコアラをいなくならせることもできず、困惑しているという内容だった。
コアラに比べればエゾシカのエサ代は100分の1にも満たないかもしれない。それでコアラ並みの集客力を発揮すればコストパフォーマンスは計り知れない。
もちろん全国の動物園が旭山動物園のようになってしまい、パンダやコアラなどのコストが高い珍獣が日本から居なくなってしまうと困るが、やっぱり「エゾシカの森」なんて上手い戦略だな~と感心してしまう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます