YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

夕焼けグラデーション

2022-10-20 19:10:00 | 気象・宇宙
1日中、秋晴れの空!
久々の太陽、嬉しい〜!!



北多摩の紅葉はまだまだこれからですが、中には気の早いイチョウの木も。








地面には、ぎんなんがごろごろ…



つぶさないように気をつけながら撮影(笑)



とにかくいい天気だー
そして、夕暮れには美しいグラデーションが!!













せっかくなので1枚にまとめてみたところ…



へー
こんなふうに色が移り変わっていくのか…

また新たな発見!!!




今日も良い天気になりそうですね。


【昨夜のおうちごはん】
・ツナと野菜のごちゃ混ぜパスタ
・梅ミントジュース

金曜日です!いい1日になりますように!






秋の北多摩ご近所散歩

2022-10-20 08:03:00 | 日々のこと
気温がグッと下がった朝。
今シーズン初の結露


北多摩も少しずつ空きが深まってきました。


プラタナスは昨日の風で葉を落とし始めました。まだまだ緑色ですが、少しずつ黄色い葉っぱも増えています。

直売所にはカラフルな根菜たち。







国分寺の野菜たちは「こくベジ」と名付けられ、地元の飲食店は地場産の野菜を積極的に使っています。


いつものカフェへ。テラス席がちょうど良い気候。


スズランノキの紅葉がどんどんと進んでいます。

餌台や水場にやってくる野鳥も増えてきました。



目の前で水浴び!

iPhoneカメラでもばっちり撮れる距離に来てくれて感激です。

今朝は久しぶりの太陽。久しぶりに近隣の公園に散歩に行けたらいいなぁ…。


【今朝のおうちごはん】

・ビーフハンバーグシチュー
・米粉パン
・カキ
・カフェオレ

今日もいい日になりますように!





SNS時代に対応?尾瀬の映えスポット

2022-10-19 06:25:00 | 雑感
先週尾瀬の話を書きましたが、実は高校時代から数えて、もう35年以上通っています。

最近は尾瀬の山小屋も観光事情の影響か、だいぶ様子が変わってきているような…


弥四郎小屋さんのテラス

いわゆる「映えスポット」「映えメニュー」が増えています。



昔ながらの雰囲気が好きな方には違和感あるかもしれませんが、これ、体験したら病みつきですね。



尾瀬ヶ原を眺めながらのんびりと食べる白玉ぜんざい(600円)。サイコーでしょ♪

夜はランプでライトアップされてます。写真は尾瀬小屋さんのHPから



↑めちゃめちゃおしゃれなメニューが並んでます。

お土産ものもネパールと提携して、こんなかわいい感じになってます。



ネパールってところがいいじゃないですかっ。カモシカのストラップを買ってしまいました(950円)



紐はビーズを埋め込んだマクラメ編み、カモシカは木を彫って着色してあるみたい。




なかなか手がこんでいます。
いい感じ♪



しかも最近は歩荷さん(食材等を運ぶポーターさん)のSNSが人気らしく、ちょうど「歩荷(ぼっか)祭り」なるものが開催されていました。

たしかに、尾瀬の中で新鮮なものが食べられたり、必要なものが手に入るのはこうした縁の下の力持ち的なお仕事のおかげ。通常60〜80kgの荷物を背負って鳩待峠と尾瀬ヶ原を往復しています。

木道の補修などの手伝いも請け負ってくれているとのこと。ありがたい!!



噂によると7人いらっしゃる歩荷さんそれぞれにファンらしき方もついているんだとか、いないんだとか…。

歌って踊れる歩荷さん♪
などとくだらない妄想をしてしまったのですが、YouTubeを拝見したら、木道を整備する資金を集めるために配信を始めたとのこと。

志し高い!!!

インターネットを通じて多くの人に知ってもらうって、確かに大切で良い手段かも。



尾瀬は2000m級の山々に囲まれていて、車ではアクセスできないので、何かと不便なことが多いのですが、こんなオシャレな午後が過ごせるなんて、ほんとびっくり。

なんなら延泊して日がな一日のんびりしてたいかも♪

…なんて。

ただ自然の中に人の暮らしを持ち込むことは、本当に必要なことなのか、そこはちゃんと考えないと…。先日書いたクマの話なんかにどこかで繋がる…。


さて「映え」といえば、帰りに上毛高原でのこと。駅の横にある水上観光センターで、月夜野産のリンゴを入手。その名も「秋映え」。



やはり時代は「映え」ですね。
生搾り的なジュース(300円)もおいしかったです。



それにしても、白玉食べたり、コーヒー飲んだり、気に入ったお土産を即買いしたり、新幹線で往復したり…

学生だったあの頃には信じられない贅沢な世界!!

仕事があるって素晴らしい♪
出来ること、がんばらなきゃ。


【今朝のおうちごはん】

・ベーコンエッグ
・蒸しカボチャ
・米粉パン
・オレンジパン
・野菜たっぷり中華スープ
・カフェオレ

今日もいい日になりますように!




二度目の金木犀と白い木犀たち

2022-10-18 10:17:00 | 植物
先週末、土曜日の夜。
夜道でふっと香ってきたキンモクセイの香り。

家路を急いでいたのでゆっくりと眺める間もなかったのですが、翌朝見に行くと…



鮮やかなオレンジ色の小花が、しっかり開花していました。

キンモクセイは、年によって二度、または三度花を咲かせることがあります。

今年は9月30日頃が1度目の満開でした


その時と比べると今回の開花は、かなり数が少なかったように思います。木によっては、開花していないものもありました。

この二度咲き現象は気温の上昇によるものではないかと考えられているようですが、まだ研究例は少ないようです。

一度散った後、再び花芽が形成される場合みと、すでにある花芽が時間をずらして咲く場合があるとのこと。

ちなみに去年は1回目が練習で、2回目が本番なのかと思わせる満開ぶりでした。その年の気候によって、さまざまな開花の仕方をするようです。

ささて、二度咲きの金木犀の隣でヒイラギモクセイの白い蕾が膨らんでいました。



ヒイラギとつくのは葉の縁に鋭いギザギザがあるためです。


このギザギザがないものは「ギンモクセイ」という種になります。

同じくギザギザのない葉で薄黄色の花をつけていればウスギモクセイ



これらの白〜黄色の木犀はそろそろ見頃を迎える頃です。

11月になると本物(?)のヒイラギの花も開花します。



あのギザギザの葉が妙に印象的なヒイラギもキンモクセイと同じ「モクセイ科」の樹木です。

花を見るとよく似てますよね。
どの花も小さく、そしてキンモクセイほどの香りはないため、目立たずひっそりと咲いています。

そのため、身近で咲いていてもなかなかかっいてもらえないようです。北多摩ではそろそろシーズン。ぜひ探してみてください。

【今朝のおうちごはん】
・チーズオムレツ
・ベーコン
・ニンジンピクルス
・米粉はパン
・ミニクロワッサン
・ヨーグルトwithチョコバナナチップ
・コーヒー


今日もいい日になりますように!





クマの話をしよう

2022-10-17 07:32:00 | 雑感
ここ数年、クマが人里に降りてくると言うニュースを多く見かけるようになりました。

気候の変動や都市化の進行など、さまざまな要因が考えられるようです。

先日出かけてきた尾瀬でもクマが頻繁に目撃されています。


2019@山の鼻VC

展示のクマと踊っている場合ではありません。実はこの直後、真昼の尾瀬ヶ原、しかも木道のわずか10m先にクマを発見。



雑な絵ですみません。

私の前にも30mくらい先に団体が歩いていて、人通りが十分ある真昼の木道です。

がさっという音に目を向けると、再びがさっと、熊の茶色いお尻が茂みの奥に隠れるところでした。後ろにいた友人は気づかなかったそうですので、あっという間の出来事。

ちなみに尾瀬に通い詰めている友人は、星を撮影に出かけたところ、木道の下で子グマが食事中だったとのこと。

ここ↓



思わず逃げていくクマに「(驚かせて)ごめん」と声をかけたそうです。なんか、微笑ましい〜。友人はクマを警戒して音を出しながら歩いていたとのこと。よほど食事に夢中だったのでしょうか?

尾瀬に棲むツキノワグマは草食中心の雑食。人を積極的に襲うことはなく、逆に人を警戒しています。

とはいえ、出会い頭に危険を感じれば、鋭い爪で襲ってきたり、大きな歯で噛みついてきたり…、人間が致命傷を負うことになりかねません。

クマは本来は森の奥に棲み、豊かな森の象徴でもあります。

今回、山の鼻から鳩待峠へ向かう途中、山道でこんなものを見つけました。



クマが落としたミズナラの枝です。冬眠前の実りの季節。

母グマが木に登り、子グマのために枝ごとどんぐりを落とすのだそうです。

木道のすぐ横でクマが食事をしてたということになります。



人が通らない時間帯なのでしょうか…。

見上げると、小さな「熊棚」がありました。



中央の黒っぽく見えるところです。ツキノワグマは木の枝に座り、手の届く範囲の枝を引き寄せては折り、その実を食べ、なぜか残った枝をお尻の下へ敷きます。座りやすくなるのかなぁ…。

結果、大きな鳥の巣のような「熊棚」が出来上がります。

また、クマの爪痕が木に残ることも


2014@軽井沢野鳥の森

登る時より、ズルズルと降りる時の方がつきやすいそうです。

豊かな森であれば、こうしたクマの痕跡が、ごく普通に数多くあるものです。

問題は本来あるべき人とクマとの境界線が曖昧になってしまったこと…。


@戸隠

出かける先で「熊出没注意」の看板を見かけることも多いです。

森が減少したり、気候変動で木の実の実り方が変わったり、ナラ枯れ病などの影響でどんぐりが減ったり、過疎化して使われなくなった農耕地が増えたり、逆にキャンプブームで里山の奥に人が進出したり…。



今、クマを含む野生動物たちの棲む世界は大きく様変わりしているのです。

そんな中で、不幸な事故や被害が多数発生。北海道に至っては肉食で体の大きなヒグマが出没中ですし…。しかも街中まで…。


今後、野生動物たちとどう付き合っていくべきなのか…。

それは山里近辺の自治体や研究機関だけが考えれば良い問題ではなく、山から遠く離れたところに住む私たち一人ひとりの生活のあり方も考えていく必要がある問題。

しかし、この便利な生活からはなかなか抜け出せない自分(^^;;

そんなことも含め、職場の小さなお客様たちにも、こんなとりとめのない話を伝えていきたいなぁ…なんて思っています。

未来を担うまだ小さな力。でも、私なんかよりもよほど頼りになりそうです。

さあ、今週もがんばろう!


【今朝のおうちごはん】
・きのこオムレツ
・ベーコン
・キャベツの甘酢和え 
・トースト
・りんご


今日もいい日になりますように!