2021年1月24日のことだ。
メビウス製1/350スケール「2001年宇宙の旅」ディスカバリー号が完成した。
記念撮影の準備をしている時、ふと思い立って、映画の冒頭でモノリスの啓示を受けたヒトザルが骨を手にして凶暴になる場面を再現してみたいと考えた。
なぜ突然に思い立ったのかは分からない。
モノリスに触れたヒトザルが何かの啓示を受けたかように、私の心の中で何かが弾け、「作らねば!」という意識が芽生えたのだ。
(以前も同じことを言ったような気が・・・)
骨はディスカバリー号のパーツのランナーを利用してスクラッチした。
ヒトザルの周囲に散らばっている骨も作ってもよかったが、めんどくさくなったのでランナーを盛って代用した。
この写真を見る際のBGMはR・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」でよろしく。
ちなみに私はサントラレコードを持っているが、レコードプレーヤーが壊れたままなので今は聴けない・・・。
さらにヒトザルが別の群れ(敵対勢力)との争いに勝ち、武器として手にしていた骨を空に放り投げる場面も再現してみた。
(再現というより記憶をもとにしたイメージの表現なので細かいことは気にしないでほしい)
映画では空から落下してくる骨の映像が瞬時に未来の地球軌道の軍事衛星の映像に切り替わったシーンが秀逸だった。
ヒトが手にした武器の進歩を一瞬で表してしまったのだ。
今回は地球軌道の軍事衛星ではなく、いきなり木星軌道のディスカバリー号になってしまった・・・。
(ディスカバリー号は私が製作したプラモ)
最後は、映画にはないオリジナルなイメージとして400万年前にヒトザルが投げた骨が時空を超えて2001年の木星軌道に出現した場面を表してみた。
この後、ボーマン船長とともにモノリスに吸い込まれて亜空間に突入するという設定だ。
完成したディスカバリー号の写真を1枚だけ公開したが、パーツの取り付けに変なところが見つかったので、修正して再撮影しようと思う。
ランナーから削り出した骨が、形も色も、もの凄くリアルです。
両手で骨を掲げたヒトザル、骨を放り投げたヒトザルも素晴らしいです。
追加で2体作られたんでしょうか?
空中に放り投げられた骨、バックの木星、宙に浮いたディスカバリーやモノリスはどうやって撮影されたんでしょうか?
スクラッチの技術、撮影の技術共に素晴らしいです。5枚目と8枚目以降の写真は最高!
頭の中でツゥアルトゥストラは・・や美しく青き・・が聞こえています。
おつかれさまでございます。
青い空を背景にした骨が人工衛星に切り替わるシーンの美しさは脳裏に焼き付いておりますが、お見事です!。
例のPCモニタリアプロジェクションでしょうか。
ディスカバリーは細長いのでちょっと難しかったんじゃないでしょうか?でも違和感なくうまく収まってて素晴らしいです。
アングル替えはちょっと難しいですかね~、もっと見せていただけるとうれしいです~。
無理にとは申し上げませんがもし出来れば原作通りの土星背景をぜひ1枚とか(笑)。
ジャケット絵が欲しくて買った覚えがあります。
今もヨハン・シュトラウスが流れる度にステーションのドッキングシーンや月面のランディングシーンが瞼に浮かんできますです。
リヒャルト・シュトラウスの方もこの映画で一機にメジャーになってしまいましたね、それ以後いろんなイベントの開会シーンや入場シーンにやたら使われるようになってちょっとウンザリしたり(笑)。
最初の公開時まだ中学生だった私は骨のシーンと共に冒頭の月と地球と太陽のシーンもショッキングでありました。
すんません、長くなりましたがテーマがテーマだけに(笑)。
クラキンさんのコメントが天の声というかモノリスの啓示だったのかも(笑)。
ランナーの色が骨っぽくてちょうどよかったです。
人間の大腿骨を模して作りましたが、後で考えたら当時は人間はいなかったんですね・・・。
ヒトザルは1体しかなく、以前に作ったやつの腕をポーズを変えただけです。
写真はPCのディスプレイを横倒しにして液晶画面の上に置いて撮影しました。
ノングレアの液晶だからできたのでした。
さすが宇宙モノSFモノに造詣が深いChoro-Pooさんです。
感動を共有できてうれしく思います。
こんなマニアックな話をできる相手は身近にはいませんので・・・(笑)。
撮影は例の手法で、今回はでディスプレイを寝かせてその上に骨やディスカバリー号を直置きして撮影しました。
そういえば
置いた状態でカメラのアングルを変えたらディスプレイのベゼルや室内が映り込んでしまうんですよね。
プラモの向きを変えて固定するのは難しいし・・・。
土星画像ですか・・・。
おまけで試してみたいです。
あ!そういえば、Choro-Pooさんのブログのトップページの画像が2001年宇宙の旅のオープニングシーンでしたね。
さすがです。