uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


札束でビンタ~爆買い中国外交~

2015-09-24 20:03:44 | 日記
<中国習氏訪米>「爆買い」展開…旅客機300機4.5兆円のニュースを見た。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000035-mai-cn


呆れた。


まだこんな醜悪な外交をする指導者が居たなんて。


内政ではよく見られる汚職かもしれないが、

こんなに正々堂々と賄賂を贈る外交が行われたとは

誠にもって恐れ入る。




旅客機を300機買ってやるから

南沙諸島やサイバー攻撃には目を瞑れってか?


自国でも高い軍事技術があるのだから

旅客機くらいいくらでも作れるが(ホントかな?)

わざわざアンタから買ってやる。

だから私のやる事にイチイチ目くじらを立てるなって言いたいのか。



こんな高圧的で醜い外交を平気で仕掛けてくる習近平を

アメリカ人たちの目にはどう映っているのだろう?


どんなに汚いお金でもお金はお金。

有りがたき幸せ?

それとも毅然と「是は是、非は非?」


そう云えば以前の会談で習近平はオバマ大統領に

両国による世界二分割を提案している。


その時オバマは毅然とはねつけたが

今回はゲンナマのお土産付き。


日本人の古い記憶の中には

『ロッキード事件』の苦い汚職の経験がある。

ロッキードだの、ボーイングなどと聞くと

また政界への裏工作やら裏金を連想する。


前回は日本国内での汚職事件だが

今回アメリカ政界で暗躍しないなんて

どうしても思えない。


航空会社や製造会社がお金に目がくらみ

今後の中国とのビジネスの可能性を考え

政界に圧力をかけ、

中国との盟約を実現すべく働きかけることは

想像に難くない。

そんな動きは航空機メーカーに留まらない。

IT関連や不動産、その他多岐にわたる分野で

札束攻勢によるアメリカ経済に浸食と影響力増大を図っている。

アメリカの経済界では中国の爆買いは

神様に見えるだろう。




今の日本のように

正直に、誠実に、地道にコツコツと関係を築いていこうなんて考えでは、

簡単に足元をすくわれる可能性が高い。



習近平は愚かで下衆だけど狡猾だ。


多分自国の故事にもたけているだろう。






その昔春秋戦国時代、楚の国の王は、

秦の国の王に騙され罠に誘われ亡国の憂き目に会った。


その時のエピソードが日本にも風習として残る端午の節句である。


その主役『屈原』は辞世の詩「石をいだく」の中で云っている。




陽気盛んな夏の初め

草木鬱蒼(うっそう)と茂る時

痛める胸は永く悲しみ

南土を指してひた行く

湯王禹王はあまりに遠く

遥か昔で追う由もない

恨みを止め怒りに変えて

憂いに逢うて心移さず

願わくば我が志(こころざし)

後の世の法(のり)とならん事を

  

   ー楚辞ー懐沙


徳による政治が世の中を治める平和で幸せな世は

今も昔も理想であって決して手の届かない夢なのか?



一貧乏人の私には、金と権力にとり憑かれた

人間や国家のの心理は分からないが、

危機感と嫌悪感が更に強まった。




蚊帳の外の貧乏人が感じる一句。



私にも 爆買い利益 欲しいなぁ



ああ、醜い!! お粗末。