西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

往来言葉の物語35(春よ来い)

2014年02月04日 21時09分00秒 | 往来言葉の物語
 35.富田林市の寺内町にて。

 寺内町を通る度、よくご挨拶を交わすお爺さんがいらっしゃって、昨日もまたお会いした。
 遠くから徐々徐々に近づいていくと、独り言であろうか、何やらムニャムニャおっしゃっているのが耳に入ってきた。そして目が合ったところで、いつものように「こんにちは!」と頭を下げると、お爺さんはやはり頭を下げながら……。

「♪は~やくこいっ!」

 ……と歌いながら、木戸を開けてお家の中へ帰っていかれた。
 どうやら、童謡『春よ来い』を歌ってらしたようだ。


 春の訪れが、待ち遠しいですね!

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