今日かーさんは うそつきおばさんになりました。
実家の母に、病気になってもらいました(^^;;
だって「うさぎの病院に行きたいので遅刻します」って、言えなかったんだもん。
昨日はなにやらちっとも眠気が来なくって、うさぎの白内障についてのまとめを書いておりました。
夜中に一度「ねようよー」ってシジミが来たのだけれど・・・
結局寝にいったのは4時近く(^^;;
さぁ ねんねよー。
こゆきがネンネノ椅子の上で待っています。
あら? しみちゃんは?
椅子の下にも向こうにもいません。
いつものお風呂場の入り口にもいません。
リビングにもいません。
見つけたのは、台所の椅子の下。
お待たせ~ ねんねするよ。
シジミを引っ張り出して・・・
ん? あなた 何か変?
まるでぬいぐるみのように力が入っていません。
目の焦点はあっているものの、声をかけても抱いても反応がない。
えーーーーーーーーーーーー!(--)
そこからが一騒動。
ネンネノ椅子に乗せてなでていたのですが、なんとも反応が無い。
そのうちお腹がキューっとなった気がしました。
なんとなく体が冷えていますし、お腹でも痛いのかと思い、「えーーーい!」とばかりにベッドに入れました。
単に冷えただけならば、温まれば出て行くと思ったのです。
でも ちっとも調子が上がらない。
ユキのショック症状の軽いバージョンというか。
毛布をかけて、一緒に寝ました。
消化器官のツボを押しながら、なでながら、様子を見ます。
30分たっても反応なし。
4時半「プリンペランミックス1袋とステラロールを0.5ml」与えてみました。
シリンジを嫌がる気力はある。
そのまま抱いて寝ながら様子を見ていたら、気がつけば体をダラーーーンと伸ばしていました。
暖かくてリラックス?
いやいや そんな感じじゃない。
スライムみたいに、体が解けて流れた感じ。
腰骨がごつごつ感じます。
(--)5時半 ステラロールを0.5ml追加。
これでダメなら、朝一番にきち先生のところへ行こう。
そう決めていた かーさんです。
ながなが伸びきった体。
物音がしても、かーさんがトイレに行っても、瞳が動くことも無く そのまんまのシジミ。
いやよ そのまま・・・っていうのは(;;)
ユキちゃん シジミを守ってね。
まだまだ そばにいてくれなきゃ困るのよ。
こうして悶々と朝日が昇るのを待ちました。
その間、こゆき様には ベッドの上で 超ご機嫌♪♪
「こゆきもねんねしましょう?」
といっても
「わたち たのちいのぉ~」とばかりに、飛び跳ねています。
布団の上を、あっちバリバリ こっち掘り掘り
ジャンプしてぴょーん♪
「ねぇ ねぇ かーしゃん」って甘えても来る。
自分の部屋だと、こんなに活き活きとするのねぇ。
毛布の端っこから頭を突っ込んで エイエイ!
まるでユキを見ているようです。
シジミが気になるので、もうおしっこしても●をしても、どうでもいいやと思っていたのですが、不思議とそれがありません。
時々ベッドからサークル飛び越えてネンネノ椅子へ。
下に降りてご飯を食べて、またサークル飛び越えベッドの上。
完全にハイテンションです(--)
かれこれ3時間。
シジミは毛布の中で解けて流れて反応なし。
こゆきは超絶ハイテンションで、ニッコニコ。
時々シジミを心配そうに覗いてはなめるのですが、先日のように不安になるより、ベッドふっかふっかに魅了されている様子。
8時にママちんに車を出してもらいました。
結局かーさんは、一睡もしていません。
道中、ちょっと目に意識が戻ったような気配が。
よくきち先生が「移動して、活が入る」とおっしゃっていましたっけ。
9時 病院着。
きち先生は9時半にいらっしゃるので、まずはAHT(看護師)さんが様子を診て先生に報告。
やがて山口先生が「とりあえず点滴(皮下補液)をしましょう」と呼んでくださいました。
「このあたり(肩)の皮膚は弾力がありますが、ほらこのあたり(お腹~腰)は弾力がなくなっている。少し脱水を起こしているんですね。ステラロールを投与しているので、これ(輸液)には入れません」
ちょっと皮下補液を嫌がるシジミ。
「こういう時は動かなくていいのにねぇ」
薬の投与経過を話し、状態を話し。
その後 背中をマッサージ。
なんとなく、今ひとつのシジミ。
「先生がいらっしゃるまで、マッサージをしていましょうか?」
という事で、コートにすっぽりシジミを包んで、いつものねんねの体制に。
やがてきち先生がいらっしゃって、早速診察してくださいました。
「やっぱり 歯かもしれませんね。
??? 問題ないですねぇ??」
いつもより時間をかけて、口の中を隅々まで見てくださったのですが、異常なし。
胃もやわらかいし、腸もガスがたまっている様子は無い。
でも力も無いようです。
体重は先日減った分は取り戻しつつあり、2300g。
「最近 本当に食べなくて来る子が多くてねぇ。
最近は皆さん暖房もしっかりしているんですけれどね」
「我が家はホットカーペット。やっぱり下からじわじわ温まるって、効果があると思うのですが」
天候がめまぐるしく変わる時(前線が移動する時)は、本当に要注意のウサギさんたち。
特にこうしたショック症状的なことは、数時間でおきてしまいます。
ユキの時は4時間ほど。
あれ? 時間帯的には、ユキの時と同じじゃないかな?
「今回はガスチモンを出しておきますので、プリンペランと一緒に与えてください。
今から6時間後に1回。その後6時間ごとに様子を見て、良いようなら12時間後という感じで」
つまり、先ほど輸液しているので今はOK。
次は6時間後に、様子が今ひとつなら投与。
次の6時間後に様子がよければプラス6時間後(計12時間後)の様子を見て投与を検討。
その次は12時間後。時間間隔を伸ばしながら、様子を見て投与を検討するのです。
今回処方されたガスチモンは、主に腸に多くあるセロトニンレセプターに作用する薬。
プリンペランは胃のドーパミンレセプターに作用する薬。
どちらも胃腸に効くのですが、それぞれの主たるレセプター(受容体)にあわせた処方となります。
「まだまだ長生きして欲しいです。せめて8年。出来れば10年。」
「いやいや まだ大丈夫ですよ(^^)」
「一度レントゲンでも撮っておきたいです。時々ダラーンとスライムみたいに流れちゃって、そうすると腰がごつごつした感じになるので、心配になります。」
「ああ、それは腹圧がなくなるから。」
「あ(@@) そうか!腹圧が無くなってダラーーンとなる!」
「それでお腹がへっこんだり、腰骨が目立つようになるんですね。」
一気に目の前の闇が晴れた気がしました♪
という事で、なーーーんとなく目の奥に光が戻った気配もするシジミを連れて、診察室を出ました。
ママちんが いつも持参のシソと明日葉のお弁当をあげてみました。
キラ~~ン☆
一瞬目が輝いたかと思うと
「そうだ ボク よるのごはんたべてないよー」
とばかりに、いきなりシソをひったくって食べだすシジミ(--)
「あれ? 食べだしていますね」
「食べるの忘れてたとばかりに、ひったくって食べています。」
山口先生もいらして
「今さっきの薬がこんなに早く利くとは思えないから、夜の薬が今頃利いてきたのかな?」
本当にうさぎって よく分かりません。
結果オーライ というところです。
だからこそ、沢山の経験と症例をもった獣医さんが必要なのです。
経験則と長年の勘。これがモノを言います。
先生方もホッとした表情でした。
立て続けに飛び込んで、ごめんなさいm(_ _)m
でもおかげで助かります。
「具合が悪いとすぐに連れてきてくださるから、良いのですよ」
と山口先生が気遣ってくださいました。
いえいえ。いつでも気持ちよく診てくださるので、本当に支えられています。
うさぎの下降線は、いかに早く下降を止めるかがキーポイント。
下がれば下がるほど、上昇に向かわせるのに時間も手間もかかります。
家に戻ったシジミは、喜んでバナナをお召し上がりになりました(^^)
後でママちんに聞いたら、こゆきはねんねの椅子の下におこもりだったようです。
そりゃ あれだけ暴れれば、ぐっすりお昼寝よねー♪
夜もバナナをうれしそうに食べておかわりして、すっかり元通りのシジミでした。
でも油断はしないでおきましょう。
実家の母に、病気になってもらいました(^^;;
だって「うさぎの病院に行きたいので遅刻します」って、言えなかったんだもん。
昨日はなにやらちっとも眠気が来なくって、うさぎの白内障についてのまとめを書いておりました。
夜中に一度「ねようよー」ってシジミが来たのだけれど・・・
結局寝にいったのは4時近く(^^;;
さぁ ねんねよー。
こゆきがネンネノ椅子の上で待っています。
あら? しみちゃんは?
椅子の下にも向こうにもいません。
いつものお風呂場の入り口にもいません。
リビングにもいません。
見つけたのは、台所の椅子の下。
お待たせ~ ねんねするよ。
シジミを引っ張り出して・・・
ん? あなた 何か変?
まるでぬいぐるみのように力が入っていません。
目の焦点はあっているものの、声をかけても抱いても反応がない。
えーーーーーーーーーーーー!(--)
そこからが一騒動。
ネンネノ椅子に乗せてなでていたのですが、なんとも反応が無い。
そのうちお腹がキューっとなった気がしました。
なんとなく体が冷えていますし、お腹でも痛いのかと思い、「えーーーい!」とばかりにベッドに入れました。
単に冷えただけならば、温まれば出て行くと思ったのです。
でも ちっとも調子が上がらない。
ユキのショック症状の軽いバージョンというか。
毛布をかけて、一緒に寝ました。
消化器官のツボを押しながら、なでながら、様子を見ます。
30分たっても反応なし。
4時半「プリンペランミックス1袋とステラロールを0.5ml」与えてみました。
シリンジを嫌がる気力はある。
そのまま抱いて寝ながら様子を見ていたら、気がつけば体をダラーーーンと伸ばしていました。
暖かくてリラックス?
いやいや そんな感じじゃない。
スライムみたいに、体が解けて流れた感じ。
腰骨がごつごつ感じます。
(--)5時半 ステラロールを0.5ml追加。
これでダメなら、朝一番にきち先生のところへ行こう。
そう決めていた かーさんです。
ながなが伸びきった体。
物音がしても、かーさんがトイレに行っても、瞳が動くことも無く そのまんまのシジミ。
いやよ そのまま・・・っていうのは(;;)
ユキちゃん シジミを守ってね。
まだまだ そばにいてくれなきゃ困るのよ。
こうして悶々と朝日が昇るのを待ちました。
その間、こゆき様には ベッドの上で 超ご機嫌♪♪
「こゆきもねんねしましょう?」
といっても
「わたち たのちいのぉ~」とばかりに、飛び跳ねています。
布団の上を、あっちバリバリ こっち掘り掘り
ジャンプしてぴょーん♪
「ねぇ ねぇ かーしゃん」って甘えても来る。
自分の部屋だと、こんなに活き活きとするのねぇ。
毛布の端っこから頭を突っ込んで エイエイ!
まるでユキを見ているようです。
シジミが気になるので、もうおしっこしても●をしても、どうでもいいやと思っていたのですが、不思議とそれがありません。
時々ベッドからサークル飛び越えてネンネノ椅子へ。
下に降りてご飯を食べて、またサークル飛び越えベッドの上。
完全にハイテンションです(--)
かれこれ3時間。
シジミは毛布の中で解けて流れて反応なし。
こゆきは超絶ハイテンションで、ニッコニコ。
時々シジミを心配そうに覗いてはなめるのですが、先日のように不安になるより、ベッドふっかふっかに魅了されている様子。
8時にママちんに車を出してもらいました。
結局かーさんは、一睡もしていません。
道中、ちょっと目に意識が戻ったような気配が。
よくきち先生が「移動して、活が入る」とおっしゃっていましたっけ。
9時 病院着。
きち先生は9時半にいらっしゃるので、まずはAHT(看護師)さんが様子を診て先生に報告。
やがて山口先生が「とりあえず点滴(皮下補液)をしましょう」と呼んでくださいました。
「このあたり(肩)の皮膚は弾力がありますが、ほらこのあたり(お腹~腰)は弾力がなくなっている。少し脱水を起こしているんですね。ステラロールを投与しているので、これ(輸液)には入れません」
ちょっと皮下補液を嫌がるシジミ。
「こういう時は動かなくていいのにねぇ」
薬の投与経過を話し、状態を話し。
その後 背中をマッサージ。
なんとなく、今ひとつのシジミ。
「先生がいらっしゃるまで、マッサージをしていましょうか?」
という事で、コートにすっぽりシジミを包んで、いつものねんねの体制に。
やがてきち先生がいらっしゃって、早速診察してくださいました。
「やっぱり 歯かもしれませんね。
??? 問題ないですねぇ??」
いつもより時間をかけて、口の中を隅々まで見てくださったのですが、異常なし。
胃もやわらかいし、腸もガスがたまっている様子は無い。
でも力も無いようです。
体重は先日減った分は取り戻しつつあり、2300g。
「最近 本当に食べなくて来る子が多くてねぇ。
最近は皆さん暖房もしっかりしているんですけれどね」
「我が家はホットカーペット。やっぱり下からじわじわ温まるって、効果があると思うのですが」
天候がめまぐるしく変わる時(前線が移動する時)は、本当に要注意のウサギさんたち。
特にこうしたショック症状的なことは、数時間でおきてしまいます。
ユキの時は4時間ほど。
あれ? 時間帯的には、ユキの時と同じじゃないかな?
「今回はガスチモンを出しておきますので、プリンペランと一緒に与えてください。
今から6時間後に1回。その後6時間ごとに様子を見て、良いようなら12時間後という感じで」
つまり、先ほど輸液しているので今はOK。
次は6時間後に、様子が今ひとつなら投与。
次の6時間後に様子がよければプラス6時間後(計12時間後)の様子を見て投与を検討。
その次は12時間後。時間間隔を伸ばしながら、様子を見て投与を検討するのです。
今回処方されたガスチモンは、主に腸に多くあるセロトニンレセプターに作用する薬。
プリンペランは胃のドーパミンレセプターに作用する薬。
どちらも胃腸に効くのですが、それぞれの主たるレセプター(受容体)にあわせた処方となります。
「まだまだ長生きして欲しいです。せめて8年。出来れば10年。」
「いやいや まだ大丈夫ですよ(^^)」
「一度レントゲンでも撮っておきたいです。時々ダラーンとスライムみたいに流れちゃって、そうすると腰がごつごつした感じになるので、心配になります。」
「ああ、それは腹圧がなくなるから。」
「あ(@@) そうか!腹圧が無くなってダラーーンとなる!」
「それでお腹がへっこんだり、腰骨が目立つようになるんですね。」
一気に目の前の闇が晴れた気がしました♪
という事で、なーーーんとなく目の奥に光が戻った気配もするシジミを連れて、診察室を出ました。
ママちんが いつも持参のシソと明日葉のお弁当をあげてみました。
キラ~~ン☆
一瞬目が輝いたかと思うと
「そうだ ボク よるのごはんたべてないよー」
とばかりに、いきなりシソをひったくって食べだすシジミ(--)
「あれ? 食べだしていますね」
「食べるの忘れてたとばかりに、ひったくって食べています。」
山口先生もいらして
「今さっきの薬がこんなに早く利くとは思えないから、夜の薬が今頃利いてきたのかな?」
本当にうさぎって よく分かりません。
結果オーライ というところです。
だからこそ、沢山の経験と症例をもった獣医さんが必要なのです。
経験則と長年の勘。これがモノを言います。
先生方もホッとした表情でした。
立て続けに飛び込んで、ごめんなさいm(_ _)m
でもおかげで助かります。
「具合が悪いとすぐに連れてきてくださるから、良いのですよ」
と山口先生が気遣ってくださいました。
いえいえ。いつでも気持ちよく診てくださるので、本当に支えられています。
うさぎの下降線は、いかに早く下降を止めるかがキーポイント。
下がれば下がるほど、上昇に向かわせるのに時間も手間もかかります。
家に戻ったシジミは、喜んでバナナをお召し上がりになりました(^^)
後でママちんに聞いたら、こゆきはねんねの椅子の下におこもりだったようです。
そりゃ あれだけ暴れれば、ぐっすりお昼寝よねー♪
夜もバナナをうれしそうに食べておかわりして、すっかり元通りのシジミでした。
でも油断はしないでおきましょう。