チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

野生鳥獣

2006-12-26 23:19:39 | 動物・自然
すごい雨ですねぇ。
ドドドドド・・・って、さっきからカミナリも鳴っています。
ふぅ~ これで当分水遣りはなくて済むわね(^^;;

今日は退社後、傷病鳥獣救護勉強会に出かけてきました。
ハクビシンという外来動物の取り扱いをどうするのか、いつになく熱い意見交換がありましたよ。
「じゃぁ どうするのか」ってふられるとどうしようもないのだけど、この動物は保護しないって決めるのはなぁ~。やっぱり命の選別はしたくない。
もともとは人間が原因なのだから。

現在カラスも保護対象になっていませんが、あれだって人間達がゴミをきちんと出していれば、これほど増えなかったでしょう。
大量のゴミをちゃんと出すのも面倒。で、カラスは減らしたい。
どちらも人間のわがままです。
時間はかかるかもしれないけれど、餌となるゴミがなければ自然淘汰されて、適正な数まで減るでしょう。だから、自分勝手にゴミだけ出してカラスをどうにかしろ!ではなく、カラスの餌にならない出し方を行政も工夫すべきです。
コンポストを置くのも工夫の一つ。
それをマメに掃除するというお仕事も増えて、雇用対策にもなるでしょ。

イノシシやハクビシンなど農業に被害を与える問題もあるでしょうが、実情を調査して、適正な数まで淘汰される環境つくりも大切だと思うのです。
彼らの生息地や通り道を侵入・分断して利用しているのは、人間なのですから。
まずは原因を調べたいものです。

年々倍々以上に増えているハクビシンの保護と農業被害。
台湾リスもアライグマ(現在絶滅させる方針)も、ただ命を絶つだけでなく、他の道も探りたいもの。
逆に年々減っていく国産生物。
これも、何も外来種だけが原因ではないはず。
人間の環境破壊や生息地への進出も大きな要因。
第3者の立場で、まずは冷静に現状分析したいな、って思いました。
植物が減る>それに依存していた虫たちが減る>それを餌にしていた小生物が減る>それを食べていた鳥や動物が減る。
やっぱり元は人間の仕業。
広葉樹の森を杉林に変えたのも人間。
広葉樹の下草をなくしたのも人間。
生物の多様性をなくしたのは、ほかならぬ私たちなのです。
もう一度あるべき姿は何かを考えて、再スタートを切りたいものです。
神奈川方式といわれる生物多様性保全が出来るといいなぁ、って夢見ています。



ユキ~  ママちん寝てる?



うん 寝てるよー♪



<本日のうさご飯>
セロリ 明日葉 サラダ菜 大根葉 セリ サニーレタス クレソン ブロッコリー
干し人参 オクスボウ・クリティカルケア

だんだん店先から野菜の種類が少なくなります。
お値段も高騰の一途。お正月過ぎまでは仕方ないですかね(;;)

コメント (2)
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