2020年10月18日のことだ。
天気が回復して絶好の釣り日和だというのに部屋にこもってプラモ作りに精を出した・・・。
今日は空モノにチャレンジだ。
「おいおい次は海モノの潜水艦イ-19を作るって言ってたくせに、どないなっとんや!?」と誰かツッコミを入れてくれ。
あわててはいけない。
実はイ-19に搭載されている零式小型水上偵察機を作ったんだ。
1/200スケールの飛行機は小さすぎて作るのはしんどかった。
なんとか組み上がって塗装しようとMr.カラーの濃緑色を取り出してラベルを見たら「中島系」って書いてある。
え?どういうこと?
零戦には詳しくないのでネットで調べたら、零式戦闘機は中島製(今の富士重工)と三菱製の2種類があって、それぞれ微妙に色が違うらしいじゃないか。
あちゃ~、知らんかった~。
今回のは潜水艦搭載用の零式小型水上偵察機だ。
どっち系か調べてみたら・・・九州飛行機株式会社だって・・・どないせえっちゅんやと途方に暮れる私。
ふとプラモの塗装でアクリル絵の具が使えるという話を思い出した。
アクリルガッシュという水で溶いて乾いたら耐水性になる絵の具なら家にあるぞ。
ということで、今回はアクリルガッシュという水彩絵の具で塗ってみた。
シンナーの匂いに悩まされないのがいいね。
でも、絵の具を速く乾かそうとドライヤーで熱風当てたら支柱パーツがぐにゃりと曲がって使用不能になっちまった。
余りパーツを組み合わせてスクラッチする羽目になるというグダグダな展開だった。
さてデカールの日の丸を・・・と思ったら劣化してて粉々になった・・・。
仕方なくフリーハンドで日の丸を描いた。
白い縁取り線が一苦労だった。
300円で買ったメガネ型ルーペがなければ不可能な作業だった。
より精度の高い作業をするには、もっと拡大率の高いルーペが必要だと思った。
むちゃくちゃ疲れた。
肉眼ではそこそこの出来だと思ってたが、ブログ用に写真に撮って拡大して見たらガタガタだった・・・。
さて、次は潜水艦本体に取りかかろう。
同じ暗緑色でも航空機メーカーによって色が違ったんですね。まぁ~塗料メーカーもひとつじゃなかったはずですから当然と言えば当然ですよね。同じメーカーでも生産ロットによってまた色が違ったりしてるはず。だからあんまり神経質にならない方が良いかと思いますが・・・。やっぱり使っちゃいますねアクリルガッシュ、いよいよ某男さんの絵心発揮でしょうか。油彩を使う人もいたりするようですね。
デカールが分解する時はアクリル系塗料のツヤ消しクリアを塗ってから使ってみてください。ちゃんと乾燥してからね。あっ、その時は水につける前にデカールの不要な部分をカットしておくと良いです、台紙まで切らずにデカールのフィルム部分だけカッターナイフでスジを付ける感じで(塗膜が広がってるとたいへんなので)。辛気臭いですが、こんな事もまたお楽しみのひとつと考えましょう~(笑)。
デカールの件は以前にもChoro-Pooさんからアドバイスいただいてたのに、めんどくさがって大丈夫だろうと水だけでやってみたら見事に木っ端みじんに粉砕してしまいました…。
イ-19本体の艦橋部のデカールは手書きという訳にはいかないのでご助言通りにやってみたいと思います。
でも、せっかく貼り付けたデカールの耐用年数も心配なんですよね。
かつて作ったプラモはデカールが朽ちて剥がれてたのを見て処分する気になった覚えがあります。
デカール剥がれは糊が弱かったり、貼り付けた時の密着が悪かったりした時と思いますが、ちょっとデカールのコツをお伝えしておきます。
水に着けるのは10~20秒くらいで取り出し、その後ティシュかタオルの上で無理なくスライドしてくれるまでしばらく放置です。
水に長く漬け過ぎると糊が流れ出て弱くなったりするようです。
デカールの密着を高めてくれる道具もあります。メーカーによって名前が違いますが、マークセッター、マークソフター、マークフットなどの名称で売ってます。デカールの軟化剤ですね。200~300円です。中には糊剤を含んだものもあるようです。
これらの薬剤を貼る場所に塗っておき、その上にデカールを乗っけます。貼った後に上から塗っても良いです。ティシュやタオルで軽く押さえつけるとモールドの凸凹にもかなりよく馴染んでくれます。必需品かと思われます。
もっとも私の40年物はそんな事知らない時に作ってますけど、ヤスリを使わないと剥がせないくらいです。
会社のPCからこっそり入力しました。もう5時過ぎだから許してくれるでしょう(笑)。それにしても月曜日なのに暇なのは・・・。
デカールを諦めて手書きの日の丸も素晴らしいです。
私には多分、無理です。
日本機やドイツ機の色は難しいですが、気にしだすと製作が止まってしまうので、最後は「自分が正しいと思ったことが正しい」という論理を押し通してしまいます。
「実機が間違っている」と言い切る勇気?も必要です。(笑)
昔の記憶ですけど、デカールって水につけてしばらくしたらぬるっと取れて、プラモの表面にくっつけた後で位置調整して押しつけておしまいって感じだったような…。
デカールを貼るのに苦労した覚えがなかったので、前回のUボートや今回の日の丸がうまくいかずに悲しかったです。
干からびてるのだろうと、1分~2分くらい水につけてしまったのもまずかったのかな…。
Uボートの未使用デカールでいろいろ実験してみます。
ありがとうございました。
昔、「TVチャンピオン」ていう番組で手先が器用選手権という回があったのを思い出しました。
あの選手たちのような真似はできませんが、せっかく手に入れた思い入れのあるプラモ製作を頓挫させるわけにはいかないという執念で頑張りました(笑)。
次に予定しているイ-400の搭載機は1/350ですから、どうなることやら…。
色についてはUボートでも悩みましたが、調べても調べても何が正解なのかわからないんですよね。
こだわるのもほどほどしておきます。
ありがとうございました。