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文化の伝播

2006年07月15日 02時21分02秒 | 社会・経済
巡回して見つけたトピックスをふたつ。
ひとつはアメリカで1977年に起きた、ジェイソンみたいな襲撃事件の続報です。
もうひとつは日韓の物価が逆転の兆候という記事。

筆者の持論として、文化はと同じ--高い所から低いところへ流れると思っています。
筆者の幼少期には、「欧米じゃ水道の水が飲めないから、わざわざ水を買って飲む」という話が信じられず、水を買うってどんな神経してるんだろ。だったら牛乳やジュースを買うのが普通だろ。と思っていた。現在の日本ではスーパーやコンビニ、自販機で普通に水が販売されている。
「アメリカじゃ、警察官が悪いことをしてるらしい」という話を聞いた時も、「それじゃ、何を頼ればいいんだ?」と思った。これも現在の日本の状況を説明する必要はないだろう。冒頭で例にあげたアメリカの事件も、地名や人名を日本の地名、人名に直して書き直せば、「あー、またこんな事件が起きたんだ」という感想を持つ人が多いのではないだろうか?

結局、数十年前の米国の文化が現在の日本で再現され、数十年前の日本の文化が現在の韓国で再現されているだけだと感じる。だが、そこから学ぶべきことは数多いはず。文化の伝播とは、そういう物ではないかと感じる。もちろん、この場合の文化とは、創造や発展といったプラス方向の意味だけでなく、腐敗や衰退というマイナス方向の意味も含んでいる。


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